北のとうさんの鉄道旅・アマチュア無線JA8HBO

札幌に住むおやじが北海道を中心に鉄道旅の話題や無線の話題も織り交ぜてぼやきます。アマチュア無線のコールサインJA8HBO

シンプルに一日散歩切符ちょっぴりキハ201に乗りました。

2013年06月03日 | 日記・エッセイ・コラム

北海道旅客鉄道KKが考える基本的な一日散歩切符の旅は、パンフレットでも分かるように、どこかの駅で降りて、スイーツとか美味しいものを食べて、また次の駅へ移動するというもので、場合によっては駅からタクシーまで使ってお店に行かなければならないパターンも紹介している。
まあそんなことはどうでも良くて、今回6月2日は、私にとっての基本的貧乏パターンで移動した。
ただ、17時頃までには帰宅する必要があったので、さらに縮小版となった。
前置きが長くなったが・・・手稲からキハ201に揺られて江別。江別から721系に揺られて、岩見沢乗換えで711系で滝川まで。
帰りは滝川から岩見沢までキハ40、岩見沢からは731系に揺られて最寄駅まで。
そして歩いて(当たり前)帰宅。
典型的、乗り物好きだからこその一日を過ごした。
特段変ったこともなかったが、冷房のないキハ40に乗ったときは久しぶりに暑さと夏を感じた。
今年の夏はどうなるかな。去年のように暑いと、しばらくお休みになってしまう。
昼飯はマクスバリュで買ってきたクルミパンと麦茶で終わり。計348円。
切符代を入れても、当日は2548円で半日楽しんだわけだ。
価値観の問題だから、笑う人はせいぜい笑ってほしい。趣味とはそんなもんだ。
アマチュア無線で外国と交信したと他人に話しても、「へーだから何」「電話で話せるしょ」で終わり。こんな人には説明はしない。
稚内まで普通列車で旅した話を、専門学校の女子学生にしたら「馬鹿みたい」といわれた。それこそ「君が馬鹿だ」

当日は18時過ぎに琴似・桑園間で、高架の線路上にあった傘が燃えるという信じられないトラブルでダイヤが乱れたので、結果的には早い帰宅が正解だった。Dscf2873

まあ、特段鉄道好きの人でなければ・・・というか機械好きでなければ理解してもらえないのが、エンジン音に酔いしれるということだろう。
キハ201の450馬力×2のターボチャージャーの周波数の高い耳鳴りのような音を伴ったエンジン音は、その加速の良さと相まって、なんと心地よいことか。
興味のない乗客はうるさい「電車」だと思っていることだろう。
今後は、もう作られることのない形式らしいが、キハ261というS宗谷やSとかちで使われている形式のベースになったものだから、その基本的な構造は受け継がれていくのだろう。
もともとは山線から札幌圏への乗り換えなしの通勤列車のために開発されたと聞くが、その山線も20年後にはどうなっているのか。いずれにしてもキハ201が活躍する場はだんだんと小さくなっていって姿を消すのだろう。Dscf28832
新幹線・新幹線と浮かれているうちに地方の交共交通は、どんどん脆弱になってしまう。バスと高速道路があるから良いのではなどと、先を見据えたとは思えない土建屋的地方議会議員に任せっぱなしでは、いずれしっぺ返しを喰らう。Dscf2875
江差線は20年後の函館本線なのだ。この一年はお祭り騒ぎだろうが、祭りの後の寂しさは、考えただけで悲しくなる。
江差線沿線の自治体の物分りの良さには、ただただ驚くばかりだったが、函館本線山線沿線の自治体にも、すでにそのように空気が感じられる。
鉄道の走らなくなった地域を見てほしい。道北・道東にたくさんある、そんな地域がどうなっているか?少なくとも人は減っている。
鉄道が通じてる・・というのはその地域にとって大きなことなのだ。鉄道会社自身もそれを忘れているように思う。とにかく利益だけを考えて、自らの企業の社会的役割を忘れているのかもしれない。西武鉄道の株をTOBしたグループのことが、まさに象徴かな。
そんなな地域にもTPPのショックが訪れようとしているのだ。Dscf2886

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