伊達だより 再会した2人が第二の故郷伊達に移住して 第二の人生を歩む

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4月から町内会の班長に・・・

2019-04-01 17:47:48 | 伊達・暮らし
 4月から班長になる

 我が町内会の・班は15軒で他の班よりは多いが

 班長のなり手が少ない

 皆さん高齢化で3年前に役員をやったのにもう回ってきた。

 ご近所さんとの繋がりも大切なので

 身体の動ける間は協力しょうと思っている。

 Yさんの奥さんは感心で半年に1回なのに2回もやってくださった。

 ありがとうございます。

 昨日パソコンで名簿を作ったが

 ケイ線が引けず四苦八苦

 結局に手書きで線を引いてもらうことにした。

 縦線だけですがネ

 いろいろと操作しているうちに字も消えるので途中でギブアップして

 しまったのでございます。


 ご近所さんでいろいろとお世話になったMさんご夫妻もお亡くなりになり

 寂しい限りである。

 自治会長さんだったKさんご夫妻も高齢者の介護付きマンションに転居され

 た。この10数年の間に急速に高齢化が進んでいる

 あっと言う間に今度は自分たちが・・・。

 こんな時代だから

 せめてご近所さんだけでも仲よくして行きたいものである。

 
 14日の総会、出席にしたけれどいいですか

 良いですよ部長()さんが出席してくれるから・・・

 私が演芸クラブの部長に決まってから

 はふざけて私のことを部長と呼ぶようになった

 いいけれどネ

 日当は高いわょー・・・・。
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ジャコシカ106

2019-04-01 05:08:43 | ジャコシカ・・・小説
「ああ、そうだ。麝香鹿には雌雄とも角がなくて、雄の上顎には牙がある。私、牙のある鹿なん

て面白いなぁと思っているの」

 高志は微かに唸って、相槌とも感嘆ともつかぬ声を上げた。

 それから寝返りを打って彼女を抱き寄せて言った。

 「で、どうして分かり過ぎるのかな」

 また沈黙が訪れた。

 やがて彼女は体を起こして、衣服を着け始めた。最後の上着に腕を通しながら、いつもの迷いの

ない言葉で言った

 「私、孤児院出なの。函館の雑貨卸業を営む家は貰われ先。中学に入る時、養女に入ったの。

高校に上げてもらい、その後子供がいない家だから、後を継ぐという条件で、ここの簿記の学校に

入ることになった。

 私の実の父親はジャコシカで、一人子の私が3歳の時姿を消し、母はそれから二年後病気で亡く

なった。もともと体が弱い人だったので無理がたたった。

 内地から流れて来た二人だったので身寄りもなくて、それで施設に入れられた。

 幼い頃からジャコシカの子だと言われて、いじめられたわ。

 だからその言葉は体に染み付いてしまった。大人になるにつれ、意識だけでなく体の中にも、ジ

ャコシカの血が流れているのだと気が付いた。

 私の場合、居が定まらずふらふらと流れ歩きたくなるというよりは、言わば単独行動癖みたいな

ものね。それと他人を頼らないし信じない。

 こんな言い方をすると育ち柄、意固地になっているのだと思うかも知れないけれど、そんなこと

はない。ごく普通にそうなの。
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