伊達だより 再会した2人が第二の故郷伊達に移住して 第二の人生を歩む

田舎暮らしの日々とガーデニング 時々ニャンコと

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ジャコシカ67

2018-08-23 19:39:40 | ジャコシカ・・・小説
 泡が一塊り浮かび上がってくる度に、自分の体の中が空っぽになっていくのを感じる。

 そこには何もやることのない時間が流れている。

 網を繕っていても延縄の仕掛けを作っていても、そこに流れている時間は、何もやることのない

時間なのだ。

 高志は鉄さんのことが、今まで以上に身近に感じることができた。

 



 今日は朝からめずらしく志乃が7階に上がり、代わりに桐山社長が店に出ている。

 春もののシーズンが一段落して、店は夏ものの準備に入っていた。

 客足もこの時間は途切れがちだ。

 あやは入口のショウウィンドゥ越しに、通りを眺めていた。

 何処へ行くのか、人の流れは切れ目もない。

 いったい何をそんなに急ぐのか、誰もが脇目もふらず足早に過ぎて行く。

 あの流れの中に入ると、知らず知らずの内に、目的の場所以外のことは考えられなくなる。

 そのくせ当人達はさして、速く歩いているとも思っていない。

 こうして動かずにショウウィンドゥの内側から眺めている人間だけが、彼等の速さに気付いてい

る。

 あやはふとその速さに目眩を感じて目頭を押えた。

 「気分でも悪いのかい」

 背後の声に振り向くと、桐山社長が高い背を少こし曲げて、顔を覗きこんでいた。

 くっきりと整った目鼻立ちの顔が、どきっとするほど近付いている。
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猫好きおばさん

2018-08-23 05:05:28 | 野良猫・近所の猫
 猫好きな人はどこにもいるものです。

 先日リフォーム店に行った時の話

 ここのおばちゃんはニャンコ大好き人間

 家でも数匹飼っておられる・・・

 伊達の猫事情に詳しい

 某動物病院で常時ニャンコの譲渡をしているそうで

 仔猫も多いとか・・・

 先日お店にその動物病院の譲渡のポスターを貼っていたところ

 ある老齢の女性の方がニャンコを連れて現れ

 この猫どうにかなりませんか・・・

 見ると黒の可愛い洋猫の仔猫だったので

 私が貰う・・・と思わず飼ってしまったとのこと


 自宅にはもう6匹もいるそうです・・・。


 ララが逝ってもう一年が過ぎた

 そろそろ第二のララを・・・と野良ネコがいないか物色しているのだが

 最近は野良がいない・・・

 譲渡に心が動いたが札幌の二代目キキのことも心配なので

 ここはしばらく辛抱

 この話はにはまだしていないが

 同じ気持ちでしょう・・・。
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