呑んベエSTING

ロック、やきとん、丼、ERをこよなく愛するオヤジのたわ言

ハチノスとまるちょう

2008-01-04 22:24:58 | やきとん・やきとり・やきにく・ステーキ
あけましておめでとうございます。
本年も、よろぴくお願いいたします。

どうせ今年も思いっ切り呑んで喰らう1年になることでしょう。

前兆として、大晦日は今、高円寺で一番旨いと言われているラーメン屋で夜明かし。
半分露店の店だから寒かったけど、ご機嫌のマスターの振る舞い酒を呑みながら、
極上の塩つけ麺に舌鼓を打った。

しかし、自分の信条は「もつ」。

年末に手に入れた「ハチノス(牛の胃袋)」でイタリア料理の「トリッパ」を作ろうと思い立ち、
30日から下茹でを開始した。

とにかく、白モツであるので柔らかくすることと臭みをいかに消すかが下茹での決めて。
たっぷりの香味野菜とスパイス、ワインビネガーを使って、圧力鍋で十分時間をかけて行う。

2日目の31日はいよいよ仕上げだ。
食べやすい大きさに切り出して、野菜とホールトマトをベースに味付け開始。

ウム、いい感じだが、後日食通のママさんに指摘された通り、ブイヨンが足りない。

最初にしてはまずまずだが、次回は煮込み感よりも、
グリル感のある切れのある仕上がりを目指したい。

正月の3日。
高円寺にできた噂のホルモン屋さん「関根精肉店」に行った。

店名から肉屋かと思われるだろうが、飲食店です。

ホルモンと言えば「まるちょう」。
牛の小腸である。

関東とは違って関西では腸の内側に付いている脂(体脂肪)を一切削り落とすことなく処理する。
この脂がプックリとコロコロとしてジュワ~と口の中に広がり旨いのだ。

先日、大阪のジャンジャン横丁の「ホルモン道場」で喰ってきたのもまさにそれ。

小腸の外壁の膜が焼けてカリカリに縮んで脂身が大きく外にせり出す。

「まるちょう」を知ると普通の焼肉なんて物足りなく感じることになりまっせ。