今日から愛媛県美術館で開催している
「人体の不思議展」にさっそく行ってきた。
一言で言うと人間の輪切りとか筋肉や神経系や臓器などの人体標本の展示会です。ただ、この人体標本が基本的に本物でできているところがミソですが。
というわけで、入場してみると、いきなり腕の標本と足の標本がかざってあって、その後も頭の標本やら脳の標本、循環器系の標本、呼吸器系の標本、消化器系の標本、血管モデル、約1か月ごとの胎児のモデルとなかなか衝撃的なモデルが盛りだくさんでした。例の人体の輪切りも中盤の終わりごろに飾られてました。
で、1時間くらいかけて見て回ったのですが、肺やら心臓やらの位置的にわかりやすい臓器はいいんですが、それより下の内臓詰まってるあたりは断面見ても輪切り見てもどれがどれだかよく分かりませんでした。多分これが胃でこれが肝臓だろうくらいはわかるんですが……。さらに、内臓はまだなじみがあるからいいとしても、筋肉や神経系についてはなじみが薄いため、説明文を読んでもどれが何やらさっぱりです。なので、どれか一つの全体モデルに各部名称の札くらい付けてくれてればもっと分かりやすくていいのにと思いました。
ただ、ところどころに飾ってあった豆知識コーナーは結構ためになるというか、面白かったです。
そして、ルートの最後に触れる人体模型（人間を縦方向に2分割したもの）があったので、触ってみたのですが、思っていたよりも硬くて、その辺にある普通のフィギュアとかと同じような手触りでした。そりゃあ、シリコンで仕上げてるから当たり前なのかもしれないけれども……。
それから、出口前の売店でパンフレットみたいなのがあれば買おうかと思ってみてみましたが、それっぽい本が3000円だったので断念して、何となく微妙っぽい胃ボールペンを記念に購入して帰ってきました。
たしかに、コレは見る人をものすごく選ぶ気はしますが(こういうの駄目な人は最初の腕でアウトだと思う)、めったに見れないものが見れる機会なので、行くチャンスがあれば勇気を持って行ってみてはいかがでしょうか？
ちなみに、今日(初日）の午前中に行ってきましたが、年配の方や子供連れの人が多かったです。
