漁師じゃないんだから・・・

セオリーと言うヤツをすべて無視して釣りをするオヤジのブログです。          採算なんて度外視。遊びだからね。

2024.6.29 時期が終わってしまったかな   新潟県上越市柿崎海岸

2024-06-30 15:30:50 | 海釣り

 やっとこさ梅雨入りしましたが、天気予報では29日(土)だけ快晴とのこと。

せっかく良い天気なので、絡みを改良したブッ込み仕掛けの検証をするために

柿崎海岸へ出撃しました。

勝負は日の入り後の暗くなってからなので、深谷の自宅をAM10:00過ぎに出発。

上里SAから関越道に乗り込んで六日町ICまで進んで(高速代金2160円)、そこから

下道国道253号線を西進して上越まで向かいました。

このルートだと上信越道を走るより走行距離が約20km短く、しかも高速代金が

ずいぶん安く抑えられるので、重宝してます。

上越のエサ屋を何軒か廻るもユムシが手に入りません。

もう真鯛の季節は終わってしまったのか、何処のエサ屋もユムシの入荷が少なくて

品切れや入荷待ちばかり。なんとか3軒のエサ屋からユムシ弾15発だけ買うことが

できましたが、クソ高く値上がりしていて(200円~250円/個)、それを選択の余地なく

買わされて、とても悲しいです。高速代やガソリン代を節約してもエサ代の値上りが

とても痛いです。

 

 

柿崎海岸にはPM14:30に到着しました。

海況は穏やかなベタ凪、気温28℃、背後の山からの微風。

前日の雨の影響で、すぐ横に流れている柿崎川からの濁りが少し入っていました。

釣りにはとても良さそうな条件なのに、意外や釣り人は少なく、閑散としていて、

先月の賑わいが嘘のようです。

 

 

 

 

砂浜もまだ焼けるほどではなく、それほど暑くも無く、アウトドア気分なんですが。

 

 

じつは中古品ですがヤフオクでシマノBX-T 425(赤竿) を2本入手したので、

これを試してみたい気持ちもあり、

改良した仕掛けと入手した竿の両方の評価をするには、やはりクソ高くともユムシを

付けて投げ込んでみないと、なんとも言えないところがあったのです。

 

 

 

 

3本の竿でユムシ弾がたったの15発しかないのは、前線で頑張るウクライナ軍みたいで、

かなり心細いのですが、暗くなってからのチャンスタイムに無駄なく大切に使うしか

ありません。

 

陣地を作って、明るいうちにセッティング準備完了して、日没を待ちました。

 

 

 

 

PM19:30  やっとこさ暗くなってきました。

さあ、はじめましょか。

大事なユムシ弾を付けて、3本とも全力で遠投しました。

投げ込んだら、あとは待つだけ。

暗くなっても、この時期では寒くもなく、長い夕涼みです。

 

 

投げ込んで、10~20分ほど経過すると、竿先に付けたLED赤が小刻みに揺れ出し、

三脚に付けた鈴が弱弱しくチリン、またチリン、と鳴りだしました。

フグがユムシを齧っているのです。

これぐらいのアタリでは洗濯バサミが外れません。

 

 

 

頼むからズバッと気持ち良いアタリを出してくれっ・・・。

仕掛けを回収すると、願いも虚しく、きれいに取られて素バリで戻ってきました。

回収した仕掛けの絡み具合は良好だったのですが、ホンテロンGP5号のハリスでも

フグに齧られて、噛み跡やザラザラが付いたので、新しいハリスに頻繁に取り替えました。

 

日付が変わる前にユムシ弾を全弾打ち尽くしてしまったので、撤収しました。

気持ち良いアタリは全く見られず、大変つまらない出撃に終わったのですが、

まあ、これもデータ収集のひとつでしょうかねえ。

もう釣りブログも15年以上も続けて書いてますけれど、過去に書いた記事が、

けっこう参考になっているので、今回の出撃も何かの役に立つと思えば、

無駄じゃないのかな。

 


2024.6,23 キジハタ調査 似て非なる漁港  富山県宮崎漁港と新潟県市振漁港

2024-06-23 04:24:35 | 海釣り

県境を挟んで、隣どうしで同じような形の漁港が並んでいます。

富山県宮崎漁港と新潟県市振漁港です。

 

富山県宮崎漁港

 

2024.6.16 調査してきました。

釣りをする人とヒスイを探す人が入れ替わり立ち代わり出入りしていました。

 

