あなたの周りには左利きの人がどれくらいいますか?
結構前に見た本の紹介コラム。
一般的には左利きは人類全体の約10%だと言われています。
ちなみに私も左利きです!!
でも…字を書くのは右。箸は左。ハサミは左。
サッカーする時は…多彩なキックは左…遠くに飛ばす時は右…左利きでいいのかな?(笑)
「左利きは天才か変人に分かれる」「左利きは短命」というような俗説もありますが…。
わかっているようでわかっていない左利きの人々の実態を書いた本から一部抜粋。
まずは「ハンコ」。ハンコを押す場所は決まって右側にあります。そのため、押す位置が左手で隠れて見えないので左利きの人間はハンコを押すことが苦手なのです。
日本食の代表「寿司」にも実は利き手が関係しています。桶の中に美しく並べられたにぎり寿司は左斜め上を向いており、右利きの人間が食べやすいように並べられているのです。
フムフム。
現在では左利き用のハサミ等、左手用の製品が発売されていますが、ここまでかというほど右手重視の商品があります。
それが「カメラ」です。
カメラのシャッターは右側に付いているので左指ではもはや押せない位置にあります。
なるほど!
「ビデオカメラ」に至ってはもっと露骨です。まずビデオカメラには手を固定するベルトが付いていますが、それは右手専用。
右手で構えて、右手でスタート/ストップボタンを押し、ズームも右手で操作する。更に左側には液晶モニターが付いており、右手で持つしかないです。
確かに!!!!!
「トランプ」で遊ぶ時も左利きの人間は一苦労。ババ抜きをする時、右利きの人間は左手にカードを持って右手で引きます。左利きの人間はその逆で、右手にカードを持って左手で引きます。その時手持ちのカードは見やすいように扇形に広げることでしょう。すると不思議なことに右手でカードを持つ左利きの人間のカードには数字が見えません。なぜならトランプの絵柄は左手で持った時に見やすいデザイン、つまり右利き用に作られているのです。
あれ?あんまり苦労していない…。やはり私は右利きなのか…
このような左利きの苦悩を右利きの人間は知りません。知る由もありません。
いかにこの世界が"右利きの世界"であるかに気付いていないのです。と結んでいました。
『左利きの人々 (中経の文庫)』
左利きの人々の実態について学ぶことができますよ。
興味のある方はどうぞ
自称左利き鈴木の最近のお気に入り
自宅で、もんじゃ焼き