中年サラリーマンが都内で独り暮らしをすると、自由気ままな毎日で・・・。
しかしこの時期は何かと出入りが激しくて、毎晩外食で飲み歩いていると・・・
とうとう不摂生がたたって、発熱し、先週は2日も仕事を休んでしまいました。
熱を出してうなされながら、汗ダクになりながら見ている夢は、
誰も居ない広い岸壁から、思い切り竿を振り抜いて、タングステンの弾丸が
薄暮の空を突き破って、肉眼で見えないほど遠くまで飛んでゆく夢でした。
さて、凄い量の汗をかいたら、うそのように熱は下がりました。
まだまだ関節と筋肉が痛いですが、気分はかなりスッキリ。
頭は非常に聡明で、透明でクリアな感覚が広がり、これからの目の前に
起こることがすべて予知できるような気分でした。
この土日は全国的に、ぐずついた天候で、東京でも傘を差して
夜桜見物をする始末。ヤフー天気予報を見ても、どこもパッとしません。
しかしなぜか私の頭の中には、小名浜港の岸壁から気持ち良く竿を振るイメージ
が執拗に沸いてきて離れませんでした。
土曜日の夕方、PM5:30に板橋の自宅を出発しました。
王子北ICから首都高速へ乗り込もうとしましたが、途中、JR王子駅周辺から
飛鳥山公園は花見見物の人たちで大変混雑している様子が見えました。
傘を差しながらの夕刻の花見は、あまり楽しそうに見えません。
そう思いながら、首都高速から常磐道へ乗り込んで、一気に北上しました。
途中、関本PAにあるコンビニで食料と茶を買い込み、いわき勿来ICで降りて
小名浜港へ到着したのはPM8:40でした。
土曜日の夜であるし、それほど寒くないし、さぞかし釣り人でいっぱいなのかな
と心配しながら来ましたが、予想に反して誰もいませんでした。
しかも地面は乾いていて、雨が降っていなかったらしい。
風も、波も、全く無くて、海面は池のようでした。
さらに貨物船が一隻も停泊していない。
港内は独占状態でした。
先週から置いてあるクレーンは日曜日は動かないことを知っていたので、
港の北側に陣地を構えました。
エサはアオイソメ塩漬けのみ。
夜間はカレイが釣れないだろうと、
ハリスに赤いパイプやビラビラゴムを付けることはせずに、
代わりにケミホタルを装着。
たぶんアナゴばかりの獲物になりそうだが、運が良ければクロダイが来るか。
PM9:20 スタート。
なるべく左側奥のほうへ、立ち入り禁止区域フェンスの前方へ投げ込みました。
先週陣地を構えていた場所はさすがに常夜灯に照らされて明るいです。
この明るさがアナゴにとって良いのか?悪いのか?
しばらくはアタリが出ませんでした。
この時間だと、夕マズメのチャンスは過ぎてしまっているし・・・。
PM10:40
いちばん左奥に投げ込んでいた竿先がビリビリ震えだして、1分程して
竿先を引き込みました。
竿をしゃくってみると、かなり重たい手応えでしたが、早くも沖のほうで浮かんで
きたので、アナゴでした。
なんか細いなあ。アナコンダ級を待っているのに・・・。
その後、2回アタリましたが、いずれも針に乗らず。
ここのアナゴたち、警戒心が強くて食いが渋いです。
なぜか釣り人が誰も立ち寄りません。常夜灯の岸壁は広いままでした。
アナゴ1匹だけしか釣れないまま、日付が替わってしまいました。
AM1:35
久しぶりに左奥に投げ込んでいた竿2本、同時にアタリが出ました。
最初ジビジビ・・・1分程してまたジビジビ・・・また静かになり、またアタる。
もうこのへんで針を飲み込んでいるであろう・・・
左から2本目の竿をしゃくってみると、1匹目と同じく重い手応え。
すぐに浮いたのでアナゴだとわかり・・・寄せてくると・・・
さらにいちばん左の、もう1本の竿を持ってしゃくると、
やはり同じような手応え。
またアナゴだろうと寄せてくると・・・ ・・・
おおーっ・・・
えーっ・・・
32cmのマコガレイでした。
あの、かたさんのブログでおなじみの、ひたちなか港の夜カレイと同じですねぇ。
ここでも夜カレイが釣れましたわ。
しかし、その後が続かず。
AM4:00
いちばん左奥に投げ込んだ竿が、微妙に、非常に小さくコツンとアタリ。
しばらく放っておきましたが、15分ほどして竿をとってしゃくると・・・
海底のブッシュ?障害物の奥のほうから引きずり出して、寄せてきて、
アナゴ3匹目ゲット。
AM4:45
少し東の空が薄くなりだした頃
今度は左から2番目の竿に、いきなり竿先を引き込むアタリ。
竿を持って、しゃくると、今までと違って、かなり重い。
強引にゴリ巻きして寄せてくると、コイツはアナコンダ級でした。
AM5:30
完全に夜が明けました。日曜日の朝です。
たいへん静かな朝です。
おっと、先週に私が陣地を構えていた場所に釣り人が来ました。
今回の私の構えた陣地の、左のフェンスの左前がポイントです。
しかしここは、いつも貨物船が係留されています。
今日はラッキーと言わせてもらいましょう。
まったりとした気分で、車の中から文化放送を聴きながら、竿を見つめています。
そろそろやめようかな。昼間はたぶん釣れないし。
先週と同じくアナゴ4本ゲット・・・さらにマコガレイ1枚もゲット。
一晩でこんだけ釣れたら、まあまあ上出来でしょう。
病み上がりだし、これ以上の体力も無いし・・・。
なーんて思って、なにげなくいちばん左奥に投げ込んだ竿を見たら、
糸が少しふけていました。
さっき投げ込んだときに、糸フケ取るの忘れたかな?