漁港内は漁船の係留ローブだらけで、探り難いです。

港内は意外にも思ったより浅くて、深いところでもせいぜい5mほどで、

底が透けて見えるところもあり、水が奇麗なぶん、魚は隠れてしまって居ませんでした。

 

堤防の先端には行けません。

 

港内は小石と砂地になっていて、ヨリトリゴムのような藻が繁殖してました。

底の小石から紐のように長く1本伸びるヤツです。

秋から冬、春は見かけないのですが、夏はこいつが伸びて邪魔です。

 

海岸のテトラ周辺も探ってみましたが、反応無しでした。

 

如何にも釣れそうで、全く釣れませんでした。

奇麗すぎるんです。

今まで景色が奇麗な場所で釣れたためしがないです。

釣れないので足元の小石を見て、ヒスイではないかと拾いましたが、

そのうち白っぽい石が全てヒスイに見えてきて、

ダンプ5台ぐらい借りて来て砂浜の石を全部持ち帰ったろかと思うほどです。

 

約3時間ほど竿を振ってましたが、1度もアタリはありませんでした。

 

 

新潟県市振漁港

 

2024.6.22 調査してきました。

車を停めて、ダイソーで買った1,000円の竿を持って、漁港の外側の砂浜から堤防へ

アプローチしました。

 

 

 

ここから先は、記述すると、また炎上してしまうので、割愛します。

 

市振漁港は水深が在ります。おそらく船の通る水道は、深いところは20mぐらいあります。

底は砂や小石でした。

何か大物が潜んで居そうでしたが、ここはフカセ釣りやサビキ釣りの人が多く、

かなり釣り荒れているようですが、

毎日かなり多くの撒きエサが撒かれるので、絶えず魚が寄ってくるようです。

 

 

昔からキジハタには絶対に効果のあるジャッカルのコーム3.8インチです。

 

 

第1投目から25cmのキジハタが掛かりました。

 

 

小さいカサゴが掛かりましたがリリース。

 

 

2時間ほどやりましたが、キジハタは最初の1匹のみ。

カサゴは2匹掛かりましたが2匹ともリリース。

ソイが来たのでこいつは持ち帰りました。

 

 

この2匹は日曜日の酒のアテになりました。


2024.6.22 富山県のドン深の場所を探して  富山県立野の浜

2024-06-23 00:43:49 | 海釣り

今年はまだ梅雨に入らない。もう一回夜釣りが出来そうです。

夜釣りで大きな魚が欲しいです。

大きな魚は深い海の底に居るから、もっと深い場所を探しましょう。

昔から暇さえあればグーグル地図の航空写真を睨んで、

投げて届く距離で深い場所を探していました。

今年に入って富山県魚津の経田漁港と黒部の生地漁港で初めて竿を出しました。

もともと関西圏で釣りをしていた私には、北陸地方は福井県から石川県までの

狭い範囲でしか経験がありませんでした。今は埼玉県の深谷市に住んでますが、

深谷から北陸地方へ出撃する場合でも、近い新潟県と遠い石川県ばかりで、

富山県は北陸道の通過点でしかなくて、それほど注意して見ておりませんでした。

ところが、最近気付いたのですが、水深を語るなら富山県がダントツ深いので、

魚津から射水までのエリアをもっと注意深く観察すれば、デカいヤツが潜んで

いるんじゃないか、と思ったのですよ。

というわけで、今回は黒部の生地漁港と石田フィッシャリーナの間に位置する

立野の浜で初めて竿を出すことにしました。

 

航空写真で見る限りでは、岸からすぐ近くで海の色が濃くなっていて、いかにも深そうです。

しかし経田漁港での場合もあったし、実際に投げ込んでみて底の状態がどうなっているのか

自分で確かめてみないと、なんとも言えません。

 

それと、車を横付けできるか? これも重要なポイントです。

航空写真では行けそうだと思って、わざわざ遠い距離を走ってやってきたのに、

実際に現地に到着してみると、ロープやチェーンが張ってあって入れないとか、

道路に段差が在って入れなくて、泣く泣く他の地点へ転進するケースがとても多いです。

今回の立野の浜は海岸線まで立ち入れる処を見つけました。

 

 

さてと、金曜日に仕事を終えて深谷の自宅で晩御飯を済ませて、PM20:00に出発。

関越道の上里SAから乗り込んで、上信越道に入り、上越JCから北陸道へ入って南下。

越中境PAで日付が変わるのを待って、高速道路の深夜割引が発生する午前零時過ぎに

すぐ近くの朝日ICで降りて、国道8号線で南下。現地には22日AM1:00に到着。

 

