ブッポウソウ(Eurystomus orientalis pacificus) Dollarbird
ここは西の町、マリーバ(Mareeba)。
昨日まで泊まっていたキャンプ場の辺りはいかにも熱帯・湿潤といった感じだったけれど、先ほどのガソリンスタンドの辺りやこの町の周辺は景色がまるで違う。比較的背の低い木がまばらに生え、地面は乾いたとろろ昆布のような色をした丈の低い草に覆われていて、たまに露出した地面は赤茶色をしている、というような絵に描いたような乾燥地帯である。
日が傾きかけた頃、私達は人工の平原に踏み入った。ただしここは私有地なので管理人に一言断るのをもちろん忘れない。
この平原の中。いかにもブッポウソウが好みそうな立ち枯れの木には、いかにもブッポウソウの若鳥がとまっていて、飛び虫はいないかと辺りを伺っていた。
レンジャクバト(Ocyphaps lophotes lophotes) Crested Pigeon
とてつもなく頭頂がとんがったレンジャクバトは、平常時でもこの冠羽が逆立っている。
ただし、オーストラリアにはSpinifex pigeonなるさらにとんがったハトが生息しているから、これぐらいで驚いてはいられない。
ツチスドリ(Grallina cyanoleuca) Magpie-lark
ツチスドリの幼鳥と雄の羽衣は似るけれど、例えば幼鳥は虹彩が暗色をしている点なで異なる。
【2010/03/06/オーストラリア Cairns,Australia;Mar. 2010】