Part2:嘘を見抜け!
<前回のおさらい>
「あのさ~、そこのさー中華屋さんのランチ、リーズナブルで旨いぜ、並ばないし」
さて、上記の文章の中にいくつ「すてきなランチタイム」の妨げになる「嘘」が紛れているでしょうか。
「あのさ~」→真実
「そこのさー」→嘘
「中華屋さんのランチ」→嘘
「リーズナブルで旨い」→嘘
「ぜ」→真実
「並ばないし」→嘘
ではこやつの発言の「嘘」を説明いたしましょう。
「あのさ~」:真実
わたしのことをなめきってる話しかけ方。まさに真実。なめられきっているわたし。。。。
「そこのさー」:嘘
そこってどこだよ!「中村酒店の隣の鈴木歯科を駆け抜けること30分で突き当たるレンタルビデオ店が1階にあるビルの256階にある、、、、、」と言う具合に具体的に場所を説明できないということは、ほんの数回しか行ったことがなく、しかもハッキリ憶えちゃいない。これこそ「嘘!!」
「中華屋さんのランチ」:嘘
わたしの独壇場だがランチメニューのある「中華屋」は、イケてる店が少ない。「中華飯店」や「中華大飯店」や「ネガ反転」の場合は「あるある」だけど、「中華屋さん」の場合は昼夜通しで同じメニューを出すのが定番。特に「自慢メニュー」「人気メニュー」のある店で、「ランチではやっていません」なんて言われてみー!泣いちゃうよ。
「リーズナブルで旨い」:嘘
あり得ないから「嘘」と言うようでは底が浅い。ここは「旨いのにリーズナブル」と言わなければならないのだ。つまり「安いんだから旨い」という理屈では「ダメ」ということ。でも、吉牛は「早い、安い、旨い」って言ってるけどね。まあ、吉牛は好きだから許す。「安い店は旨いんだ」なんて言う輩の情報を頼りにランチしてはいけません。
「ぜ」:真実
では、この決めつけの「ぜ」も嘘だと思うでしょ。しか~し、、、、これは真実。つまり自信のないやつ、曖昧なやつ、嘘をつくやつ、こんなやつほど決めつけたがる。つまり、こいつにとっては「ぜ」は真実。ちょっと苦しいか。。。。。
「並ばないし」:嘘
並ばない店は人気がないということだから、これは普通に「嘘」だと思うでしょ。しかしその結論も底が浅いのです。「並ぶ店」はイイ店、旨い店だと思っているみなさん、すでにダメ店の術中にはまっています。ワザと客を並ばせるようなオペレーションなんて店にとってはいくらでも出来ます。むしろ並ばないような客あしらい、営業の方法をしてランチタイムも整然としている店こそ素晴らしい店と言えるでしょう。ここでこやつが言う「並ばない店」=「イイ店」という論理は「並ぶ店」を逆に賛辞している、ということなのです。やつの論理はすでに看破したようにすべてが劣等感から来る逆説です。つまり「並ぶ店」を内心賛辞するあまり、やつにとっての「イイ店」は「並ばない店」ということになるわけです。本当は並ぶ店が良さそうだけど、並ぶのはイヤだ。ここにやつの「嘘」がある。「おっ、ランチタイムなのに並ばない店?そりゃあ実は素晴らしい店なのでは・・・」と深読みしてド壺にはまるわけです。結果、やはり並ぶ価値のない店だってこと。
さて、長くなりましたが判っていただけましたか。
貴重なランチ。
他人に選択権を任せなくてはいけなくなったり、聞きたくもないやつの評価をもとに店を決めなくてはいけなくなったとき。
短い時間で適切に相手の「嘘」を見抜いて、上手に「腹痛てぇ、オレはパス」なんてことでスルーして遅飯で旨いものを喰う、という技を使わないと、午後のひとときは悲しくて悲しくて涙も震えも止まらず、仕事にならなくなることになる可能性大です。
さて、次回は「嘘つき」をスルーできたとしても、必ずしも満足を得られなかった。。。。
と言うことにならないために己の内面での選択基準をどう持つかをご教授いたしましょう。
では、また。
(写真は盛りによって「横綱」「親方」「理事長」「協会」「横審」「ナベツネ」の段階があるので有名なドカ飯パスタ店、有楽町「ジャポネ」の左「インディアン並」右「インディアン理事長」)