満月の夜だったので、肉眼でも海岸線の様子がよく判りました。

風も無く、波も無く、ベタ凪でした。

この日は大潮で、前日PM22:00の干潮ピークから翌日AM11:30満潮ピークまでゆっくり

潮が満ちてくるようですが、日本海なので干満差が35cmほどしかなく、干満差よりも

潮が流れるかどうかが重要です。

 

 

沖に向かって右方向、遠くに見える堤防白灯台がドン深だった生地漁港。

手前のすぐ近くの突堤でルアーマンが独り夜通しで頑張っておられました。

 

 

沖に向かって左方向、遠くに見える出っ張りが石田フィッシャリーナ。

ここ何年かはカレイは釣れていなかったようですが。

 

 

今回用意したエサは、冷凍庫にあった残り物の寄せ集めです。

釣具屋に立ち寄らなかったので、虫エサは無し。

 

塩漬けのホタルイカ、生とボイル2種、小イカのゲソ、冷凍ユムシ、

 

 

 

 

AM2:00  釣り開始。

 

釣り座の沖には、定置網が仕掛けてあります。

なので、ここにも、魚は居るはず。

 

 

 

3本の竿にそれぞれ違うエサを付けて、広角にフルキャスト・・・しようと・・・構えて、

1本目の竿を「エイッ」と投げた瞬間、私の左腰の関節にピリピリッ!!と電気が走りました。

「いててててー」。

それ以降、痛いのを我慢して投げていたので、3色ほどしか飛ばせてません。

皆さん、長時間運転をして、すぐに過激な運動してはいけませんよ。

たかが釣りでも、竿を投げる前に、軽く準備体操をしておきましょう。

 

あのですね、

ここ、完全に見込みが外れました。

ここ、めちゃくちゃ浅いです。オモリが着水して、ラインが出てゆきません。

まっ、3色程度しか飛ばせてませんが、底は砂地、シモリも無く、平坦な浅い海でした。

 

 

前日に大雨が降った影響で、白っぽい海水の色。

 

今回は、

新しく改良した仕掛けの絡み具合いを試したくて、20分間隔で投げ直しを行いました。

アタリも出ないのに、回収した仕掛けはどれも素バリで戻ってきました。

じつは今回から、ハリスを、安価で柔らかいCN500から高価で硬いホンテロンGPに変更

しました。どちらも5号です。

何度も投げ返しているうちに柔らかいハリスは縮れて絡みやすくなってしまう

から、底ウネリのある場所でも鯛狙いのような長いハリスが必要な場合はハリスを

硬くしないとダメだな、と感じました。仕掛けが絡んでしまうとアホなカレイでも

釣れないですからね。カレイは絡まないように短いハリスの仕掛けでも釣れますが、

鯛やスズキはハリスが短いと釣れません。

 

硬いホンテロン5号ですけど、今回1回だけフグにスパッと切られて戻ってきました。

 

AM5:00  真ん中の竿が、わずかに竿先を上下させて繰り返しました。

ん? エサ取りの仕業かな。エサ取りが口に掛かった針を外そうとしているな。

そうはさせん。

竿を持って、えいっ、とあわせると、手元に重たさが伝わり、針に乗りました。

よし、乗った。ホンテロンを切ったオマエの正体を見極めてやるわ。

リールをグリグリ巻いて寄せてくると・・・

えっ? なんで?

オマエがアタリを出していたのか?

 

 

ツブ貝がなんで? 金沢や能登半島でよく釣れてくるツブ貝がここにも居るのか?

 

 

ツブ貝から針を外して、水汲みバケツに放り込んでいたら、

なんと、すぐによじ登って脱走しました。

皆さん、コイツの行動力はほんと凄いですよ。

コイツが竿先のアタリを出していたことに納得しましたわ。

 

 

明るくなってきて、富山市の上空に放射状の雲が現れました。

クワバラ クワバラ

眠いし、集中力が無くなるし、腹減るし、腰痛いし、

そこへ変な雲が出て、何か縁起悪そうだったので、気持ちが一気にネガティブに。

 

AM5:45   背後から陽が上って来て、

私の背中がカチカチ山のように熱くなってきたので、終了しました。

 

 

今回の出撃をまとめると・・・

 

①この場所が見掛け倒しで浅い場所だった。

 遠投すると急に深くなる場所まで届くと思うけど、大きなエサを付けたら、

 たぶんそこまで飛ばせない。

 

