ケベックリタイヤ日記

ケベックでリタイア暮らし。ながらえば憂しとみた世も今は忘れた。毎日悦びの種をみつけてぽりぽりかじりたい。

雀子

2019-05-11 12:15:32 | 暮す
 雀子やあかり障子の笹の影  其角
  
 年が明けたばかりと思っていたのにすでに五月も十日。今年は時の流れがとてつもなく早く感じられる。来月で2019年の半分ですよ。はやええええ。春の大掃除に菜園準備でブログのことなどすっかり忘れてた。菜園は4年目に入り、これまでの経験から自分なりにアレンジした方法でチャレンジ。粘土団子やら市販の育苗や直播種などミックス栽培。ただいま肥沃な土壌づくり中。コンポストや鶏糞など混ぜてる。ふかふかな寝心地の良い敷布団でりっぱな野菜に育ってね。掛け布団は恵みの雨よ。鳥の餌箱をぶら下げたら早速雀が遊びに来てます。

 さて、五月の切り抜き絵飾りは丸山応挙の「芭蕉童子図」から。蝶をとらえようとする子供の仕草がかわいい。五月のカレンダーがポップなキャラだったので合わせたつもり。それに五月というとやはり子供の日が浮かびます。
 
 応挙の子供の顔を眺めていると大人が子供の姿を借りて遊んでるようなちょっと不気味なものがありますね。初めて応挙と出会い強烈な印象をうけたのは「龍門鯉魚図」。滑稽な骸骨図ありヘアヌードあり幽霊図ありと多彩な応挙の絵に作者を超えた絵神が筆を動かしているように感じる。