オーストラリアガマグチヨタカ(Podargus strigoides strigoides) Tawny Frogmouth
そういえば、フロッグマウスをまだ見つけられてない。
そこで、駄目でもともとのつもりでキャンプ場の受付のご婦人に、「ガマグチヨタカの塒、知らないですか?」と聞くと、「ええ、知ってるわよ。いつも居るとは限らないけど。案内してあげましょうか?」と答えが。これは嬉しい。お願いすると、わざわざ車を出してきたので私達も車でそれに付いて行った。そして数分後、広大なキャンプ場の一角でそのご婦人の車が停まった。
そしてご婦人が言う、「確かいつもこの辺りに・・・あ、いたいた。今、ここから見える場所にいるわよ」。
この、“見たいのだけれど、見つけて詳しく場所を教えて欲しいわけではなく、あくまで見つける瞬間は自分で味わいたいのだ”という欲張りなバーダー心を良く分かってらっしゃる。
程なく私も、木の幹に巧妙な擬態をしたオーストラリアガマグチヨタカを見つけた。
オーストラリアガマグチヨタカとパプアガマグチヨタカは体の大きさもさることながら、虹彩の色が違う点でも識別できる。前者は虹彩が黄色、後者は虹彩が橙色をしている。
Laughing Kookaburra
Nasutitermes sp.の蟻塚
例えば Nasutitermes triodiae のものかもしれない。
【2010/03/08/オーストラリア Cairns,Australia;Mar. 2010】