真流行り神の2作目です。真の1が少しあれだったのでどうなるものかと思っていましたが、原点回帰ということで購入しました。
で、取りあえず5話+αまで1回ずつクリアしたので感想。
まず全体的な作りとして確かに原点回帰してるだけの事はあって、流行り神と同じ感覚でプレイできました。
前作で一体どの辺がウソを操って事態を打破しているのかが謎だった、ライアーズアートも作中でまだまだ不完全なものとしてストーリーに無理のないように組み込まれた印象。
まあ、ライターが変わったせいで紗希の性格までかなり軽く変わってしまってるような気もしないではないけど……。
個人的にはこれくらい軽い方が好きだけど、前作で関係者が死にすぎてこうなってしまった可能性もあったりするのかも。ちなみに、今回から初登場の新しい監察の如月蜜子が設定盛りすぎ。科捜研の所長で古い神社の巫女で魔女で、もう何がなんやら、困ったら如月さんに頼っとけ的な存在になってます。
あとは外伝の刹那編に出てくるお茶目な怪盗マーヤも次回作があればレギュラーになるんだろうなあ。旧シリーズで言う間宮ゆうかポジで。
しかし、なによりも初代とのストーリー上の絡みが明確に書かれたのは個人的にとてもうれしい。
本部長は予想通り彼だったし、その先輩の存在もうっすらと出てきてるし、間宮ゆうかはムーに特ダネあげまくってるし。さらに特殊報道部ネタもちらっと出てきたり、これはもう続編に期待するしかない。
というか、もしかして各シナリオを完全クリアしていくと隙間録や外伝でその辺の話が出てくるのだろうか?
もしそうだとしたら、さくさく進めなければ!!
後余談ですが、女性陣の絵がとてもきれいになりました。
紗希をはじめとして美子もリセもみんなふつくしい!
とにかく、前作はがっかりだったという人にも今作はお勧めですので、チョイコワ系が好きならお勧めです。