【門間】
日経新聞先週の記事です。
アルコールと病気になるリスクはどの程度関連があるか、国立がん研究センター
の津金昌一郎センター長の話です。
「そもそもアルコールは体にとって“毒”。適量を超えた飲酒を長年続けていると、
様々な病気のリスクが高まる。」と津金センター長は言い切っています。
男性の飲酒量で見た場合、「時々飲酒(週1回未満)している人」を1とした場合、
「1日当たり日本酒換算で2合」飲む人のがんになるリスクは1.4倍
「1日当たり日本酒換算で3合以上」飲む人のがんになるリスクは1.6倍になるという。
これらの数値は、同センターが中心となって実施した多目的コホート研究によって
算出されたものなそうです。
この研究結果から見えた病気リスクを下げるカギは
① 酒の量
日本人にとっての適量は1日23グラム(純アルコール換算)
具体的には、ビールなら大瓶1本 日本酒なら1合
② 飲み方
毎日飲まない(週に2日以上の休刊日を)
③ 食事
野菜 果物をよく食べる
塩分 糖分は控えめに
④ 禁煙 定期的な運動
喫煙者は酒量が増えるに従ってリスクが著しく上がる
健康を維持しながら酒を飲み続けるにはリスクを最小限に。
上記リスクの中で、自分として一番きついのは②の毎日飲まないですね。