私たちは「白沢カルデラ」(市中心部の西約20キロ、東西18キロ)に住んでいることを新聞で知りました。
カルデラの周囲でマグマが冷えて固まり、硬い岩石になったのが太白山や蕃山だという。
私は太白山の麓に住んでいるので関心を持つことになりました。
白沢カルデラは500万年以上前に大量の火砕流が噴出して地下に空洞ができ地盤が陥没した。
現在も地下10~20キロにマグマだまりが存在し、熱水があると推定されるとのことです。
白沢カルデラのマグマは秋保・作並両温泉の熱源の可能性があるとの研究も為されています。
併せて、深さ2キロ以上の岩石の亀裂にあるとされ、流体でも気体でもない性質を持つ超臨界水を利用する地熱発電所の記事を目にした。
それではと、東北電力柳津西山地熱発電所の見学に行きました。
そこは驚嘆する峡谷の中にありました。
あいにく、定期点検中で発電は行われていませんでしたが、PR館で地熱発電の仕組みを学ぶことができました。
2017.07.16
高野 孝