②ホンテロンのハリスは絡まなさそうですが、今回のテストだけでは

 なんとも言えない。今回は水深が無かったので。

 

③ホンテロン5号でもフグには切られる。

 

まっ、得たものは多かったですよ。


2024.6.15 夏の魚を狙ってみるが・・・    石川県能登半島珠洲市蛸島漁港

2024-06-16 16:47:21 | 海釣り

昨年の夏に穴釣りでキジハタを連発した記憶が忘れられず、

能登半島で震災を被ったド真ん中に位置する珠洲市蛸島漁港へ出撃しました。

昨年の暮れ以来の出撃です。

珠洲市の蛸島漁港は2020年の暮れに、私が自分で見つけた大型カレイの

超優良ポイントでした。

「でした」と言うのは、じつは巻網漁船の輪島丸が停泊するから大型カレイが

寄ってくるわけで、

2023年5月の地震で岸壁が壊れてから輪島丸が寄港できなくなり、それと共に

カレイは釣れなくなりました。

私は、将来、定年後の冬季はカレイを釣るために、ここに長く居座るつもりで、

そのための中継地点として、金沢近郊に、2022年にわざわざ秘密のアジトなる

部屋を借りたのですが、

2023年5月の地震、そして2024年の元旦に発生した大地震で大打撃を受けて、

蛸島漁港は完全に壊滅してしまいました。

まっ、カレイの代わりと言ってはなんですが、

食べて美味しいキジハタは私の周囲でも凄くウケが良いので、

これからは夏のキジハタ狙いに、もう少しのめり込んでみようかと思います。

 

金沢に近い秘密のアジトをPM13:30に出発して、工事だらけのデコボコの

能登里山海道を通って、蛸島漁港にはPM15:45に到着しました。

普通なら90分で到着するのに、今回は135分もかかってしまいました。

途中、未だ手付かずの壊れた街並みの惨状を目にして、

「本当に釣りなどしていて良いのか?」と背徳心に苛まれました。

 

 

あちこち地割れだらけで、タイヤが嵌りそう。

そこらじゅう落とし穴だらけ。

 

 

 

以前は立ち入り禁止の看板前まで行けたのに。

 

 

 

立ち入り禁止看板の裏側は濁っていて底が分からない。

 

 

うわっ、白灯台が傾いてるやん。堤防そのものが傾いているのか。

 

 

 

震災前は規則正しく積み上げられたテトラが、あちこち崩れてました。

 

 

 

テトラが崩れた箇所は穴が埋まって、浅くなってました。

浅い穴ではキジハタはおらず、カサゴばかり。

地震で残った数少ない深い穴を探して、期待を込めてソフトルアーを落としてやると、

穴の底にキジハタは居ました。ゴッ、ゴンゴン、居たら丸呑みです。

 

 

 

 

 

 

 

明らかに小さなキジハタは逃がしてやり、カサゴは全てリリースしました。

 

浅い穴にはカサゴ君が。

 

 

コイツも良型だったけどリリース。

キジハタと比べたら、カサゴは身が少ないなあ。

 

 

日没で終了。

 

 

 

持ち帰り分は6匹でした。

コイツらはキンキンに冷凍して、ご近所の奥様連中に配る予定です。

オレの株が上がるという段取りです。

 

あのですね。輪島と珠洲方面へ向かうための行きの道路は整備されてましたが、

帰りの金沢方面へ帰る道路は未だ全然整備されておらず、

「各自、自分で注意して帰れ」という状態。

お陰様で、どうにか国道249号線へ出て、海岸伝いに穴水から七尾、そして金沢へ

帰りましたが、デコボコだらけの夜道はクルマのタイヤにも、かなりダメージが

あります。

秘密のアジトへ180分かけて戻ってきました。

釣り情報や近況がとにかく少ないです。なるべく皆さんの参考になるような記事を

重ねてゆくつもりです。

 


