湿原入口の番人

2011-03-08 21:23:30 | 鳥(Birds)


ワライカワセミ(Dacelo novaeguineae minor) Laughing Kookaburra



Mareebaから南下して、ここはHasties Swamp。
バードハイド小屋の前の木には、ワライカワセミがここの主だと言わんばかりに堂々ととまっている。

雨季で広がった湿地の水辺を見渡すと、リュウキュウガモの頭部から後頸を黒褐色にしたようなオオリュウキュウガモや、10年前くらいの図鑑に載っているトゥジャンゴサウルスの前脚付け根に生えた棘みたいな感じで褐色味を帯びた白い羽が格好良く伸長しているカザリリュウキュウガモ、それからなんと日本でも記録のある小柄で色白なナンキンオシが遠くに浮かんでいた。









セイケイ(Porphyrio porphyrio melanotus) Purple Swamphen


ナンキンオシを見つけた喜びを友人に話していると、ハイドの周りの木をヒゲワシみたいな形に顔の一部が黒いカオグロカササギビタキがちょこまかと遊んで通りかかった。
湿地をまた見ると、脇に白色が無くて全身にほんのり青紫光沢を帯びるネッタイバンや、オオバン(F.a.australis)、カイツブリよりも黒い部分の多いノドグロカイツブリも見られた。
しばらくして、湿地の中を歩いていたセイケイのうち数羽が道路の方まで出てきて餌を探し始めた。






このセイケイ P. p. melanotus はマレーシアで見た亜種 P. p. poliocephalus に比べて濃青色味が強くて、落ち着いた印象。




オオリュウキュウガモ(Dendrocygna arcuata australis) Wandering Whistling-Duck




ペットショップがあったのでちょっと入ってみた。


【2010/03/07/オーストラリア Cairns,Australia;Mar. 2010】