安部晋三首相の本心 3

安部晋三の出だし好調は、他党のインフレターゲット政策、日銀改革を真似た効果とみるべきです。

7月の参議院選挙を目指した、表面を取り繕う指針表明がでていると言わざるを得ません。インフレターゲットの金融政策は企業を下支えるために財政的に重要ですが、実質的な経済成長とならなければ、国家の税収は増えません。インフラ整備は必要ですが、箱物的な財政出動は、一時的な国家薬であり、経済発展の持続性がありません。

本当に税収を上げる民間企業が活性化する、サポート、政策が見えていません。
さらに世界一位のＧＤＰ国家を目指すなら、成長産業、未来産業への投資する起業家的なチャレンジ精神が不可欠です。例えば、リニア新幹線を国家事業として早期に実施したならば、期待感が高まり、経済スピードが上がり、地方活性化の特効薬となります。

IPS細胞の研究費の増額は結構ですか、世界中に市場のある有望な産業となる分野ですので、国家からの人的支援、研究支援をするべきです。世界一位のＧＤＰ国家本当に目指すなら、先見性と行動力が問われます。

操作したインフレ率2％で消費税増税10％したならば、政府の試算では、年収500万円の4人家族で年間33万8千円(消費税分＋社会保障費等)の家計負担となり、1月分の給料がなくなる計算です。
不況の再来、デフレの深刻化は目に見えています。

1997年の消費税5％増税によるデフレ15年不況、自殺者8千人増加、失業率2％増加と経済成長停止状態から経済原理を学ぶべきです。

国政を世襲議員が握ると失敗する原因は、お坊ちゃま人生で、金銭感覚、経済感覚の欠如、世間の常識、地方自治の常識、国家の常識、国際常識が欠如から国防危機まで進みます。中途半端な経済構造の理解で、職業政治家をしているからといえます。本当に自国を守り、経済発展の道筋を付けれる知行合一的な人材が必要です。

安部晋三首相は、この日本を任すに足りる人間でしょうか。残念ながら、能力は上の中ですが、党利党略の中にいながら進んでいるので、国民のために命を掛けるだけの人材とは言い難いです。いい子ちゃんで、憲法改革論者として憲法96条の改正が使命の限界と見るべきだと考えます。

　　　　　　　　　　　　　奈良市を光のカナタニ にいくぞ！