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葬儀業界のIT化で「読経ロボット」「ネット葬儀」が話題 葬式の本来の意味とは?

2017年08月16日 06時26分10秒 | 日記

葬儀業界のIT化で「読経ロボット」「ネット葬儀」が話題 葬式の本来の意味とは?

葬儀業界のIT化で「読経ロボット」「ネット葬儀」が話題 葬式の本来の意味とは?

 

 

《本記事のポイント》

  • ロボットによる読経やネットで葬儀を配信する新サービスが話題を呼ぶ
  • 宗教的な儀式である葬儀の意味が分からない現代人が増えている
  • 死者の魂が迷わないよう、死後の世界の真実などを説くことが、聖職者の本来の使命

 

日本には、お盆に里帰りし、先祖供養を行う風習がある。最近は「終活」という言葉も定着し、人生の最期を迎える前に、墓や葬儀、相続などの準備を進めている人も多いだろう。

 

そうした中、今月下旬に開催される葬儀・埋葬などの展示会「エンディング産業展2017」に出展予定である、神奈川県のある企業が手掛ける葬儀の新サービスが話題を呼んでいる。

 

新たな葬儀サービスとは、ヒト型ロボット「Pepper(ペッパー)」が、僧侶に代わって読経することや、芳名帳記入をIT化した「電子芳名帳」、ネット上で葬儀を配信し、遠隔の人もスマートフォンで疑似体験できる「ネット葬儀サービス」などだ。

 

企業のホームページによると、このIT技術を使った葬儀サービスは、菩提寺の無い人や、檀家制度にとらわれたくない人などの現代人のニーズに応えるためのものだという。

 

 

ロボットのPepperが読経と説法!?

ヒト型ロボットのPepperは、確かに頭が"坊主"であり、導師の格好で読経するだけでなく、説法もできるらしい。Pepperの横には、人間の副住職が控え、何が起きても対応できるという。

 

本来、葬式とは、亡くなった人がこの世への執着を取り去ってあの世へ旅立つ、宗教的な意義を持つ儀式だ。しかし、Pepperによる読経や説法には、宗教的な功徳はないだろう。

 

現代の葬式は、「お通夜」「告別式」などの儀式はあるが、その霊的な意味を理解する現代人は少なくなっている。

 

そのため、経済合理性を重視する風潮が強まり、「格安葬儀」や、お坊さんをネットで注文するサービスが広がっている。中には、葬儀や埋葬もせず、お墓や仏壇を作らない「ゼロ葬(0葬)」を行うケースも増えている。

 

 

聖職者は宗教の本道に戻るべき

そうした中、大川隆法・幸福の科学総裁は、死者を導く聖職者の本来の使命について、次のように述べている。

 

既成の宗教である仏教に対して、『仏教そのものが無効である』と言う気は、まったくありません。しかし、今、生きている人が読んでも分からない漢文のお経を、信仰心がなく、あの世を信じていない人が、死んでから聴いても、分かるはずはないのです」(『愛、自信、そして勇気』) 

 

僧侶であれば、『魂の救済』の話ができなければいけません。それが僧侶の本来の使命です」(『正しい供養 まちがった供養』)

 

聖職者の本来の使命とは、死者の魂が迷わないよう、真理を説くことにある。「死んだらどうなるのか」「あの世はどのような世界なのか」という疑問に対し、明確に真理を説く宗教が求められているのではないだろうか。

(小林真由美)

 

【関連書籍】

幸福の科学出版刊 『正しい供養 まちがった供養』 大川隆法著

https://www.irhpress.co.jp/products/detail.php?product_id=1811

 

幸福の科学出版 『天国に還るための終活』 百歳まで生きる会 監修

https://www.irhpress.co.jp/products/detail.php?product_id=1550

 

【関連記事】

2015年12月7日付本欄 アマゾンでお坊さんを"購入"!? 「あの世」「霊」を語れる聖職者でなければ引導を渡せない

http://the-liberty.com/article.php?item_id=10587

 

2015年11月号 「お寺が消える時代」に考えたい 本当に安心できる「終活」

http://the-liberty.com/article.php?item_id=10217

 

2014年9月27日付本欄 【終活論(最終回)】「お葬式」のスピリチュアルな真相とは?

http://the-liberty.com/article.php?item_id=8500


【再掲】終戦記念日に考える 先の大戦の本当の「反省」――大東亜戦争で「勝つ」方法

2017年08月16日 06時25分48秒 | 日記

【再掲】終戦記念日に考える 先の大戦の本当の「反省」――大東亜戦争で「勝つ」方法

2017年9月号 編集長コラム

 

Monthly Column

 

夏になると、先の大戦をめぐって「日本がいかに悪かったか」という反省が始まる。しかし、中国や北朝鮮による危機が大きくなる中、政治家など責任ある立場の人には、300万人以上の犠牲者を二度と出さないための「反省」が求められる。

 

確かに日本は様々な失敗をした。それを反省し、何がその時その時のベストの選択肢だったのか考えてみたい。

 

 

戦前日本の3つの「困難」

戦前、日本が戦っていたものは大きく3つある。(1)欧米の人種差別や植民地主義。(2)ソ連が満州や中国に広げようとした共産主義。(3)1929年の大恐慌後のブロック経済。

 

日本は、欧米のような搾取型の植民地がなく、国民が食べていけなくなった。1940年代に入ると、アメリカなどから「石油や屑鉄を売らない」というABCD包囲網をつくられ、最後は戦争に踏み切るしかなかった。

 

昭和天皇は大東亜戦争の遠因が人種問題であり、近因が経済封鎖だったと指摘されていた。つまり、(1)と(3)によって特に日米戦争は起こった。

 

当時に戻って、アメリカとの戦争を避ける方法、また、戦争になっても最小限の被害で「国家としてサバイバルする」方法を整理したい。

 

 

(1)日英同盟を維持

アメリカとの戦争を避ける方法としては、まず、「日英同盟の維持」が挙げられる。

1904~05年の日露戦争後、中国大陸をめぐって日米の対立が大きくなった。アメリカは「中国での商売を独占し、隙あらば植民地にしたい」と考えていたが、日本も権益を最大限確保したため、結局アメリカが画策して1921年、日英同盟が破棄された。

日露戦争の直後、アメリカの鉄道王ハリマンの提案を受け入れ、満州鉄道を日米で共同経営していれば、同盟維持のチャンスは十分あったとされる。

その場合、米英が同盟関係にあるので、イギリスが調整役となって日米の衝突は避けられた可能性が高い。

 

 

(2)ハル・ノートを「受諾」

ただ、日米戦争はルーズベルト大統領(在任1933~45年)本人が望み、日本を追い込んだのは周知の事実だ。

 

1940年7月、ナチス・ドイツがイギリスに侵攻。ルーズベルトは同盟国のイギリスを助けるために、ドイツの同盟国の日本との開戦を切望した。そうすればドイツと同時に開戦できる条件が整う。

 

日米交渉で1941年11月、日本が受け入れないことを見越して、アメリカは中国からの全面撤退などを求める「ハル・ノート」を突きつけた。

 

日本はやむなく開戦を決意したが、その前にハル・ノートを国際社会に公表し、「アメリカが無理難題を言っている」と訴えるべきだったというのは、多くの専門家が指摘するところだ。

 

米国民は対独参戦に反対で、前年の大統領選でルーズベルトは「みなさんの息子を戦場に送らない」と公約していた。アメリカが無茶を言っているなら、米国民も日本に同情的になり、参戦に踏み切れない。

 

しかし、時の東條英機内閣は、国民から「ハル・ノートを受け入るべきだ」との声が上がるのを懸念し、公表を控えたという。

 

