ケベックリタイヤ日記

ケベックでリタイア暮らし。ながらえば憂しとみた世も今は忘れた。毎日悦びの種をみつけてぽりぽりかじりたい。

コロナウイルス

2020-03-16 05:32:07 | 暮す
 ついさっき行きつけのプールが州政府の要請により今月末まで閉鎖との連絡があった。ただいまTVでこれも政府からの通達でレストランは顧客を半分に減らすようにとの事。モントリオールは顧客激減で2週間閉鎖を決めた飲食店、映画館など続出。レストランから連絡があり予約キャンセルが相次ぎ客足が半分以下に落ち私は来週も働かない。午前はホスピスからメールがあり、職員以外の来客及びボランテイアの入館がしばらく禁止でお休み。夫は今日、迷ったけれど楽しみにしていたコンフェランスに行って来たが150人予定の参加者が20人だったと言う。

 私のオーストリア行きは5月25日発で、テレビで旅行会社を通した切符は返還になるからご安心をとのこと。ホテルは4月20日までキャンセル無料を予約してあり、バスも鉄道切符もキャンセルOKを買ってあるが4月半ばまで様子を見よう。行くつもりで計画は進めてる。あれこれ調べながらの妄想旅行も楽しい。家に引きこもってると、いろんなこと目につきキリなくすることある。前から作りたいと思ってた抹茶チーズケーキを焼いたけれど失敗。今週再度チャレンジ。前回の編み物クラブから手をつけて3週間かけてショールを編んだが毛糸不足でショールと言うより肩掛けみたいで気に入らない。いつまでも下手っぴーで一人下手っぴーとツッコミ入れてるけど、今度こそはと編み続ける。

 久々に鏡をじっくり見たら眉毛に白い毛が生えている。「わー、こうしてお婆ちゃんになって行くのね」と夫に話したら「おばあちゃんになって行くんじゃなくて、もう、お婆ちゃんになってるよ」といつもの如く現実的なお答え。夫曰くレアリストとのこと。慰めの言葉の一つでも言えんかいなと思うけれど、おかげでいつもの如く現実を受け入れさせてくれます。女は一気にお婆ちゃんになりません。日々少しづつ確実に老化して行くんです。そして毎日、少しづつ受け入れて行くんです。これも老いてこそ発見できること。先週、左耳の難聴の定期検査で前回と同じ、補聴器の補助金が出る70歳までギリギリ待てそうとの事。聴力は改善する事なく落ちるばかりとか。で、日常生活で気をつけることを箇条書きにした紙をいただきました。右側の耳を傾けるようにして聴くとか、うるさいところでの会話を避けるとか色々。子供の頃中耳炎の手術を何回かしており、それが原因。普通は両耳が同時に聴力低下して行くそうです。でもベートーベンに較べたらそれこそ較べものになりません。

 コロナウイルスで世界は動揺してますが、個人的に春休み気分でまったりしてます。