そのまま放っておいても良かったのですが、ピンと張っていないと
アタリが判らないので、わざわざ車から出て、竿を持って、糸フケを取って、
少しだけしゃくってみました。
オモリがズズッと手前へ寄った後ろに、引っ掛かったような・・・
その瞬間、カラダが反射的に大アワセを入れていました。
重たーい。
きっと超アナコンダ級が来たぁ・・・と思って強引にリールをゴリ巻き。
満月になったBX-Tの竿をぐいぐい立てて、水面まで浮かせると・・・
ゆら~っと大きな茶色い菱形が浮いてきました。
おおーっ、デカいやん。
夢のゴーマルかな?
それでも、ヨリトリゴムを信じて、玉網も使わず、
岸壁に抜き上げてしまったオレはバカか?
さっそくメジャーをあてて・・・
よーく見ると・・・
一瞬だけ50cmかな?と思ったけど、45cmでした。
ひっくり返しても、よく見たら45cmのまま
うーん、どう見ても45cm
しっかし、夢のゴーマルは難しいなあ。
あと5cmの壁がとっても厚く・・・全国の釣り師たちが悩んでおります。
そろそろ帰ろかと思っていましたが、
「もう1匹おらんかいな」と急に欲が沸いてきました。
その後は日が昇ってきたので、重たく感じるのはヒトデのみ。
AM8:30
終了しました。
一晩の獲物です。
気が付けば、ほんま大漁ですがな。
しかしこの時期は何かと出入りが激しくて、毎晩外食で飲み歩いていると・・・
とうとう不摂生がたたって、発熱し、先週は2日も仕事を休んでしまいました。
熱を出してうなされながら、汗ダクになりながら見ている夢は、
誰も居ない広い岸壁から、思い切り竿を振り抜いて、タングステンの弾丸が
薄暮の空を突き破って、肉眼で見えないほど遠くまで飛んでゆく夢でした。
さて、凄い量の汗をかいたら、うそのように熱は下がりました。
まだまだ関節と筋肉が痛いですが、気分はかなりスッキリ。
頭は非常に聡明で、透明でクリアな感覚が広がり、これからの目の前に
起こることがすべて予知できるような気分でした。
この土日は全国的に、ぐずついた天候で、東京でも傘を差して
夜桜見物をする始末。ヤフー天気予報を見ても、どこもパッとしません。
しかしなぜか私の頭の中には、小名浜港の岸壁から気持ち良く竿を振るイメージ
が執拗に沸いてきて離れませんでした。
土曜日の夕方、PM5:30に板橋の自宅を出発しました。
王子北ICから首都高速へ乗り込もうとしましたが、途中、JR王子駅周辺から
飛鳥山公園は花見見物の人たちで大変混雑している様子が見えました。
傘を差しながらの夕刻の花見は、あまり楽しそうに見えません。
そう思いながら、首都高速から常磐道へ乗り込んで、一気に北上しました。
途中、関本PAにあるコンビニで食料と茶を買い込み、いわき勿来ICで降りて
小名浜港へ到着したのはPM8:40でした。
土曜日の夜であるし、それほど寒くないし、さぞかし釣り人でいっぱいなのかな
と心配しながら来ましたが、予想に反して誰もいませんでした。
しかも地面は乾いていて、雨が降っていなかったらしい。
風も、波も、全く無くて、海面は池のようでした。
さらに貨物船が一隻も停泊していない。
港内は独占状態でした。
先週から置いてあるクレーンは日曜日は動かないことを知っていたので、
港の北側に陣地を構えました。
エサはアオイソメ塩漬けのみ。
夜間はカレイが釣れないだろうと、
ハリスに赤いパイプやビラビラゴムを付けることはせずに、
代わりにケミホタルを装着。
たぶんアナゴばかりの獲物になりそうだが、運が良ければクロダイが来るか。
PM9:20 スタート。
なるべく左側奥のほうへ、立ち入り禁止区域フェンスの前方へ投げ込みました。
先週陣地を構えていた場所はさすがに常夜灯に照らされて明るいです。
この明るさがアナゴにとって良いのか?悪いのか?
