2018年新春
プレイバックシーン
阪堺電気軌道
モ501形電車➡︎ 昨年 還暦を迎えた。
★ 阪堺電気軌道モ501形電車(はんかいでんききどうモ501がたでんしゃ)は、
1957年に阪堺電気軌道の前身である南海電気鉄道(南海)が当時の同社大阪軌道線向けに導入した、
路面電車用電車。
✳️昨年で60年の還暦を迎えた。
★ 当時この路線を経営していた南海では、
1938年から木造車の鋼体化に取り組んでいたが(これによって生まれたのがモ205形)、
大型木造車・モ101形は太平洋戦争も乗り越えて主力として走りつづけていた。
そこで同形の一部置き換えを目的に、1957年にモ501 - 505の5両が帝國車輛工業によって製造された。
後述するように当時の最先端の技術が盛り込まれた高性能車である。
還暦マークが付いている
★501号 広告主➡︎さくらインタナショナルスクール
浜寺公園から天王寺へ
★502号
天王寺➡︎あびこ前折り返しです
引き込み線へ
折り返し
天王寺へ
★503号 出合えず! ➡︎車両基地に一両ズーッと動いていないのがいたけど???
★504号
天王寺⇄浜寺駅
浜寺へ
天王寺へ
住吉大社前
★505号➡︎竣工当時の塗装に復刻したとの事。
製造年 昭和32年となっているけど?
折り返し
●昨年撮影の503号(2017.1.4)
★ネットコピー
✳️モ 501形車両
登場から同路線のエース的存在となっており、現在も5両全車が運用されている。
新造当初はモ151形などと同様に同形式同士で連結運転を実施したが、1961年に中止され、以後この機能は使用されていない。
1976年からワンマン運転実施に備え、ワンマン化改造が行われたが、この際にそれまで系統番号と行き先を表示する形だった方向幕が、方向幕を新設したモ161形などと共通化するために小型化されている。
1985年にはモ501 - 504が三菱電機CU77N冷房装置を搭載して冷房改造され、同年7月3日から冷房を作動させての営業運転を開始した。さらに翌年に残るモ505も同様に冷房改造されたため、2012年現在は全車冷房車となっている。冷房改造された当初の夏場には、非冷房車を敬遠して待ってでも冷房車に乗る乗客もいたという。
2013年12月にモ502の行き先表示機が、従来の幕式表示からLED表示へと変更され、運転席背面に液晶ディスプレイが設置された。運賃箱も1001形と同じタイプのものに交換され、ドア横にICカードリーダーが新設された。
✳️モ501形 保有車両の塗装
モ501 - 関西国際学園「さくらインターナショナルスクール」
モ502 - 野村證券
モ503 - 岡崎屋質店
モ504 - 大阪市立大学医学部付属病院
モ505 - キン肉マン
モ501は通称雲電車(橙)と呼ばれる特別塗装を施していた。2008年6月より就役50周年を記念してステッカーが貼られている。2010年8月には上半分の塗装がオレンジ色から黄色に変更された[7]。2013年11月からは前面は雲電車の塗装のまま、側面はパチンコ店「P-ROOTs CASINO」の広告塗装となり、1年を経たのち関西国際学園「さくらインターナショナルスクール」の広告塗装となっている。2016年11月頃からデザインが変更されている。
モ502は2010年6月6日から2年間の予定で、南海グループと東京都交通局の共同キャンペーンの一環として[8], 1978年以前の東京都電の塗色である黄色地・窓下赤帯に変更されていた[9][10]。発表の時には車両の方向幕を「早稲田」に変更し、共同PRを行った。このいわゆる「塗装交換」は2009年10月より江ノ島電鉄と京福電気鉄道との間で実施している方法と類似(両社も方向幕に互いの事業者の行先「嵐山」「鎌倉」を掲示した)しているが、江ノ電・京福間が塗装で実施しているのに対して都電・阪堺間ではラッピングで行っていた。2014年5月以降は、同年4月1日から阪堺で導入されたPiTaPaおよび南海グループカード minapitaの広告塗装を経て、モ503と同じパチンコ店「デルーサツインK's・プラチナム5」の広告塗装となった。2017年2月からは502が「野村證券」、503が「岡崎屋質店」の広告になっている。
モ504は竣工当時の塗装が復活し、2009年12月29日から営業運転を行っていたが、2013年2月に塗装が変更されて近鉄百貨店の広告塗装となり、雲電車(橙)を経て2015年11月1日からは大阪府警察など各種団体連合による『カギかけた?880万人防犯啓発運動』ラッピング電車となった[11]。2017年1月からは大阪市立大学医学部付属病院の広告電車になり雲塗装は消滅した。
モ505もモ504と同様に竣工当時の塗装となっていたが、2012年5月に赤と青のダイナミックな塗装に変更されており、2012年6月10日に開催された「第14回路面電車まつり」にてお披露目が行われ、「キン肉マンプロジェクト推進委員会」特別塗装電車となった。
余談
JR
✳️知ってて損はない?