2024.6.1 条件良くても回遊して来なかったら釣れんわな  新潟県柿崎海岸

2024-06-02 16:14:53 | 海釣り

なんとなく、今年はもう真鯛は釣れないのではないか?と思い始めています。

「砂浜からのブッ込みで、大きな真鯛が、そう簡単に釣れるもんじゃない!!」と。

みんなそう思ってる、誰もがそう思ってる、私だってそう思ってる、・・・

なのになぜ、まだ、柿崎へ向うのか? ・・・それはバカだから。笑。

いちどおいしい目に遭うと、止められなくなるんですよ・・・競馬の高額配当が

当たってしまったときと同じで・・・たまたま飲みに入ったスナックで渋谷凪咲

や秋元千夏に似た女の子が応対してくれたときと同じで・・・

うまい投資話に乗っかって、最初だけ儲けさせてもらったときと同じで・・・

脳ミソが快感を覚えてしまっているから止められないんです。

でも、最近ですが、歳いったからかもしれませんが、頭の何処かに、冷めた自分

が居るんです。若い時みたいにカァーッと熱くなって入れ込んでいる訳でも

ありません。なんとなく先週までの3回の出撃で、少し疲れてしまったと言うか、

「今年はこれでもう十分じゃないか」という自分が居るのですよ。

 

当日もし、天候などの条件が悪ければ、すぐに引き返してこよう。

そう思いながら6月1日㈯AM9:00に自宅を出発。

国道253号ルートを走って、柿崎海岸にPM13:45到着しました。

海岸の様子を見てみると・・・

 

 

 

 

 

ウネリがまったく無いやん。波打ち際もとても静かだし。

めちゃくちゃ渚です。柿崎川からの濁りも無く、きれいな砂浜が拡がっていました。

風も無く、快晴です。

 

こ、これは、釣らねばならぬ。・・・ということか。

海の神様が私のためにお膳立てしてくれているようなものだ。

 

この日はネット販売のユムシを購入してこなかったので、もし上越市街のエサ屋で

ユムシを入手できなければ、ここに戻らず、糸魚川方面へ次なる新規開拓の釣り場

を探しに行こう。どうせ上越ではユムシは手に入らないと思うから。

国道8号線をダラダラ走って、上越市街のホシノ釣具店に立ち寄って、ユムシが

有るかどうかをダメもとで訊いてみると・・・

私  : 「ユムシ有りますか?」

店  : 「ありますよ」

私  : 「えっ? 有るの?(意外にも) 」・・・ちょっと考えてから「ちょーだい」

店  : 「いくつ?」

私  : 「20個、有る?」

店  : 「 (あるよ) はい、」

私  : 「1個いくら?」

店  : 「220円」

私 :  「 ( クソ高いけど、まあええか  )  うん、ちょーだい 」

 

 

予想していたよりずっと品質の良いユムシでした。日本人の大きさぐらい。笑。

 

うーん、ユムシを買ってしまったからには、もういちど柿崎海岸へ戻って、

釣りをせねばならない。

 

PM14:30 柿崎海岸へユムシを持ち帰って、再び海岸の様子を見ると・・・

すごく釣り人が増えていました。

 

 

うわっ、先週に隣に居たオッサンが早くも陣取って竿を立ててるがな。

とりあえず、釣り座を確保するために、私も三脚と竿だけ立てて、

夕方まで車の中で時間を潰しました。

 

 

タイガース、交流戦まだ1勝もしとらんがな。今年の優勝は無理やな。

 

日が暮れるまで退屈ですわ。

 

夕方になって、この1週間で改良してきた仕掛けを試してみました。

ウネリに強い先オモリ型にしました。

 

 

 

 

 

 

 

PM18:50  やっとこさ太陽が水平線に沈みました。

ここまで待ちましたよ。待ちくたびれてしまいましたわ。

さあ、高価なユムシを付けて、始めましょか。

 

 

 

30分毎に回収して、新鮮なユムシに付け替えて、遠投。

何者かがユムシを齧ってますが、鯛の齧り方ではないです。

風も無く、波も無く、わずかな音や揺れにも敏感に捉えることができました。

が、アタリは出ません。

いくら待っても静かすぎます。

月が上ってこなかったので、とても暗く、霧がかった空と海の境界が見えなくて、

幻想的な視界が拡がりました。

ときおりJR北陸線の電車の音が背後から響き渡ります。

頭上には大きな北斗七星がクッキリ、パッチリ見えました。

ここでは小さな星団も見えるし、人工衛星も見えるし、流れ星も見えます。

 

前回釣れた時は、砂浜のあちこちで歓声が上がっていましたが、

今回は誰も1枚も釣ってません。

日付が変わって、2日(日)AM1:00 ユムシが無くなったので終了。

これだけ好条件がそろっても、鯛が接岸して来なければ、釣れないですね。

毎週末しか来れない私にとって、乗っ込み時期のチャンスって、なかなか

巡り合えませんね。

毎晩ならもっと釣れるかもしれないんだけどなー。