その意味では、ハル・ノートを「ひとまず受け入れる」のがベストの選択だったのだろう。国民は長引く日中戦争に嫌気がさしていた。ハル・ノートには中国からの撤退の期限は書かれていないので、中国国民党と和平交渉を進めながら時機を見て撤退していけばよかった。

 

中国での対立が解消されれば、さしあたり開戦は回避できた。

 

 

(3)オランダとだけ開戦

日本として戦争に突入したとしても、アメリカとの戦争をやり過ごす方法はある。

 

大東亜戦争の近因は経済封鎖だったので、日本が石油を手に入れれば話はそこで終わる。

 

アメリカではなく、オランダと交渉し、その植民地のインドネシアの石油を獲得すればよかった、というのは評論家の日下公人氏が強調するプランだ。

 

オランダもABCD包囲網の一角で、簡単には売ってくれない。最後は「国家の生存権」を訴えて軍隊を送って強制的に奪うしかない。ただ、代金は振り込んで、ぎりぎり正当性をアピールする。

 

その場合、アジアの植民地帝国のイギリスは黙っておれず、英東洋艦隊との間で戦端が開かれる。一方、反戦世論のアメリカが日本の行動を妨害するのは、やはり難しいとみられる。

 

 

米艦隊を待ち受ける

とはいっても、ルーズベルト米大統領が策謀をめぐらせて日本と戦争する口実をつくり出し、日米開戦に至るかもしれない。

 

その際は、米太平洋艦隊がフィリピン沖かマリアナ海域にやって来るのを待ち受ければいい。

 

もともと日本海軍は短期の艦隊決戦を想定した艦船を持ち、訓練されてきた。日露戦争の日本海海戦のように、「フィリピン海海戦」を準備する。ハワイまで遠征する必要はまったくない。

 

1941~42年時には、日本海軍の戦力はアメリカの2倍以上だった。迫り来る米艦隊を潜水艦の魚雷攻撃で弱めておき、戦艦大和と武蔵が襲いかかる。さらに空母艦隊が航空攻撃をかける。アメリカはまだ空母による航空戦力の威力を知らないので(真珠湾攻撃がないため)、日本は完勝するだろう。

 

日本は即座に講和を提案する。太平洋の戦力を失ったルーズベルトは受け入れるしかない。

 

 

(4)米と艦隊決戦し講和

では、日米戦争が現実同様に、真珠湾攻撃、ミッドウェー海戦、マリアナ沖海戦へと進んだ場合、どうすれば勝利を確実にできるだろうか。あるいは、ぎりぎり引き分けにする方法がないか。

 

基本ラインは、正面から艦隊決戦に臨み、早期に講和に持ち込む戦略だ(もともと山本五十六連合艦隊司令長官はこれを目指していたが、戦力を集中しての決戦をためらった)。

 

そのためには、1941年12月の真珠湾攻撃にあたって、確実に事前の宣戦布告を行うことが前提条件となる。

 

真珠湾奇襲をルーズベルトに「だまし討ちだ」と宣伝され、米国民の反戦世論が「日本、許すまじ」にひっくり返った。その隙を与えなければ、米国内の早期講和派を味方にでき、いくらでも道が開けた。

 

第一のタイミングは、真珠湾攻撃後だ。

 

真珠湾攻撃はもともと、日本がインドネシアの石油を獲得するに際して、米太平洋艦隊に邪魔されないための補助作戦。米艦隊が1~2年、"消滅"するぐらい徹底的に叩いておきたい。

 

第一波攻撃で真珠湾内の艦艇を沈めた後は、石油タンク、艦船修理工場を追加攻撃。さらには湾内不在の空母2隻を探し出して撃沈する。

 

米太平洋艦隊"消滅"で、ルーズベルトは講和するしかない。

 

 

複数の講和のタイミング

第二のタイミングは、1942年6月のミッドウェー海戦後。

 

現実は日本の大敗だったが、勝利のカギは戦力の集中だった。同時に進めたアリューシャン作戦をやめ、その中心戦力の空母2隻を回して、空母計6隻体制とする。空母艦隊の後方500キロに温存していた戦艦大和を前面に押し立て、米空母3隻を撃ちまくる。索敵などでの油断がなければ圧勝できるだろう。

 

1944年6月のマリアナ沖


【再掲】終戦記念日に考える 先の大戦の本当の「反省」――大東亜戦争で「勝つ」方法

2017年08月15日 06時35分39秒 | 日記

【再掲】終戦記念日に考える 先の大戦の本当の「反省」――大東亜戦争で「勝つ」方法

2017年9月号 編集長コラム

 

Monthly Column

 

夏になると、先の大戦をめぐって「日本がいかに悪かったか」という反省が始まる。しかし、中国や北朝鮮による危機が大きくなる中、政治家など責任ある立場の人には、300万人以上の犠牲者を二度と出さないための「反省」が求められる。

 

確かに日本は様々な失敗をした。それを反省し、何がその時その時のベストの選択肢だったのか考えてみたい。

 

 

戦前日本の3つの「困難」

戦前、日本が戦っていたものは大きく3つある。(1)欧米の人種差別や植民地主義。(2)ソ連が満州や中国に広げようとした共産主義。(3)1929年の大恐慌後のブロック経済。

 

日本は、欧米のような搾取型の植民地がなく、国民が食べていけなくなった。1940年代に入ると、アメリカなどから「石油や屑鉄を売らない」というABCD包囲網をつくられ、最後は戦争に踏み切るしかなかった。

 

昭和天皇は大東亜戦争の遠因が人種問題であり、近因が経済封鎖だったと指摘されていた。つまり、(1)と(3)によって特に日米戦争は起こった。

 

当時に戻って、アメリカとの戦争を避ける方法、また、戦争になっても最小限の被害で「国家としてサバイバルする」方法を整理したい。

 

 

(1)日英同盟を維持

アメリカとの戦争を避ける方法としては、まず、「日英同盟の維持」が挙げられる。

1904~05年の日露戦争後、中国大陸をめぐって日米の対立が大きくなった。アメリカは「中国での商売を独占し、隙あらば植民地にしたい」と考えていたが、日本も権益を最大限確保したため、結局アメリカが画策して1921年、日英同盟が破棄された。

日露戦争の直後、アメリカの鉄道王ハリマンの提案を受け入れ、満州鉄道を日米で共同経営していれば、同盟維持のチャンスは十分あったとされる。

その場合、米英が同盟関係にあるので、イギリスが調整役となって日米の衝突は避けられた可能性が高い。

 

 

(2)ハル・ノートを「受諾」

ただ、日米戦争はルーズベルト大統領(在任1933~45年)本人が望み、日本を追い込んだのは周知の事実だ。

 

1940年7月、ナチス・ドイツがイギリスに侵攻。ルーズベルトは同盟国のイギリスを助けるために、ドイツの同盟国の日本との開戦を切望した。そうすればドイツと同時に開戦できる条件が整う。

 

日米交渉で1941年11月、日本が受け入れないことを見越して、アメリカは中国からの全面撤退などを求める「ハル・ノート」を突きつけた。

 

日本はやむなく開戦を決意したが、その前にハル・ノートを国際社会に公表し、「アメリカが無理難題を言っている」と訴えるべきだったというのは、多くの専門家が指摘するところだ。

 

米国民は対独参戦に反対で、前年の大統領選でルーズベルトは「みなさんの息子を戦場に送らない」と公約していた。アメリカが無茶を言っているなら、米国民も日本に同情的になり、参戦に踏み切れない。

 

しかし、時の東條英機内閣は、国民から「ハル・ノートを受け入るべきだ」との声が上がるのを懸念し、公表を控えたという。

 

