★シンガポール航空、①4月27日より関西線をトリプルデイリー化 ②成田線にはA380を投入
シンガポール航空は2019年4月27日より関西~シンガポール線をトリプルデイリー化、
成田線にA380の投入を開始(成田発は28日)します
●関西~シンガポール線はシンガポール早朝発、関西夕方発の便が設定されることになり増便分の機材はA330-300となります。
【運航スケジュール】
SQ619 関西10:55→16:40シンガポール B787-10
SQ621 関西17:25→23:05シンガポール A330-300 ※増便分
SQ623 関西 23:25→05:05+1シンガポール B787-10
SQ618 シンガポール01:25→09:05関西 B787-10
SQ620 シンガポール08:30→16:10関西 A330-300 ※増便分
SQ622 シンガポール13:55→21:35関西 B787-10
●成田~シンガポール線は、現在ダブルデイリーにて運航されていますが、A380が投入されるのは1往復分でB787での運航便がA380へ置き換えられます。
【運航スケジュール】
SQ637 成田11:10→17:20シンガポール A380
SQ11 成田20:10→02:25シンガポール B777-300ER
SQ12 シンガポール09:25→17:30成田 B777-300ER
SQ638 シンガポール23:55→08:00+1成田 A380
シンガポール航空は、2018年12月28日より羽田~シンガポール線を増便し、東京(羽田・成田)~シンガポール間は毎日6便となっていますが関西線の増便やA380の投入で両国間の供給座席数が更に増えることになります。
✳️A380のリースアップ後の対応や他のエアラインの動向
❶元シンガポール航空の買い手のつかないA380の解体が始まる
2019年1月6日 sky-budget 元シンガポール航空の買い手のつかないA380の解体が始まる
航空機リースなども手掛けるドイツの投資ファンド、ドクター・ピーターズ・グループは10年間のリース契約が終了した元シンガポール航空のA380を保有しており、今後2機を解体し一部部品を中古市場にて再販する事を昨年6月に発表しましたが、計画通り2018年12月31日から解体作業が開始されています。
現在A380の中古部品はそれほど市場に流通していないので、この事業により利益を確保したいとしており、部品の再販により4500万ドルの売り上げを見込んでいます。
今後は更に2機のA380がスクラップ化されることが予想されていましたが、幸いにも1機はポルトガルのチャーター便専門会社ハイフライと契約に至り運航を継続しています。
エミレーツ航空を除き新規受注でも中古市場でも人気がないA380は、エールフランスが保有機数を半減させる計画となっており今後も現役から退く機体が多くなることが予想されます。
❷ カタール航空、2024年から段階的にA380を退役させる計画を公表
❸ エールフランス、A380保有機数を10機から5機まで削減へ
2018年11月24日 sky-budget エールフランス、A380保有機数を10機から5機まで削減へ
エールフランスのBenjamin Smith CEOは、現在10機保有しているA380を今後5機まで減らす計画であることを明らかにしました
❹ ルフトハンザグループは、エアバスA380型機6機をエアバスに売却 現在はルフトハンザ・ドイツ航空が14機を保有・運航しており、2022年から2023年にかけて退役させる。両社は売却価格については開示しないとしており、ルフトハンザグループの業績へ与える影響はないとしている。