電車の記号「クハ」とか「モハ」とか・・
★さて、一番上のタイトルは「電車」としましたが、実際の鉄道車両には「電車」「気動車(ディーゼルカー)」「客車」「電気機関車」「ディーゼル機関車」「蒸気機関車」「新幹線」という分類が出来ます。まずは日本でもっとも一般的な、電車について見ていきましょう。
まず、「はじめに」の下にある写真をご覧になると解りますが、車体の中央下や、そのほかにも室内の車両同士の扉付近の上のほうに
クハ481-105
などと、記載されているのを見かけることが出来ます。ハイフン以外は、実は色分けした数だけ意味があるのです。
では、左から1つ1つ丁寧に解説しましょう。
便宜的に①ク ②ハ ③4 ④8 ⑤1 ⑥105 とします。
★ 電車の種別を表す記号
ク・・・運転台付き(正しくは制御車といいます。ここから電車をコントロールしますからね。基本的に先頭車です。)
モ・・・中間電動車(つまり、運転台は付いていないけど、モーターが付いている中間の車両)
クモ・・・運転台も付いているし、モーターもついている(制御電動車)
サ・・・モーターもない、運転台もない。つまり、ただ引っ張られているだけの車両(ちょっと語弊があるか?? ちなみに一番静かです)
★ 電気方式を表す数字(百の位)
実は電車と言っても、直流と交流という2種類の電気方式が存在しています。一見外観は同じ電車でも、基本的に双方に乗り入れる事は出来ません。ただし、特殊な装置をつけた「交直流」電車の場合は、どちらでもオッケーです。
1~3・・・直流 4~6・・・交直流 7~9・・・交流
※JR東日本の最近の電車は記号の後に「E」 (東=Eastの頭文字E)が付きます。例:クハ E351
*JR四国製造の車両はそもそも、こんな分類をハナから無視して、2000だとか3000だとか、ぐちゃぐちゃな数字をつけます。・・・何故そんなことをする??
★ 種別グループを表す(十の位)
一応基本的には、JRの電車というのは使う用途が決まっています。ですから、一部の特別な運用を除いて特急が普通電車として走る事はあまり無く、通勤電車が特急として走る事は、絶対にありません(私鉄は違いますよ)。
0~3・・・通勤型・近郊型電車 5~7・・・急行型電車(もっとも、現在急行に使われている車両は無し)
5,8・・・特急型電車 9・・・実験用車両など、特殊な電車
★ 設計の順序(一の位)
たとえば、山手線の車両(E231系)の場合23という系列の1番目のタイプの車両と、こんな感じで表すのです。
ちなみに、JR東日本が製造した車両の多くはクハE231-501のように、自社(EAST)を表わす”E”を付けています。
これは気動車や新幹線も同様なので、参考にしてみてください。
★ 製造番号
これは一目瞭然。その系列の車両の何番目に製造されたかを表しています。
ただし、ほぼ同じ系列でも、例えば寒冷地対応の場合、これは、1000番と分類しようとかいって、115-1023みたいにつける事はあります。ですから、実際に1000両も製造された・・・というわけではないです。このあたり、鉄道ファンでも車両オタクでない限り、何がなんだか解らない事が多いので、クハ481-1であれば、ほぼトップナンバーですけど、それ以外については、あまり深く考えない方がいいと思います。
さあ、そういうわけで先ほどのクハ481-105は、、交直流対応(4)の特急電車(8):481系の運転台付き先頭車(ク)で普通車(ハ)*指定席かどうかは解らないけど、(実は)100番台の5番目の車両ということになります。ちなみに、この車両の系列名は実は例外的に485系とも呼称しています。モーター車のみ485系という改良型として製造が続けられたのですが、そっちが主流になってしまったので、え~い、両方まとめて485系と呼んでしまえと一般化しています。