その意味では、ハル・ノートを「ひとまず受け入れる」のがベストの選択だったのだろう。国民は長引く日中戦争に嫌気がさしていた。ハル・ノートには中国からの撤退の期限は書かれていないので、中国国民党と和平交渉を進めながら時機を見て撤退していけばよかった。

 

中国での対立が解消されれば、さしあたり開戦は回避できた。

 

 

(3)オランダとだけ開戦

日本として戦争に突入したとしても、アメリカとの戦争をやり過ごす方法はある。

 

大東亜戦争の近因は経済封鎖だったので、日本が石油を手に入れれば話はそこで終わる。

 

アメリカではなく、オランダと交渉し、その植民地のインドネシアの石油を獲得すればよかった、というのは評論家の日下公人氏が強調するプランだ。

 

オランダもABCD包囲網の一角で、簡単には売ってくれない。最後は「国家の生存権」を訴えて軍隊を送って強制的に奪うしかない。ただ、代金は振り込んで、ぎりぎり正当性をアピールする。

 

その場合、アジアの植民地帝国のイギリスは黙っておれず、英東洋艦隊との間で戦端が開かれる。一方、反戦世論のアメリカが日本の行動を妨害するのは、やはり難しいとみられる。

 

 

米艦隊を待ち受ける

とはいっても、ルーズベルト米大統領が策謀をめぐらせて日本と戦争する口実をつくり出し、日米開戦に至るかもしれない。

 

その際は、米太平洋艦隊がフィリピン沖かマリアナ海域にやって来るのを待ち受ければいい。

 

もともと日本海軍は短期の艦隊決戦を想定した艦船を持ち、訓練されてきた。日露戦争の日本海海戦のように、「フィリピン海海戦」を準備する。ハワイまで遠征する必要はまったくない。

 

1941~42年時には、日本海軍の戦力はアメリカの2倍以上だった。迫り来る米艦隊を潜水艦の魚雷攻撃で弱めておき、戦艦大和と武蔵が襲いかかる。さらに空母艦隊が航空攻撃をかける。アメリカはまだ空母による航空戦力の威力を知らないので(真珠湾攻撃がないため)、日本は完勝するだろう。

 

日本は即座に講和を提案する。太平洋の戦力を失ったルーズベルトは受け入れるしかない。

 

 

(4)米と艦隊決戦し講和

では、日米戦争が現実同様に、真珠湾攻撃、ミッドウェー海戦、マリアナ沖海戦へと進んだ場合、どうすれば勝利を確実にできるだろうか。あるいは、ぎりぎり引き分けにする方法がないか。

 

基本ラインは、正面から艦隊決戦に臨み、早期に講和に持ち込む戦略だ(もともと山本五十六連合艦隊司令長官はこれを目指していたが、戦力を集中しての決戦をためらった)。

 

そのためには、1941年12月の真珠湾攻撃にあたって、確実に事前の宣戦布告を行うことが前提条件となる。

 

真珠湾奇襲をルーズベルトに「だまし討ちだ」と宣伝され、米国民の反戦世論が「日本、許すまじ」にひっくり返った。その隙を与えなければ、米国内の早期講和派を味方にでき、いくらでも道が開けた。

 

第一のタイミングは、真珠湾攻撃後だ。

 

真珠湾攻撃はもともと、日本がインドネシアの石油を獲得するに際して、米太平洋艦隊に邪魔されないための補助作戦。米艦隊が1~2年、"消滅"するぐらい徹底的に叩いておきたい。

 

第一波攻撃で真珠湾内の艦艇を沈めた後は、石油タンク、艦船修理工場を追加攻撃。さらには湾内不在の空母2隻を探し出して撃沈する。

 

米太平洋艦隊"消滅"で、ルーズベルトは講和するしかない。

 

 

複数の講和のタイミング

第二のタイミングは、1942年6月のミッドウェー海戦後。

 

現実は日本の大敗だったが、勝利のカギは戦力の集中だった。同時に進めたアリューシャン作戦をやめ、その中心戦力の空母2隻を回して、空母計6隻体制とする。空母艦隊の後方500キロに温存していた戦艦大和を前面に押し立て、米空母3隻を撃ちまくる。索敵などでの油断がなければ圧勝できるだろう。

 

1944年6月のマリアナ沖海戦(サイパン島の戦いを含む)までもつれ込んだとしても、真珠湾が「だまし討ち」でなければ、講和の道は残っていた。これが第三のタイミングだ。

 

サイパン島の戦いは、米軍に占領されれば日本本土への空襲を許してしまう天王山。しかし、日本軍は易々と玉砕した。

 

最善策は、まず、マリアナ沖海戦前のニューギニアやソロモン諸島(ガダルカナル島など)での戦いは早期にあきらめ、練度の高い飛行士を温存する。さらに、中国大陸で余っている陸軍を10万人前後投入し守備隊を増強。硫黄島の戦い(1945年2月)のように、島中に地下トンネルを掘り、ゲリラ戦を展開すれば、硫黄島以上のダメージを米側に与えられる。

 

米国民の厭戦気分は高まり、講和の大きなチャンスとなった。

 

 

戦前以上のリーダー不在

ここで検討したことは結果論ではある。それでも、「どうすればよかったのか」を考えることからしか、先の大戦のような惨禍を避ける道は見出せない。

 

現在の日本の政治家は、中国や北朝鮮の脅威を前に、「どうすれば国民を守れるか。日本として存続できるのか」を考え抜き、行動しなければならない。

 

が、その気配は今の国会にはない。戦前以上のリーダー不在。この状況を変えることから、日本が生き残る道が開ける。

 

(今回は、戦争の目的を「国家のサバイバル」と設定した。それにとどまらず、「あるべき世界秩序をつくる=人種差別の世界を終わらせる」のを目的としたとき、最善の選択肢は何だったかについて、今後検討したい)

(綾織次郎)


23区内の大学、定員増を認めない方針 教育は国家の支配下にあるべきなのか

2017年08月15日 06時33分28秒 | 日記

23区内の大学、定員増を認めない方針 教育は国家の支配下にあるべきなのか

23区内の大学、定員増を認めない方針 教育は国家の支配下にあるべきなのか

 

 

政府は、大学生の東京への一極集中を是正する目的で、東京23区内の私立大学の定員を抑制する施策を進めている。12日付読売新聞は、文科省が大学設置に関する告示を改正し、2018年度から23区内での定員増を認めないことを明記すると報じた。

 

23区内に新しい学部を設置する場合は既存の学部の定員を減らして対応することが求められることになりそうだ。これまでの有識者会議では「学問の自由や教育を受ける権利に強い制約をかける」(早稲田大学・鎌田薫総長)など、反対論も出ていた。

 

文科省は14日、この告示の改正案について意見公募(パブリックコメント)の募集を開始。9月12日までに集まった意見を参考に修正した上で改正する見込みだ。

 

 

大学教育は国家の管理下に

しかし、「都心の大学の定員を減らし、地方に振り分ける」という発想は、教育活動が国家の管理下にある、という前提に立ったものだ。

 

現在、日本では、国公立大学だけでなく私立大学の教育内容についても、文科省の支配下にある。私立大学の大学設置を行う際も、文科省の審議会で、大学施設の規模や教員の人選、既存の学問の枠組みとの整合性などについて指摘される。それによって、これまでにない学部の設置が極めて難しくなっている。

 

今年1月には、文科省が幹部の大学への天下りをあっせんしていた問題で当時の責任者が相次いで辞任した。天下りの受け入れを条件に大学や学部の設置を認可したのではないかと疑われる事例も出てきている。また、4割以上が赤字経営と言われている私立大学にとって、補助金額の上下は死活問題となる。

 

「許認可権」や「補助金」により、各大学の手綱を引いているという現状があるのだ。

 

 

