中野の丸井裏の昭和な路地裏の一角。
「貝の久遠」のさらに奥にその店はありました。
「・・・」
「てんてんてん」と読むそうで「余韻」を表しているとか。
若い女性二人でやってる店で、
ちょっと明るくって綺麗で小体な小料理屋って感じです。
お通しは何品かある290円メニューの中から一品選ぶ趣向。
「焼き空豆」を頼みました。
この店、オヤジのひとり客がほとんどで、
帰宅前に若い女の子とおしゃべりしながら
軽く一杯やりたい連中の集う店のようです。
「牛すじのデミグラスソース煮込み」
牛すじは、もうちょっとトロトロに煮込んだほうがよかったかな。
スープももう少し濃厚な方が酒のツマミになるかなぁ。
純米酒のカップ酒が目玉らしいので1本もらいました。
「澤の花」
長野県佐久の日本酒ですね。
旨いよ。
お姉さんたちが気を使って話しかけてくれるけど、
適当に受け答えして早くもひとり酒の境地へ。
もう一品いただきたくて
「あさり入り厚焼き玉子」
あらかじめ焼いておいたやつを軽くチンして出してくれた。
焼き置きはしょうがないけどチンは無くてもよかったかな。
冷たいままでも美味しいからね。
チンは水分が必要以上に飛んでしまうのでよくないと思う。
まあ、
それほど旨い料理があるというわけではないんだけど、
ちょっと凝った日本酒に合いそうなツマミはあるので、
軽く一杯呑むにはいい店だと思う。
店もキレイだしね。
女性たちはピュアで優しい感じの癒し系で、
そこも客受けするところなんでしょうね。