「久遠」のすご味

中野「久遠」

絶対的な信頼をおく店のひとつです。




「今日はありますよ」と出してくれた自己責任でいただく逸品。




まぐろの赤身ではありません。
蒲鉾ではありません。
羊羹やういろうではありません。

鮮度の象徴である切り口のエッジ立ちと噛み応えが抜群です。

そして、口の中全体に広がっていく甘味。

ヤバイですね。




さて、
豚だけでこんなにいろんな部位をいただける「やきとん」も行きましょう。

先ほどの逸品を見ていただければ判りますが、
素材の新鮮さは間違えがありません。

それ以上に、
この店を信頼しているのは店主の「隊長」の焼きの腕。

これがあるから、
焼き加減がひとつずつ違うたくさんの部位の「やきとん」が活かされるのです。



「トロハツ」

「ハツ」の脂の乗った部位をかなりのレア状態で焼き上げてくれました。

「ハツ」を焼いてもらう時のわたしの焼き加減の好みを憶えてくれていました。

ありがたい。



「テッポウ」

焼き過ぎても焼きが甘くても硬く仕上がってしまう「テッポウ」

絶妙でした。



「サガリ」

「ハラミ」がお腹の方の「横隔膜」の部位だとしたら、
「サガリ」は背中の方の「横隔膜」の部位です。

これもレアで焼かれていて、
内臓肉の滋味が口の中に広がっていきます。



「モチアブラ」

「カシラ」の脂の多い部位だったかな。

香ばしく焼かれていて、あっさりとポン酢でいただきます。

これ、好きなんですよね。





いつもお世話になっている「隊長」初公開です。
　※ご本人のご許可をいただいております。

イケメンとは言いません（笑）

いい男です。


あーりがとーございましたぁ～！

シリーズ一品 その８７「カレーライス」

新橋「スマトラ」

また「カレーライス」です。。。

ぬるい、味無い、粉っぽい、と
やっぱり美味しくないカレーなのだが、
このノスタルジーで昭和なカレーは、
たまに無性に喰いたくなるんですよね。

立ち喰いそばとカレースタンドは、
働くお父さんたちのを支えてきた日本固有のファストフード。

短い時間で早く、
寂しい懐でも安心の価格で、
お腹を満たして満足させる。

バカにしちゃいけません。




薄ら笑いを浮かべるインドネシア人らしき顔のマークが哀愁を感じさせます。

ジェフ・ベックがやってきた、ヤア ヤア ヤア

この方が来たんじゃ、
行かないわけにはいかん。



誰よりも最優先なのだ。




なんとまあ、
東京国際フォーラム以上にコンパクトな箱でやってくれるじゃないの。

嬉しいねぇ。




永遠のギター・キッズは衰えを知らない。



常に進化する冴えと切れのあるプレイは、
サポートメンバーを新しくすることで輝きを増す。



エラベックバンドでもおなじみの曲も数曲あったりして。



毎回ベックのライブを観に行くきっかけになった、
15年ぐらい前の爆発的で攻撃的で
自分を全面に押し出すプレイスタイルだったころに比べると、
バンドとしてのアンサンブルを考えながら、
かなり落ち着いたプレイに徹したいた印象でしょうか。



あれも聴きたかった、これはやらなかった、
と希望を言い出せば尽きないわけなのだけど、
ギタリストとしていまだ現役であるジェフ・ベックの健在ぶりを観ることができて
大満足でした。




ライブ終演後は、
前日の花見に二日酔い覚めやらぬながらも
日本酒に旨い刺身でしゃべくりまくり～！

ジェフ・ベック
また会おう！