未来を創る教育は自由から生まれる

しかし、激しく社会が変化する中、中央政府の「計画経済」によって、10年、20年後に活躍する人材を輩出できるとは限らない。むしろ今必要なのは、大学教育の「自由化」だ。

 

大学の定員増の抑制や都心への新規学部の設置抑制は、それに逆行する。例えば政治・経済分野であれば、東京都心など都市部にキャンパスを置く方が、教育効果が高いと考える教育者がいるのは自然なことだろう。

 

各私立大学の経営責任は、結局、その大学が取ることになる。学生がどのような人材に育つかについても、政府が責任を取るわけではない。新しい学問の地平を開くのは、各大学の「企業家精神」であることを今一度見直してもらいたい。

(河本晴恵)

 

【関連書籍】

幸福の科学出版 『自由を守る国へ』 大川隆法著

https://www.irhpress.co.jp/products/detail.php?product_id=1348

 

【関連記事】

2017年4月号 「天下り」と「大学認可」の深すぎる関係 - 文科省再就職口利き問題

http://the-liberty.com/article.php?item_id=12634


【加計問題】学校設立の塾経営者が実感「認可制の実態は、参入障壁だ」

2017年08月14日 06時19分08秒 | 日記

【加計問題】学校設立の塾経営者が実感「認可制の実態は、参入障壁だ」

【加計問題】学校設立の塾経営者が実感「認可制の実態は、参入障壁だ」

 

 

《本記事のポイント》

  • 加計学園「認可保留」を決めたのは、加計学園のライバルたち!?
  • 認可行政は、既存の学校による「参入障壁」仕組み
  • 認可システムこそ「教育の質」のネックになっているのでは

 

もし、ある地域に出店しているコンビニの店長たちが審議して、「その地域に新たなコンビニチェーンが参入していいか」を決められるとしたら、どうだろうか――。

 

「加計学園」獣医学部の認可判断がこのほど、保留されることになった。認可したくなかった関係者にとって、あれだけの騒ぎになったことは、「追い風」になったことだろう。

 

ここで、「認可保留」を決めた「審議会」のメンバーに注目してほしい。既存の獣医学部の関係者や、全国の獣医をまとめる獣医学会の役員などが大半を占めている。つまり、新たな獣医学部のライバル、あるいは卒業生のライバルに当たる人たちが、認可を渋っているのだ。

 

審議会は「獣医学部の数が多すぎる」「教育の質が不十分」といった理由を挙げている。しかし、「新規参入を増やして競争させた方が、質が上がる」というのが、他の業界の常識だ。

 

この「参入障壁」が、日本の学校教育が進化する可能性を奪っている面がある。

 

 

認可は、経営学的に見ると「学校をつくらせない」仕組み

塾経営などを営み。、インターナショナルスクールの開設を目指すAさんは、「認可システムの実態が『参入障壁』である」と、実感しているうちの一人だ。

 

インターナショナルスクールといえば、英語の授業などにより国際性を身につけさせ、個性や才能を育む教育方針などが特徴的だ。日本の公教育については、「画一的な教育をするため、子供の個性や才能を潰している」と指摘される。こうした問題意識が強い保護者にとって、インターナショナルスクールは、魅力的な選択肢となる。

 

塾経営で多くの実績を収め、定評を得てきたAさんは、新たな教育モデルづくりを追求するため、新しく学校を創ることを決めた。

 

しかし、開校準備を進めるうちに、大変なことが分かった。それは、「認可を受ける前に、決められた規模の建物、決められた人数の教員を揃えなければいけない」ということだった。つまり、もし設備や人員に大きな投資をした上で「不認可」となれば、全てが無駄になる仕組みなのだ。

 

「事業は小さく、手堅くはじめる」のは、経営における常識だ。事実上、現在の認可システムは、経営学的に見て「新規参入を許さない」ものになっている。

 

そこでAさんは、まずは認可のないインターナショナルスクールを開校し、軌道に乗ったら設備・人員を揃え、認可申請することを決めた。

 

 

「行政指導」の裏に、既存の学校!?

しかし、またもや「参入障壁」が現れた。

 

ある時、Aさんは、自治体の庁舎に呼び出される。「無認可のインターナショナルスクールは、児童が普通教育を受ける権利を損なわせる」ことや、生徒募集の広告などに「小学校」という表記をしていることなどに対する行政指導だった。

 

Aさんは、自治体側の指摘・質問に、真摯に対応しているという。

 

しかし、客観的に見れば、この行政指導には、いささか違和感がある。例えば、認可のないインターナショナルスクールは全国にあり、自治体の中にもいくつか存在する。中には、「学校」を名乗る形で運営しているところも多い。そもそもインターナショナルスクールに子供を入れる親は、「子供に教育を受けさせない」のではなく、「より質の高い教育を受けさせる」ために入れている。

 

厳しい行政指導に対し、「背景に何かあるのではないか」と勘ぐってしまいたくなる。

 

例えば、その地域には有名な私立小学校がある。その学校法人を創設・運営する名家と、現在の自治体の首長とは、関係が深いと言われている。また、地域内の小学校を認可する審議会の名簿を見れば、地元の教育関係者ばかりの名前が並ぶ。既存の学校関係者が、新しく学校を創ろうとしているAさんに圧力をかけているという見方は、行き過ぎだろうか。

 

実際に、「行政を刺激したくない」として匿名での取材を希望するAさんからは、「行政が恣意性な判断をしかねない」という懸念が、ひしひしと伝わってくる。

 

 

認可システムこそ「教育の質」のネックになっているのでは

Aさんはこう語る。

 

「教育界の既得権益は予想以上に強固なものです。加計学園ではありませんが、それこそ政治家や役人の力を使わないと、事実上、『学校をつくらせない』仕組みになっています。実際に調べると、国内で認可を受けているインターナショナルスクールの多くは、自治体とタイアップするなど、行政と結びついたものばかりでした」

 

こうした例は全国にあるはず。もしその結果、「新たな教育モデル」の芽が摘まれているとすれば、損をしているのは親や子供たちだ。学校の認可システムは「教育の質を確保する」ことを謳って運用されているが、参入障壁こそ「教育の質」のマイナスになっているのではないか。

 

もし、既存の学校が「新規参入」を阻みたいなら、正々堂々と努力をして、「教育の質」で圧倒すればいいはずだ。

(馬場光太郎)

 

【関連記事】

2017年7月20日付本欄 「加計学園」問題で報じられない、認可前に「校舎」を建てさせる不条理

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2017年5月20日付本欄 「加計学園」問題も「森友学園」問題も、アメリカなら起きなかった

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PAC3配備の疑問の声に反論してみた 戦後最も危険な夏に、日本が世界に発すべきこと

2017年08月14日 06時17分00秒 | 日記

PAC3配備の疑問の声に反論してみた 戦後最も危険な夏に、日本が世界に発すべきこと

 

中国、四国地方の4県に配備された、航空自衛隊の迎撃ミサイル「パトリオット(PAC3)」。配備をめぐり、さまざまな声が上がっています。

 

毎日新聞が12日に報じた「『どう対応すれば』 地元から不安や疑問の声」と題した記事では、配備に否定的なコメントが並んでいます。

(参照: https://mainichi.jp/articles/20170813/k00/00m/040/125000c )

 

本欄では、その声を引用し、反論を試みます。

 

(1)「軍事的な挑発に対し、日本が行動を取ることが、北朝鮮に刺激を与え、核戦争へとつながるかもしれない」

⇒北朝鮮が一向に挑発を止めないから、日本が行動を取らざるを得ないのです。日本は長年にわたって、何度も外交ルートを通じて、非核化や対話の必要性を訴えてきましたが、いずれも失敗に終わっています。なぜ北朝鮮の暴走を批判せず、日本を悪者にしたいのでしょうか。