<前回のおさらい>
「あのさ~、そこのさー中華屋さんのランチ、リーズナブルで旨いぜ、並ばないし」
さて、上記の文章の中にいくつ「すてきなランチタイム」の妨げになる「嘘」が紛れているでしょうか。
「あのさ~」→真実
「そこのさー」→嘘
「中華屋さんのランチ」→嘘
「リーズナブルで旨い」→嘘
「ぜ」→真実
「並ばないし」→嘘
ではこやつの発言の「嘘」を説明いたしましょう。
「あのさ~」:真実
わたしのことをなめきってる話しかけ方。まさに真実。なめられきっているわたし。。。。
「そこのさー」:嘘
そこってどこだよ!「中村酒店の隣の鈴木歯科を駆け抜けること30分で突き当たるレンタルビデオ店が1階にあるビルの256階にある、、、、、」と言う具合に具体的に場所を説明できないということは、ほんの数回しか行ったことがなく、しかもハッキリ憶えちゃいない。これこそ「嘘!!」
「中華屋さんのランチ」:嘘
わたしの独壇場だがランチメニューのある「中華屋」は、イケてる店が少ない。「中華飯店」や「中華大飯店」や「ネガ反転」の場合は「あるある」だけど、「中華屋さん」の場合は昼夜通しで同じメニューを出すのが定番。特に「自慢メニュー」「人気メニュー」のある店で、「ランチではやっていません」なんて言われてみー!泣いちゃうよ。
「リーズナブルで旨い」:嘘
あり得ないから「嘘」と言うようでは底が浅い。ここは「旨いのにリーズナブル」と言わなければならないのだ。つまり「安いんだから旨い」という理屈では「ダメ」ということ。でも、吉牛は「早い、安い、旨い」って言ってるけどね。まあ、吉牛は好きだから許す。「安い店は旨いんだ」なんて言う輩の情報を頼りにランチしてはいけません。
「ぜ」:真実
では、この決めつけの「ぜ」も嘘だと思うでしょ。しか~し、、、、これは真実。つまり自信のないやつ、曖昧なやつ、嘘をつくやつ、こんなやつほど決めつけたがる。つまり、こいつにとっては「ぜ」は真実。ちょっと苦しいか。。。。。
「並ばないし」:嘘
並ばない店は人気がないということだから、これは普通に「嘘」だと思うでしょ。しかしその結論も底が浅いのです。「並ぶ店」はイイ店、旨い店だと思っているみなさん、すでにダメ店の術中にはまっています。ワザと客を並ばせるようなオペレーションなんて店にとってはいくらでも出来ます。むしろ並ばないような客あしらい、営業の方法をしてランチタイムも整然としている店こそ素晴らしい店と言えるでしょう。ここでこやつが言う「並ばない店」=「イイ店」という論理は「並ぶ店」を逆に賛辞している、ということなのです。やつの論理はすでに看破したようにすべてが劣等感から来る逆説です。つまり「並ぶ店」を内心賛辞するあまり、やつにとっての「イイ店」は「並ばない店」ということになるわけです。本当は並ぶ店が良さそうだけど、並ぶのはイヤだ。ここにやつの「嘘」がある。「おっ、ランチタイムなのに並ばない店?そりゃあ実は素晴らしい店なのでは・・・」と深読みしてド壺にはまるわけです。結果、やはり並ぶ価値のない店だってこと。
さて、長くなりましたが判っていただけましたか。
貴重なランチ。
他人に選択権を任せなくてはいけなくなったり、聞きたくもないやつの評価をもとに店を決めなくてはいけなくなったとき。
短い時間で適切に相手の「嘘」を見抜いて、上手に「腹痛てぇ、オレはパス」なんてことでスルーして遅飯で旨いものを喰う、という技を使わないと、午後のひとときは悲しくて悲しくて涙も震えも止まらず、仕事にならなくなることになる可能性大です。
さて、次回は「嘘つき」をスルーできたとしても、必ずしも満足を得られなかった。。。。
と言うことにならないために己の内面での選択基準をどう持つかをご教授いたしましょう。
では、また。
(写真は盛りによって「横綱」「親方」「理事長」「協会」「横審」「ナベツネ」の段階があるので有名なドカ飯パスタ店、有楽町「ジャポネ」の左「インディアン並」右「インディアン理事長」)