しばらくはアタリが出ませんでした。
この時間だと、夕マズメのチャンスは過ぎてしまっているし・・・。
PM10:40
いちばん左奥に投げ込んでいた竿先がビリビリ震えだして、1分程して
竿先を引き込みました。
竿をしゃくってみると、かなり重たい手応えでしたが、早くも沖のほうで浮かんで
きたので、アナゴでした。
なんか細いなあ。アナコンダ級を待っているのに・・・。
その後、2回アタリましたが、いずれも針に乗らず。
ここのアナゴたち、警戒心が強くて食いが渋いです。
なぜか釣り人が誰も立ち寄りません。常夜灯の岸壁は広いままでした。
アナゴ1匹だけしか釣れないまま、日付が替わってしまいました。
AM1:35
久しぶりに左奥に投げ込んでいた竿2本、同時にアタリが出ました。
最初ジビジビ・・・1分程してまたジビジビ・・・また静かになり、またアタる。
もうこのへんで針を飲み込んでいるであろう・・・
左から2本目の竿をしゃくってみると、1匹目と同じく重い手応え。
すぐに浮いたのでアナゴだとわかり・・・寄せてくると・・・
さらにいちばん左の、もう1本の竿を持ってしゃくると、
やはり同じような手応え。
またアナゴだろうと寄せてくると・・・ ・・・
おおーっ・・・
えーっ・・・
32cmのマコガレイでした。
あの、かたさんのブログでおなじみの、ひたちなか港の夜カレイと同じですねぇ。
ここでも夜カレイが釣れましたわ。
しかし、その後が続かず。
AM4:00
いちばん左奥に投げ込んだ竿が、微妙に、非常に小さくコツンとアタリ。
しばらく放っておきましたが、15分ほどして竿をとってしゃくると・・・
海底のブッシュ?障害物の奥のほうから引きずり出して、寄せてきて、
アナゴ3匹目ゲット。
AM4:45
少し東の空が薄くなりだした頃
今度は左から2番目の竿に、いきなり竿先を引き込むアタリ。
竿を持って、しゃくると、今までと違って、かなり重い。
強引にゴリ巻きして寄せてくると、コイツはアナコンダ級でした。
AM5:30
完全に夜が明けました。日曜日の朝です。
たいへん静かな朝です。
おっと、先週に私が陣地を構えていた場所に釣り人が来ました。
今回の私の構えた陣地の、左のフェンスの左前がポイントです。
しかしここは、いつも貨物船が係留されています。
今日はラッキーと言わせてもらいましょう。
まったりとした気分で、車の中から文化放送を聴きながら、竿を見つめています。
そろそろやめようかな。昼間はたぶん釣れないし。
先週と同じくアナゴ4本ゲット・・・さらにマコガレイ1枚もゲット。
一晩でこんだけ釣れたら、まあまあ上出来でしょう。
病み上がりだし、これ以上の体力も無いし・・・。
なーんて思って、なにげなくいちばん左奥に投げ込んだ竿を見たら、
糸が少しふけていました。
さっき投げ込んだときに、糸フケ取るの忘れたかな?
そのまま放っておいても良かったのですが、ピンと張っていないと
アタリが判らないので、わざわざ車から出て、竿を持って、糸フケを取って、
少しだけしゃくってみました。
オモリがズズッと手前へ寄った後ろに、引っ掛かったような・・・
その瞬間、カラダが反射的に大アワセを入れていました。
重たーい。
きっと超アナコンダ級が来たぁ・・・と思って強引にリールをゴリ巻き。
満月になったBX-Tの竿をぐいぐい立てて、水面まで浮かせると・・・
ゆら~っと大きな茶色い菱形が浮いてきました。
おおーっ、デカいやん。
夢のゴーマルかな?
それでも、ヨリトリゴムを信じて、玉網も使わず、
岸壁に抜き上げてしまったオレはバカか?
さっそくメジャーをあてて・・・
よーく見ると・・・
一瞬だけ50cmかな?と思ったけど、45cmでした。
ひっくり返しても、よく見たら45cmのまま
うーん、どう見ても45cm
しっかし、夢のゴーマルは難しいなあ。
あと5cmの壁がとっても厚く・・・全国の釣り師たちが悩んでおります。
そろそろ帰ろかと思っていましたが、
「もう1匹おらんかいな」と急に欲が沸いてきました。
その後は日が昇ってきたので、重たく感じるのはヒトデのみ。
AM8:30
終了しました。
一晩の獲物です。
気が付けば、ほんま大漁ですがな。