中国の監視カメラで映画製作 日本を中国のような監視大国にしてはならない

2017年08月13日 06時34分45秒 | 日記

中国の監視カメラで映画製作 日本を中国のような監視大国にしてはならない

中国の監視カメラで映画製作 日本を中国のような監視大国にしてはならない

 
中国では至る所に監視カメラが設置されている。

 

《本記事のポイント》

  • 中国の監視カメラの映像から、映画がつくられた
  • 監視カメラやネット検閲など、中国では監視が日常的に行われている
  • 監視社会に近づきつつある日本は、反面教師としたい

 

中国で、興味深い映画が製作された。それは、監視カメラの映像でつくられた映画「Dragonfly Eyes」だ。

 

それは、酪農場で働く若い女性と、農場の監視システムの技術者で彼女を監視していた男性の、不運なラブストーリー。

 

中国で最も有名な芸術家、シュー・ビン(Xu Bing)氏らが、中国のインターネットセキュリティ会社などのウェブサイトから、監視カメラの映像をダウンロードし、7000時間の映像の中から選り分けて、約80分の映画をつくったという。

 

シュー氏は、「この作品は未来の芸術の表現法をも予言している」とコメントしており、「全く新しい現代アートの作品を創りたい」という思いから、この作品をつくったようだ。

 

シュー氏は、11日付の米ウォール・ストリート・ジャーナル紙の取材に対し、「世界全体は、巨大な映画スタジオになっている。(中略)過去は、政府の監視だったが、今やその範囲は、政府からあらゆる人に広がっている」と答えている。

 

 

あらゆる場所に監視カメラがある

シュー氏が語るように、中国の監視カメラの設置数は世界でもトップクラス。2010年以降、カメラの設置数は年間20%のペースで増加しており、中国全体には約8000万台のカメラがあるといわれている。

 

監視カメラがあるのは、道路や駅など公共の場所だけではない。食堂やレストラン、学校の中、ヨガや水泳のレッスン、フェイスエステ中の様子など、極めてプライベートな映像まで撮影されている。

 

中国では官民問わず、治安維持や犯罪防止のために、あらゆる場所に監視カメラを設置しており、国民もそれを受け入れている状況だ。

 

 

ネット監視は当たり前、大企業の個人データにまで

その監視体制を取り仕切っているのは、やはり、中国政府である。中国国家インターネット情報弁公室は11日、ネットサービス大手3社に対し、国家の安全を脅かす情報を流す利用者がいるとして、一斉調査に乗り出した。こうした調査は、極めて異例だ。

 

この3社は、中国版LINEや中国版ツイッター、有力ネット掲示板のサービスを管理しており、この3サービスが中国のネット世論を形成している。そのため、3万人以上のインターネットポリスがサービス内のメッセージを検閲し、中国政府に不都合な批判を行う利用者のアカウントを数多く閉鎖している可能性が高いと見られる(12日付日経新聞)。

 

こうしたネット検閲にとどまらず、中国政府は、大手IT企業アリババなどの民間データベースにまで触手を伸ばし、あらゆるデータを国民の監視や統制に活用しようとしている。

 

 

日本を中国のような監視大国にしてはならない

こうした監視体制は、日本にとっても他人事ではない。普段生活していると、監視されているという実感はわきづらいが、日本にも監視カメラが300万台以上あり、知らないところで監視されている。

 

また国民を12ケタの番号で管理するマイナンバーが導入され、家族構成や職歴、収入、資産や預貯金、通院歴まであらゆる個人情報が紐付けされる。これは、国家機関が自由に個人情報にアクセスできるようになることを意味する。

 

中国のような監視大国に住みたいという日本人は、ほとんどいないだろう。治安や安全も大切だが、政府が国民への監視を強めないよう、声を上げていかなくてはならない。

(山本泉)

 

【関連書籍】

幸福の科学出版 『中国民主化運動の旗手 劉暁波の霊言』 大川隆法著

https://www.irhpress.co.jp/products/detail.php?product_id=1897

 

【関連記事】

2017年7月11日付本欄 「共謀罪」法が施行 日本は「自由」が失われる危機にある

http://the-liberty.com/article.php?item_id=13238

 

2017年6月16日付本欄 米政府が国民2000万人超を監視 「共謀罪」法が成立した日本は監視社会のアメリカと同じ道に?

http://the-liberty.com/article.php?item_id=13132


体制崩壊に言及し始めたトランプ政権の真意

2017年08月13日 06時29分14秒 | 日記

体制崩壊に言及し始めたトランプ政権の真意

トランプ米大統領はこのほど、「北朝鮮はこれ以上、アメリカを脅さない方がいい。これまで世界が見たこともないような炎と怒りに直面することになるだろう」と発言し、物議を醸しています。

 

その後、トランプ氏はこの発言について、「厳しさが足りなかったかもしれない(tough enough)」と述べ、「(北朝鮮は)まともに行動すべき」で、そうしないなら「この世でどの国もそれほどの窮地に陥ったことがないような」難しい状況に見舞われると畳み掛けました。

 

これまで外交による問題解決を目指してきたマティス米国防長官も、トランプ氏の「炎と怒り」の発言を受けて、「北朝鮮体制の終わりと国民の破滅につながる行動は一切やめるべきだ」との声明を出しました。さらに、北朝鮮との戦争は「壊滅的なもの(catastrophic)」になるとも述べています。

 

トランプ政権は、これまで「体制の転換は考えない」とし、可能な限り交渉に応じるとする立場をとってきました。ここにきてその態度を強硬なものへと変化させているのはなぜでしょうか。

 


北朝鮮がグアムにミサイル発射予告 日本は何年も前から存立危機にある

2017年08月12日 06時29分33秒 | 日記

北朝鮮がグアムにミサイル発射予告 日本は何年も前から存立危機にある

北朝鮮がグアムにミサイル発射予告 日本は何年も前から存立危機にある

 

 

《本記事のポイント》

  • 北朝鮮は、グアムに向けてミサイルを発射する計画を発表した
  • 日本政府は「存立危機事態」として、ミサイル迎撃できると発表
  • トランプ大統領は、野放し状態だった北朝鮮に対処しようとしていると認識すべき

 

北朝鮮の朝鮮人民軍戦略軍司令官は9日、中距離弾道ミサイル「火星12」4発をグアム周辺に発射する計画を検討中だと表明した。

 

「日本の島根県、広島県、高知県の上空を通過し、3356.7キロの距離を1065秒間飛行した後、グアム島の周辺30~40キロの海上に落ちるだろう」という詳細な予告だった。

 

 

日本は何年も前から「存立危機」

これに対し、小野寺五典防衛相は10日、北朝鮮がミサイルを発射した場合は、「存立危機事態」に認定し、自衛隊のイージス艦がミサイルを迎撃することは可能だと述べた。また、政府は上記3県付近に、地対空誘導弾パトリオット(PAC3)の配備をする調整に入った。

 

存立危機事態とは、アメリカなどへの攻撃があり、「日本の存立が脅かされ、国民の生命、自由、幸福追求の権利が根底から覆される、明白な危険がある」場合を指す。日本が直接攻撃を受けなくとも、自衛隊は反撃でき、ミサイルも迎撃できる。

 

小野寺防衛相が「日本の存立危機」に言及したことは評価できるが、いかんせん遅すぎる。すでに日本は、北朝鮮の核の射程圏内に完全に入っており、日本が存立できなくなるという危機は、何年も前から続いてきた。

 

 

日本は、トランプ大統領の北攻撃に協力すべき

北朝鮮に対処しなかったのは、歴代のアメリカ大統領も同じだ。だがトランプ大統領は北朝鮮に対し、「米国をこれ以上威嚇しない方がいい。炎と怒りに見舞われることになる」と厳しい姿勢で対処しようとしている。

