散歩道🚶♀️🚶♂️
緑道脇に密集して咲いている「ドクダミ(毒痛み)」
花の特徴
茎先に十字型の白い花を咲かせる。
花びらのように見えるものは、
葉に近い性質をもった総苞と呼ばれるものである。
葉の特徴
葉は先の尖った心臓形で、互い違いに生える(互生)。 葉の質は柔らかい。
中心の穂状の部分は、実はたくさんの小さな花の集まり(花序)です
実際のドクダミには花弁も萼片もない。
花の中央に穂状になっているのは雄しべと雌しべである。
おしべ(黄色)が3本に
めしべの先の3つの柱頭(白色)を形成する
小さな仕組み
白くとび出した部分は先が3つにわかれためしべの花柱(先端は柱頭)、
黄色い丸い部分がおしべの葯(花粉が入っている袋)
先が3つにわかれためしべ1本とおしべ3本+小さい苞(小さく白い棒状のもの)で、
この1セットが1つ分の“花”なのです
その他
実の特徴
種子は不稔性(次の世代の子孫を作れない)である。
この花について 属名の Houttuynia はオランダの医師で植物学者の「ハウトイン(M. Houttuyne)さん」
にちなんで名づけられた。 種小名の cordata は「心臓形の」という意味である。
名前の由来は、
毒や傷みに効くということから、「毒痛み」が転じたものといわれる。
あるいは、ドクダミの葉は特有の臭気があるため、
毒が入っているのではないかということで毒溜め(ドクダメ)と呼ばれるようになり、
それがドクダミになったという。
生薬名を十薬(じゅうやく)といい、整腸、利尿、解毒などの薬効がある。
俳句の季語は夏である。
散歩道🚶♀️🚶♀️
緑道脇の山法師の付近に
ドクダミが群生している
白い花びらに見える総苞片(そうほうへん)
花は終わった