先日、心配蘇生法の短期講習を受けてきました。
恥ずかしながら2015年ガイドラインが改正されてから一度も受講していなかったのです。
AEDの使い方もはっきりわかっていませんでした。
誰かが急に倒れたとき、意識を失ったとき、
自分の家族は勿論の事、大事な人を救えるチャンスを逃してしまってからでは遅いのです。
人形を使って、やります。
5年ごとに救急心肺蘇生のガイドラインが変わるので、その都度、受講することをお勧めします。
厳しい講習を受講すると受講証がもらえます。
以下、2015年から変更になった点のようです。
●胸骨圧迫のテンポについて
1分間に100回~「120回」と上限がつきました。
ガイドライン2010では圧迫のテンポは1分間にすくなくとも100回となっていましたが、ガイドライン2015では、100回から120回のテンポに変更され質の高い胸骨圧迫を行うことの重要性が更に強調され、絶え間ない胸骨圧迫をイメージしやすくなりました。
●胸骨圧迫の深さについて
ガイドライン2010では胸骨圧迫の深さは、傷病者の胸が少なくとも5cm沈みこむように強く早く圧迫を繰り返すとしていましたが、新しいガイドラインでは6cm を越える過剰な圧迫を避けつつ、約 5cmの深さで胸を圧迫としています。
●呼吸の確認と心停止の判断
ガイドライン2015では、呼吸の確認に迷ったらすぐに胸骨圧迫という項目が追加され、呼吸の有無と心停止についてわかりやすい内容となりました。一般市民が傷病者を前にして、動揺せずに通報したり、傷病者が心停止であることを正しく認識したりすることは容易ではないので迷ったらすぐに胸骨圧迫を始めるべきとしています。 人工呼吸については、「救助者が人工呼吸の訓練を受けており、それを行う技術と意思がある場合は、胸骨圧迫と人工呼吸を 30:2 の比で行う」という文言が追加され、バイスタンダー(発見者)の「人工呼吸はどうやるの!?そもそも人工呼吸をするべき?」という迷いを払拭する表現へと変わりました。
お金と時間に余裕がある人は赤十字にて基本コースも有料で3日間くらい受ければ取れるようです。
このブログをみた人は是非、1人の人間として、受講して頂くよう節に願います。