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夜に横浜駅西口で観たいライブがあったので、
昼ごろには横浜に着いて実家の様子うかがい。
実家に行っても呑むぐらいしかやることが無く、
天気も良かったので、また横浜の街をブラブラしようと外へ。
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実家は横浜の磯子。
「磯子丼」なんて聞いたことも無いけど、
のぼりに書いてある材料を見ると旨そうなのかもね。
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その日は八幡橋から堀割川(運河)沿いに
伊勢佐木長者町方面目指して歩こうとプランした。
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このすぐ近くの小さな魚屋に生まれた娘が、
昭和の大スター「美空ひばり」になった訳だが、
実家に関してはほとんど語られていないので、
大スターの生誕地のわりには寂しいものです。
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中村橋の近くにユウサクさんが愛していた酒場と同じ屋号の店を発見!
思わず、パチリ。
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天気のいい土曜日で、
堀割川は釣り糸を垂らす人も多かったな。
ハゼが釣れるらしいね。
都会とは思えない長閑な光景です。
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横浜市大前から関内方面に向っていくと、
話しには聞いていたけど来るのは初めての
「横浜橋アーケード商店街」を発見。
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都内も含めて昔ながらの下町にあるアーケード街って、
一部の例外を除くとほとんどがシャッター商店街化してますが、
ここのアーケードはほとんどの店が元気に営業していて、
人通りもすごく多い活気のあるものでした。
ちょっとビックリ。
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大通り公園沿いに歩いて関内到着。
1時間ちょっとぐらいで磯子から関内まで歩いて来れた。
意外と近いな。
時間もたっぷりあって腹も減ったので中華街へ。
人だらけの大通りは避けて、
裏通りの超気になっていたボロイ店へ。
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知る人ぞ知る、超ディープな有名名物店です。
店名はいろいろあるので伏せさせていただきますが、
このメニューの不気味なコックさんのイラストを見れば
気付く人もいるかも知れませんね。
「えっ!」と目を疑いたくなる値段のメニューから選んだのは、
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「牛腩飯(牛バラ丼)」
中華街は「牛腩(牛バラ)」を使ったメニューが多いね。
東京は「豚バラ」が多いんだけど、
「牛腩」って文字を見るたびに横浜中華街に来たと思いますよ。
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さて、その「牛腩飯」ですが、衝撃的でした。
写真で見ても判ると思いますが、
人参、白菜、小松菜などの野菜がすべて「生」なんですよ。
一切、火が通されていない。
そして、かかっている濃い醤油ベースの餡が
半端じゃないぐらい熱々です。
量もすごい。
味は「・・・・・」
喰っていくうちに野菜が「生」の謎が解けてきました。
しばらくすると熱々餡の熱で野菜がほど良くしんなりしてきます。
さらによく観察すると、
牛バラらしい肉も茹で処理してあるだけで炒めた形跡が無い。
つまりこの「牛バラ丼」は一切油を使わずに調理されているのだ。
熱々の餡に茹で牛バラをあわせて、生野菜とご飯の上にかける。
それだけ。。。
ヘルシーだって?
油(脂)大好きおじさんには不足感この上無し!
せめて、餡に「五香粉」の風味があれば多少は良かっただろうに。。。
そんでね、
店に入る→新聞を読んでいるじいさんが新聞を読みながら注文を取る→
注文を店の奥に大声で通す→渋々立ち上がりお茶を出してくれる→
「これサービスね」と大根の酢漬けも出される→じいさんまた新聞を読み出す→
お店の外から料理を持ったコックが登場!→料理を置いて店を出て行く→
じいさん新聞読み続ける→喰い終わって1,000円札を出してお勘定→
じいさん新聞読みながら注文を反芻してお釣りの小銭をポケットから出す→
座ったまま新聞読んだままつり銭をオレに渡さずテーブルに置く→
新聞読んでるじいさんの前に置かれたつり銭を自分で拾い集めるオレ→
店外に出るとき「はい、どうもね」と一言。
こんな店なんですよ。。。
観光化した中華街にも、まだこんなディープな店が残っている。
ビバ!横浜中華街。
熱々濃い味餡に汗だくになりながら桜木町まで歩いて、
一駅だけど距離があるので電車に乗って横浜駅へ。
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横浜西口の川沿いのおでん屋台は、
今も5~6店ほどやっている様子。
昔は山下公園沿いにもたくさん屋台があったんだけどね。
基本的に横浜の屋台は博多の中州とは違って公道の不法占拠と不法営業。
なんだけどさ、
無粋なことは言いなさんなよ。
風情のある街並みは無くさずに残しましょうよ!
ビバ!横浜。