一昨日、ハウスメーカー主催の相続セミナーに出席してきました
なんと会場は満員御礼状態
80名程度の参加者だったそうです
セミナーは2部制で第一部は公認会計士・税理士の遠山先生
先生は私と同じ相続アドバイザー協議会のメンバーでもある
「相続でこまらないために今できること!」のタイトルで講演をされていらっしゃいました
第二部はリクルートOBであり、今ブームの自分史の作成会社の高橋社長
「もうひとつの相続のカタチ」として「自分史」ブームの最新事情についてのご講演でした
税務面でみた相続対策(いわゆる数字による)としては、端的に言えば
相続税評価額を下げるために借金をしてアパートやマンションを建築する
これは実にシンプルで確実に相続税対策にはなります
が、われわれ不動産会社としては単純にそれはお勧めできません
震災後、被災された方々を対象とし、かなりの賃貸住宅が建設されました
そして、現在は復興住宅の建設も進んでいます
仮設住宅や民間借り上げ住宅にお住まいだった方も新たに住宅を購入されたり
新築されたりで退居も進んでいます
何より仙台市の人口の増加もひと段落、今後エリア別に見ていくと
人口が減少するであろうエリアが増えていくのです
と、なると供給過多で需要減少
つまり賃貸住宅の需要と供給のバランスは崩れ、空室は増加
もちろん賃料も下降状態となってきます
安易に賃貸住宅を建設することは、相続時に相続税対策にはなりますが
子孫に負の遺産をも相続させてしまう可能性が大なのです
賃貸住宅の建設をご検討しているのであれば、現在のマーケティングと
今後の状況予測は非常に重要なポイントになります
是非、弊社のようなプロに一度ご相談のうえ検討されることをお勧めします!