 

米国防総省は、米空軍のB1戦略爆撃機によって、北朝鮮の弾道ミサイル基地などへの先制攻撃の準備を整えた。トランプ大統領の命令があれば、いつでも攻撃できる状態だ。マティス米国防長官も、「体制の終焉や自国民の破壊につながるような行動を検討するのをやめるべきだ」と異例の強硬な声明を発表した。

 

トランプ政権が北朝鮮に対して武力行使に出た場合、日本にも被害が及ぶ可能性はある。だがもし、グアムや同盟国を守るためにトランプ政権が武力行使しなかった場合、アメリカは超大国から転落し、東アジアで中国や北朝鮮などの力が強まり、日本はこれらの国の言いなりになる可能性が高まってしまう。

 

日本メディアの中には、トランプ氏が過激な発言で「暴走」しているかのように報じているところもある。だが本来であれば、北朝鮮の問題は、アジアの大国である日本が主導して解決すべき問題のはずだ。野放し状態だった北朝鮮に、トランプ氏がようやく対処していることを認識し、日本としても最大限の協力をしなくてはならない。

 

そして北朝鮮の背後には、軍事拡張を続ける中国の存在が控えている。できる限り早く憲法9条を改正し、日米同盟を維持しつつも「自分の国は自分で守る」体制を整える必要がある。

(山本泉)

 

【関連書籍】

幸福の科学出版 『戦後保守言論界のリーダー 清水幾太郎の新霊言』 大川隆法著

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【関連記事】

2017年6月号 北朝鮮が戦争を起こしたら――日本の大部分はパトリオットの範囲外

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【「人類の選択」を読み解く】「コーラン」を再解釈する動きが進んでいる!?

2017年08月12日 06時27分40秒 | 日記

【「人類の選択」を読み解く】「コーラン」を再解釈する動きが進んでいる!?

大川隆法・幸福の科学総裁は講演「人類の選択」で、一部のイスラム教徒によるテロ・紛争について、次のように指摘しました。

 

ムハンマド降誕以降、千四百年。ムハンマドの心は、今のイスラム教国の指導者に、ストレートに分かると思いますか。分からないんです。だから、過去の経典に照らして、現在の人々が、自分たちに有利なような、政治や経済政策を取っています

 

つまり、「テロなどが起きるのは、イスラム教や宗教そのものが悪いのではない。コーランを読む人たちが、神の心を推し量れていないからだ」ということです。

 

 

「宗教は無理強いしない」がコーランの記述

コーランといえば「戦いの勧めばかり書いてある」というイメージがあります。しかし実際には、「平和」「寛容」に関する言葉が溢れています。例えば、以下のような文言です。


ローラも泣いていた「奴隷契約」 法廷では通用しないケースがほとんど

2017年08月11日 06時18分44秒 | 日記

ローラも泣いていた「奴隷契約」 法廷では通用しないケースがほとんど

ローラも泣いていた「奴隷契約」 法廷では通用しないケースがほとんど

 
話題となったローラさんのツイッター

 

《本記事のポイント》

  • 週刊文春が報じた「ローラ『10年奴隷契約書』」
  • 法廷では「奴隷契約」は退けられてきた
  • 今年、急に動き出す「タレント保護への取り組み」

 

テレビでは笑顔を見せ、視聴者に元気をくれているタレントが、裏では事務所とのトラブルで泣いている――。こうした事例が最近、次々に明らかになっている。

 

モデルのローラさんが6月、自身のツイッターで「ローラ最近裏切られたことがあって心から悲しくて沈んでいるんだけど、わたしは人には絶対にしない」「黒い心を持った人とは絶対に一緒にいたくない。10年の信頼をかえしてください」といったツイートを投稿し、その真意について様々な憶測を呼んだ。

 

この件に関して、9日発売の「週刊文春」が「ローラ『10年奴隷契約書』」という見出しで、事情を知るとされる関係者の声を報じている。ツイッターの背景は、このように説明されている。

 

ローラさんの所属事務所は、最初は小さな規模だったが、ローラさんが売れると急成長した。当初、所属事務所の社長は、ローラさんの相談に親身に乗るなど溺愛していたが、一方で彼女の私生活を徹底的に管理し始めたという。

 

例えば、人と合うときには、必ずマネージャーに報告させた。ある時、ローラさんが仕事で知り合った男性と食事に行ったことを知り、激怒。

 

その後、半ば暴力的に脅す形で、契約書にサインさせたという。その内容は、「10年という長期契約」「事務所の了解がないと辞められない」「契約終了後、二年間は芸能活動ができない」というものだった。

 

こうした契約の中で、ローラさんは、ギャラも減らされ、意に沿わない仕事もさせられ、精神的に追い詰められていった。パニック障害や、うつ病寸前の状態になった――。

 

こうした報道がされる中、ローラさんが独立に踏み切ろうとしているとの憶測もある。彼女と事務所の間のトラブルが、どう決着がつくかはまだ分からない。

 

 

法廷では「奴隷契約」は退けられてきた

しかし過去の事例から見れば、いざ裁判となったときに、事務所側の言い分が退けられるケースは多い。

 

歌手アイドルとして一世を風靡した鈴木あみさんは「過密スケジュールによる極限の疲労で、コンサート中に声が出なくなっても、病院に行かせてもらえない」といったマネジメントに疑問を感じていたという。そして2000年12月、事務所に独立を阻まれ訴訟を起こした。01年7月、鈴木さんは勝訴し、フリーランスとして活動することが認められた。

 

アイドルの「恋愛禁止」に関しても、司法判断の事例がある。あるアイドルグループのメンバーは、「ファンと交際したら、損害賠償を求める」という取り決めを事務所と結んでいたが、ファンの男性との交際を始め、事務所を辞めた。事務所側は2016年1月、990万円の損害賠償を求めて提訴。東京地裁は訴えを、「交際は幸福追求権の一場面」として退けた。

 

「所属事務所が意に沿わない仕事を取ってくる」ことなどに不満を感じていたタレントの小倉優子さんは2010年9月、所属契約の解除を求めた。それに対し所属事務所は、小倉さんに1億円の損害賠償を求めて訴訟を起こした。しかし東京地裁は16年9月、事務所の請求を棄却。小倉さんの勝訴となった。

 

法廷の場に行けば、独立・移籍などを阻止する「奴隷契約」は、憲法や民法などに反すると判断されるケースが多いようだ。

 

とはいえ、裁判をするには時間もお金もかかる。判決が出るまでの間に、芸能人生が終わってしまうことも多いため、泣き寝入りせざるを得ないタレントが多いのも事実かもしれない。

 

 

今年、急に動き出す「タレント保護への取り組み」

一方、そうした「奴隷契約」と言われる実態や、事務所とタレントの間のトラブルを事前に防ぐための動きも、最近見られ始めた。

 

6月には、若手弁護士が集まって、「日本エンターテイナーライツ協会」を設立。タレントの権利を守り、セカンドキャリアを支援するほか、「統一契約書づくり」「立法提案」を通した芸能人の地位向上を行っていくという。

(参照: http://the-liberty.com/article.php?item_id=13110 )

 

また、今回のローラさんに関する報道のように、タレントのいわゆる「奴隷契約」に関する報道は急激に増え、国民の関心も高まっている。

 

どれも、今年に入ってからの動きであり、急展開と言える。タレントと事務所側が、円満な関係を結べる社会は実現するのか。「クール・ジャパン」を推し進めていく一環として、その推移を見守りたい。

(馬場光太郎)

 

【関連記事】

2017年6月10日付本欄 芸能人の駆け込み寺「日本エンターテイナーライツ協会」発足 「対立でなく、芸能人と事務所の架け橋になりたい」

http://the-liberty.com/article.php?item_id=13110

 

