伊達だより 再会した2人が第二の故郷伊達に移住して 第二の人生を歩む

田舎暮らしの日々とガーデニング 時々ニャンコと

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ジャコシカ39

2018-05-10 20:19:14 | ジャコシカ・・・小説

 運びながら彼は大声で音頭取りに、繰り返す。

 「働かざる者食うべからず、動かざる者寝かすべからず」

 一段落したところに、最初に千恵が帰ってきた。

 土間に入るなり声を上げる。

 「いい匂い!」

 それから並んだ見かけない二足のゴム長を見て「お客さん」と言ってから、そろりと引き戸を細

く開けて中を窺った。

 その眼がカジカ鍋を運んできた、高志の眼と合った。二人は同時に「あっ」と小さく言って、ペ

コリと頭を下げた。

 火挟みでストーブの輪蓋を外していた、トキが振り返った。

 「あら、お帰り」

 千恵は高志から眼を逸らさずに「ただいま」と今度は、はっきりと大きな声で言った。

 言いながら同時に鼻をひくつかせた。

 「ごちそうの匂い、おいしそうな匂いだ。魚の煮付けでしょう。それにカジカ鍋じゃない」

 弾んだ声を上げ、鞄も離さずに真っ直ぐに台所に向かい、鉄さんの背後から覗きこんだ。

 「うあ、美味しそう。鉄小父さん今日は、いらっしゃいませ。暫くですね」

 彼女は喚声と挨拶を一緒くたに言って首を伸ばした。

 「お母さん、今日は何、どうしたのお祝い。もしかして峠の人のお披露目、だったりして」

 「失礼な言い方するもんじゃありません。ほら、ここにきてちゃんと挨拶しなさい」

 トキは仕様がないといった顔で、娘を手招きした。

 千恵は急に娘らしく温和しく、卓袱台の脇に正座をして両手をつき、お下げの頭を下げた。
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グルメ・・・・ズワイガニ食べ放題

2018-05-10 04:35:15 | 旅行
 夕食はプレミアムダイニングで・・・

 私は普通で良いのですがネ

 並ぶの嫌いで落ち着いて食べていたい

 昨年からこのコースをお気に入り

 今年も・・・・

 旅行の会計はなので

 この時ばかりは 気難しい彼を大歓迎

 昨年はホテルに到着早々 ぞくぞくすると

 ペットに潜り込んでいただが゛

 今年は体調も良さそう。

 オッシャレでグルメな料理を少しずつチョイス

 ビールもすすみまする。

 

 


 二人して一時間飲み放題のコース・・・料理は別よー

 しつかり元を取りましたよー。


 


 昨年も美味しかったズワイガニ

 今年も超美味しい


 バイキングでこんな美味しいカニが出てくるなんて・・・

 とグルメなも昨年同様大感激


 私は、むくのがめんどっちいというのために

 セッセとハサミを入れる。


 ここぞとばかり

 大サービス


 めんどくさいのか どうせ美味しくないと思っているのか

 カニを食べている人が少なかった。


 あぁもったいニャイ


 大浴場は本館にあるので新館の部屋の私達は

 かなり歩くので閉口したが 温泉の湯も格別で最高

 はめんどくさいと言って一回しか入らなかった

 体調を考えてのことですがネ

 私は朝風呂を入れて三回

 

 


 さらば ホテル 記念にまたまたパチリ

 


 洞爺サイロ展望台で休憩


 

 


 12時過ぎにカルチャーに到着

 久し振りの非日常でグルメと観劇を満喫

 大満足のだった。

 月一で札幌に行っている私も

 勿論楽しかったデス。


 来年もよろしくニァー

 


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