大雪の空

46歳から始めて嵌ってしまった山歩きの記録と野球などの雑記帳。時々帰郷中の島暮らしの日常。

山の強盗や盗人の事など

2010年11月04日 | 山技術
昨日丹沢の三の塔避難小屋に誰かいたら退散と書いたが、
昔奥多摩に山強盗が出たんだ。

昔といっても俺が山をやりだしてからの話なんだが、あの
一杯水避難小屋を根城にしてやり放題やった奴がいた。
一緒に泊った人やら、通りかかった人を石で殴ったりして金品を
強奪したが、奥多摩の林道で御用になったと記憶する。
まあとんでもない奴がいるもんだ。

丹沢の小屋荒らしも有名な話だ。
それが結構な健脚でちょとした山屋以上のツワモノだった。
金が無くなれば山に登ってあちこちの小屋から金を盗んでいた。
こいつもお縄になったがどこでかは忘れた。

「山をやる奴には恐ろしいのもいるぞ」を共通認識にしたほうが良い。

3年前の中央アルプスの檜尾岳避難小屋には協力金泥棒がいた。
小屋備品のマットを4-5枚も敷いて一番奥に陣取って、
翌朝最後に俺が出発しても居残ったのだから盗人に間違いない。

間違っても「山をやる人に悪人はいない」などと間抜けた言葉を
信じたりしないこと。
これだけ増殖している「山ガールさん」は車での送り狼に気をつけること。

時々ヒッチハイクしている俺も本当はヤバイ橋を渡っているわけだ。
まあ年の功で大丈夫そうな人間のに乗っているが。

単独で歩いていてビビるのは行き会った山屋だもんなあ。
人間が一番恐ろしいぜ。
熊やイノシシなどはこっちから手をださなければなんてこと無いが
悪い奴だったら後ろからいきなり石でボコッだからなあ。
その点ではパーティーでの歩きは安心だよなあ。

山歩きは人間にも注意しなければならないというお話。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 今度の土曜日は「ハートレー... | トップ | 山の悪人の極めつけ »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

山技術」カテゴリの最新記事