2017年7月12日付本欄 芸能事務所に公取委が調査 タレントを"干す"国を「クール・ジャパン」と呼べますか?

http://the-liberty.com/article.php?item_id=13242

 

2017年5月20日付本欄 「清水富美加」さん所属事務所と契約終了 芸能界の風向き変わる!?

http://the-liberty.com/article.php?item_id=13010

 


青森4区の衆院補選 幸福実現党・三國佑貴氏が出馬会見

2017年08月11日 06時16分07秒 | 日記

青森4区の衆院補選 幸福実現党・三國佑貴氏が出馬会見

青森県庁で、青森4区の衆院補選の出馬会見を行う三國佑貴氏(中央)。

 

農水省は9日、昨年度のカロリーベースでの日本の食料自給率が、38%だったと発表した。一方、農業県である青森は、食料自給率が約120%。リンゴだけでなく、ニンニクや長芋も全国一の生産量を誇り、八戸港のサバ、イカも日本一の水揚げ量だ。

 

国の安全保障を考えると、少なくとも50%以上の自給率は必要だろう。青森など、農業が盛んな県を発展させることで、50%以上の自給率を確保し、国を守ることは可能だ。

 

青森を発展させるべく、立ち上がったのが、幸福実現党の三國佑貴(みくに・ゆうき)氏だ。

 

三國氏は10日、青森県庁で記者会見を開き、10月に行われる青森4区の衆院補選に幸福実現党の公認候補として出馬することを表明した。三國氏は、「先人の方々が遺された仕事を乗り越えて、若い力で新しい故郷を創っていきたい。青森の若い力で、故郷の皆様のお声を国会にお届けしていきたい」と立候補を決意した理由を語る。

 

三國氏が掲げる主要政策は、(1)攻めの農業とリニア新幹線で若者を増やす(2)大胆な減税で、景気回復の実感を広める(3)国防を強化し、郷土の安全を守る、の3つだ。

 

 

青森にリニアが通れば、東京も通勤圏内に

母方の実家がリンゴ農家だったという三國氏は、津軽リンゴをブランド化して、台湾や東アジア、アメリカやヨーロッパにも、売り込んでいきたいと主張する。そして、「国策として『農産物海外輸出推進法』のような法律をつくって、意欲のある農家を支援します」と述べた。

 

また、三國氏の地元で、青森4区の中心である弘前は、交通の便が非常に悪く、新幹線の駅や空港もない。「弘前のインフラが整えば、観光客も増え、地元産業が発展する」。そう考える三國氏は、青森にリニア新幹線を引き、第二青函トンネルを通すことを訴えている。

 

「幸福実現党では、東京・仙台・秋田・青森・そして北海道まで、リニア新幹線を引くことを提唱しています。リニア新幹線が通れば、青森・東京間が約80分で移動でき、仙台や東京まで通勤圏内になります」

 

リンゴの販路拡大と東北リニア新幹線、第二青函トンネル建設事業は、ライフワークとして取り組んでいきたいという。

 

 

10%消費税は、青森の中小企業を圧迫する

また、安倍晋三首相は5日、読売テレビのテレビ番組で、2019年10月に予定している消費税の10%への引き上げについて、「予定通りに行っていく」と述べた。これに対し、三國氏は消費税の5%への減税を訴える。

 

「消費税の増税は間違いなく、2020年の東京オリンピックに水を差すことになります。消費税が10%に引き上げられると、青森の中小企業の皆さまは本当に大変です」

 

消費税減税に加え、法人税を10%台にまで引き下げ、青森の景気を回復させたいという。

 

 

ミサイルや軍艦がすぐそこまで来ている青森

7月には、中国海軍の情報収集艦が津軽海峡の領海に侵入し、室蘭の奥尻島沖150キロの地点に北朝鮮のミサイルが落下した。青森は、まさに国防の危機に直面している。

 

三國氏は7月下旬、釈量子党首と共に、内閣府に「非核三原則の撤廃」「防衛費2%確保」「憲法9条の改正」「国民保護の徹底」を求める陳情書を提出した。

 

出馬会見では、郷土を守るためにも、「『憲法9条の改正』が必要です。9条2項の『戦力不保持』『交戦権否認』の項目を削除し、自衛隊を国防軍として位置づける必要があります」と訴えた。

 

津軽で生まれ、育った三國氏には、「津軽を守りたい。故郷のために恩返しをしていきたい」という思いが強くある。今の日本の政治家に必要なのは、そうした「愛郷心」「愛国心」ではないだろうか。

 

【関連記事】

2017年7月19日付本欄 愛媛3区の衆院補選 幸福実現党・森田浩二氏が出馬会見

http://the-liberty.com/article.php?item_id=13263


リーク情報でニューヨーク・タイムズが誤報 米国民とメディアのズレはますます大きく

2017年08月10日 06時29分11秒 | 日記

リーク情報でニューヨーク・タイムズが誤報 米国民とメディアのズレはますます大きく

リーク情報でニューヨーク・タイムズが誤報 米国民とメディアのズレはますます大きく

 
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《本記事のポイント》

  • ニューヨーク・タイムズがリーク情報に基づき誤報を出した
  • 誤報への反省が見られない報道姿勢は、他のメディアからも批判を浴びている
  • トランプ氏への「偏見」が強いメディアと米国民のズレは今後大きくなるだろう

 

アンチ・トランプの代表格である、米紙ニューヨーク・タイムズ紙が誤報を出した。同紙は内部文書を入手したとし、このほど以下のような記事を報じた(1日付電子版)。

 

「ニューヨーク・タイムズが入手した内部文書によると、トランプ政権は、白人への差別と見なされる『積極的差別是正措置(affirmative action)』を巡って、大学に対して調査や告訴をするため、司法省の公民権部門の人員を見直す準備をしている」

 

この「積極的差別是正措置」とは、大学入学に際して、黒人や女性などの従来排除されがちだった志願者を、白人の志願者よりも優先的に合格させる制度のことを指す。米国内でも「逆差別」だとして、撤廃を求める声もあがっている制度だ。

 

ニューヨーク・タイムズは、手に入れた内部文書から、トランプ政権がこの制度の見直しを図っていることが判明したと報じた。

 

 

「裏取りのない情報に基づいた報道」

しかし2日、これが誤報だと発覚する。記者会見で同紙の報道について質問を受けたサラ・サンダース報道官は、「ニューヨーク・タイムズの報道は裏取りのない情報に基づいたもの」だと断じた。司法省のサラ・イスガー・フローレス報道官も報道を否定した。

 

むしろ、報道とは正反対の事実が発覚した。司法省によれば、オバマ政権だった2015年5月に、アジア系アメリカ人に対する差別に関して行政への不服申し立てがなされていたが、前政権がそれを未解決のまま残しておいたため、トランプ政権下で司法省が調査を進めようとしているという。

 

これを受けて同紙は2日、アジア系アメリカ人が人種差別に苦しんでいるという旨の記事を掲載した。「積極的差別是正措置のバトルは新たな焦点を迎えた。 アジア系アメリカ人だ」という見出しから、あくまで誤報ではなく「新事実」が発覚したという体裁にしたい思惑がうかがえる。

 

こうしたニューヨーク・タイムズの報道姿勢は、他メディアから批判を浴びている。

 

米誌ザ・ワシントン・イグザミナーは、「ニューヨーク・タイムズは積極的差別是正措置の報道に関して、本当にしくじったようだ」と見出しを打ち、同紙の誤報がメディア不信を過熱させるものだとして批判(3日付電子版)。加えて、アジア系アメリカ人への差別は広く知られているにも関わらず、内部文書がそれに関係するものだと思いつかなかったのかと、ニューヨーク・タイムズの報道姿勢に疑問を呈している。

 

保守系のニューヨーク・ポスト紙も、ニューヨーク・タイムズの誤報を指摘した上で、大学入学でのアジア系アメリカ人に対する差別の深刻さを明らかにした(3日付電子版)。

 

 

フェアな秩序を目指すトランプ

実際、アジア系アメリカ人への差別は根深いもののようだ。プリンストン大学の調査によると、アジア系アメリカ人が白人の子供と同じレベルの私立大学に入るためには、SAT (大学進学適性試験)で140点も高く得点しなければならないという。こうした現状をおかしいと考えた人々が政府に対策を求め、トランプ政権が手を打とうとしているということだ。

 

人種差別主義者や白人至上主義者だと評されるトランプ氏だが、行動を一つひとつ紐解くと、そうした評価が誤解だということが分かる。

 

選挙期間中にも、トランプ氏は国境に壁を建てるという公約を掲げたが、これは違法移民が麻薬売買などによってアメリカの治安を乱していることへの対策であり、民族への差別から来るものではない。むしろ、技術や学歴の高い移民は歓迎するとしており、2日には移民受け入れ条件に関する法案も発表した。

 

トランプ氏は、差別観に基づく白人至上主義国をつくろうとしているのではなく、努力をした人が正当に評価されるフェアなアメリカ秩序をつくろうとしている。

 

ニューヨーク・タイムズなどのリベラルメディアがトランプ氏の真意を知ることはしばらくなさそうだが、アメリカ国民が真実に気づくのは時間の問題だろう。国民のリベラルメディアへの評価が今後どう変化するかに注目したい。

(片岡眞有子)

 

【関連記事】

2017年8月5日付本欄 7月の米雇用が20万9千人増 トランプの成果を隠すリベラルメディア

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2017年7月23日付本欄 マスコミが報じない トランプ大統領がぶれない理由

http://the-liberty.com/article.php?item_id=13305


【「人類の選択」を読み解く】アメリカの北攻撃を邪魔してきた日本と韓国

2017年08月10日 06時25分15秒 | 日記

【「人類の選択」を読み解く】アメリカの北攻撃を邪魔してきた日本と韓国

大川隆法・幸福の科学総裁は2日、講演「人類の選択」において、北朝鮮のミサイルに対するアメリカの判断が「人類の未来を分ける」と訴えました。

 

その一方、「今までもアメリカは、北朝鮮のミサイル基地を叩くことを検討してきたが、そのつど機会を逃してきた」という主旨の指摘もしました。

 

何が、アメリカの判断を鈍らせてきたのか。その大きな理由として、「日本や韓国が足を引っ張ったから」ということが言えます。


中国、香港域内で司法権を発動へ 金で「自由」が買われていく

2017年08月09日 06時17分56秒 | 日記

中国、香港域内で司法権を発動へ 金で「自由」が買われていく

中国、香港域内で司法権を発動へ 金で「自由」が買われていく

 

 

《本記事のポイント》

  • 中国―香港間の高速鉄道駅に、一カ所で出入境が管理できる施設が建設される方針に。
  • 香港の民主派団体などは、香港域内の駅や路線上にも中国側の"司法権"が及ぶと懸念し、強く反発。
  • 世界中で経済力を軍事力に変える中国の野心から、香港の自由と繁栄を守る必要がある。

 

中国から「高度な自治」が認められていたはずの、香港の自由が侵されている――。

 

香港の行政トップの林鄭月娥(キャリー・ラム)行政長官は7日、就任後初めて北京を訪問し、中国鉄道企業トップと会談した。香港と中国・広州を結ぶ高速鉄道の建設プロジェクトについて、香港側のターミナル駅に中国側の出入境施設を併設する方針を確認した。香港の民主派団体などは、香港域内の駅に中国の"司法権"が及ぶことを懸念し、強く反発している。8日付産経新聞などが報じた。

 

香港は1997年にイギリスから中国へ返還された後も、「一国二制度」が保障され、高度な自治が認められていた。そのための、中国から香港に在来線で行く際には、まず中国側の出発駅で出境手続きをし、さらに香港側の到着駅で入境手続きをする必要があった。

 

しかし、香港公共放送RTHKによると、林鄭氏は、「(一カ所で中国と香港の入出境手続きができる)『一地両検』があって初めて高速鉄道が社会経済効果を発揮できる」と説明。香港政府は、香港側のターミナルに中国の税関職員が本土から通勤して、出入境管理の執務を行う計画を進めている。

 

 

香港人が中国に拘束されやすくなる

香港の憲法にあたる香港基本法は、香港域内で中国の法律を執行することを禁じている。民主派の一部は「一地両検は違法で『一国二制度』に反する」として、香港の裁判所に提訴した。

 

香港の駅構内にまで中国の司法権が及ぶことで、「中国当局や香港警察が身柄拘束した人物を、香港から高速鉄道で直ちに本土に移送できるようになる」と警戒する民主派の元議員の声も、産経新聞に掲載されている。

2015年秋に起きた「銅鑼湾書店事件」では、中国共産党を批判する書籍を扱ったことで香港の書店関係者5人が相次いで中国当局に拘束された。関係者は香港から中国本土の深センに入境した時に中国側に身柄を拘束された。

 

親中派とされる林鄭氏は、「一地両検」による利便性向上ばかりを強調しているが、中国が香港の自治権を侵害することに対する問題意識はほとんどない。「一国二制度」を無視した香港の中国化はじわじわと進んできている。

 

 

世界中で経済力を軍事力に変える中国

このように、中国のビジネス相手国が目先の経済的な利益に目がくらみ、中国による侵略の脅威を招いている事例は、世界中で起きている。

 

例えば、中国はアジアインフラ投資銀行(AIIB)や一帯一路(新シルクロード)政策で、アジアやアフリカ地域を中心に、空港や港湾、鉄道などのインフラを整備している。中国はこうした援助の見返りとして、中国の軍事基地をつくりたい考えだ。中国は7月、アフリカ北東部のジブチに軍の補給基地を開設し、軍事的影響力を拡大する狙いを隠そうともしていない。中国への経済依存は、軍事的な「植民地」につながるリスクをはらんでいる。

 

その他にも中国は、アメリカ、オーストラリア、フランスなど世界各国で森林や農地などを「爆買い」し、日本でも北海道や沖縄、新潟などの広大な土地を買収している。人口減少や過疎の問題に直面する地元では、「中国の人口や資金力に頼りたい」という気持ちもあるようだ。中国は国際的に批判されながらも、経済力を武器として、軍事的な影響力を広げる活動を止める気配はない。

 

 

香港を中国にしないために

大川隆法・幸福の科学総裁は、これまで数多くの書籍で香港の自由が侵されている問題に触れてきた。著書『国際政治を見る眼』では、次のように述べている。

 

大人や年を取った人たちは、『すでに香港は中国の一部なのだからしかたがない』と諦めている面もあります。ただ、学生のほうは諦めないでいるわけです。したがって、もう少し思想的に支援ができればよいと思っています。中国の十数億人は、本当にかわいそうです。中国政府には、『人は餌で釣れば"飼育"できる。飼い馴らせる』と思っているようなところがあるので、『やっていいレベルと、やってはいけないレベルがある』ということを知るべきです

 

親中派が行政トップになった香港は、今後、中国に吸収される危険性が高まることが予想される。香港には、中国政府と戦える軍隊などがない。今ある自由や繁栄を守るためには、国際世論などの後押しが必要だ。

(小林真由美)

 

【関連書籍】

幸福の科学出版 『国際政治を見る眼』 大川隆法著

https://www.irhpress.co.jp/products/detail.php?product_id=1307

 

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