米朝会談に隠された習近平守護霊の狙いとは?
2018.07.02(liverty web)
公開霊言
「習近平の守護霊霊言」
2018年6月21日 収録
米朝首脳会談から半月以上が経った。両国は水面下で、「非核化」の具体的なプロセスについて交渉を続けている。北朝鮮はスムーズに非核化への手続きに入るのか――。国際社会は、その経緯を見ながら、あの米朝会談が成功だったのかを、見極めようとしている。
もう一つ、国際社会が注目しているのが中国というプレーヤーだ。習近平・国家主席にとって、米朝会談は歓迎すべき結果だったのか。米朝会談の前後に、金正恩委員長に会った狙いとは何か。
大川隆法・幸福の科学総裁は6月21日、習近平守護霊の霊言を収録。米朝会談への見方と、今後の世界戦略について聞いた。
米朝会談の"メリット"を強調する習近平守護霊
習近平守護霊から、米朝会談はどう見えたのか。
「小国、北朝鮮が、スーパーパワーであるところのアメリカ合衆国の大統領とだなあ、シンガポールで対等に会談したということ。そして、その金正恩が北京詣でをしておるということ。これの意味することが分からないようではいかんわなあ」
つまり、米朝首脳は第三国にて、対等なかたちで会談を行った。一方、中朝会談では、金正恩氏が"朝貢"するような形で訪れ、習近平氏について「兄のよう」などと語った。相対的に、「中国がアメリカより格上であることが示された」というのが、会談の意義だという。
もちろんトランプ氏は、戦略的な意図や、最低限の礼儀という意図で、対等な会談を行ったはず。いわば、「名を捨てて実を取った」わけだ。習近平氏はその「名」や「面子」の側面に注目していると言える。
では、北朝鮮が非核化に向かい、アメリカと急接近していることについてはどう見ているのか。
習近平守護霊にとっては、自国の"一省"のようにしか見えていない北朝鮮の非核化は、あまり大きなダメージではないという。それよりも、肉を切らせて骨を断つように、北を非核化させる過程で、中国の国際社会における信認や発言権が増したことを評価しているようだ。
また守護霊は、アメリカが北朝鮮と交渉している間に、ほとんど動けなくなり、対中国戦略が後退すると予測する。また、隣国の北朝鮮に進出してくるアメリカ企業を、事実上の「人質」にできるとも分析した。
もちろん一般的には、中国にとって北朝鮮は「緩衝国」とも言うべき存在だ。そこがアメリカに取り込まれていく流れは、アメリカにとってリスクだが、中国にとっても脅威だろう。いずれにせよ、北朝鮮という土地において、米朝が接近していくことは確かなようだ。
トランプは「孤立主義」だと信じている様子
霊言の話題は、北朝鮮から、次第に米中の覇権をめぐる問題に変わっていく。
昨今、特に注目を集めているのが、アメリカの中国に対する「貿易戦争」だ。中国の経済を支えている製品の輸出に対して、アメリカは高関税や厳しい規制を課しつつある。これは、中国経済の崩壊を早めかねない。
このダメージについて質問者に問われた守護霊は、報復の話に"すり替え"た。チャイナマネーが引いていけば、アメリカ経済も影響を受ける。また、中国が持っている米国債を売り払えばアメリカは大恐慌になると、自信を見せた。
もちろん、米国債が暴落すれば、それを保有している中国も大きなダメージを受ける。その点について守護霊は、「戦争体制だということで、『みなさん我慢しなさいと言やあ、我慢しますからねえ』。 高粱(コーリャン)食って、我慢してりゃあええ」と、全体主義国家の"強さ"を強調した。
ただトランプ政権は、景気対策をしつつ、自国の製造業などを復活させている。つまりは、経済の対中依存度を減らそうとしている。
それについても守護霊は、経済的に孤立し、国際紛争にもタッチしない「モンロー主義」が始まると主張。中国の皇帝が世界の正義を決める「G1」の時代が来ていると訴えた。
トランプ政権が「モンロー主義」「孤立主義」に走るというのは、日米大手メディアの論調と同じだ。しかし、同政権がシリア攻撃、イラン制裁をするなど、「世界の警察官」的な動きを強め、アメリカ経済が復活すれば軍事力も拡張できることからは、目を背けているようにも見える。
いずれにせよ習近平氏は、国内の権力闘争にほぼ圧勝し、終身独裁を完成させようとしている中、"中華帝国覇権の未来"への揺らがぬ自信に満ちているようだ。
独裁者の限界は近い!?
大川総裁は、霊言後の解説で、「確かに、民主主義の弱いところもあることは事実ですが、(中略)民主主義には、人材を教育して、どんどんつくり出していけるところの強さ、国として連綿とした力をつくり出す強さがあるのです。彼は、ここの部分を見誤っているかもしれない」「五年、十年後には、ヒットラーの最期、ムッソリーニの最期のようなものが来るかもしれません」とコメントした。
習近平氏の世界戦略は、大きく膨らみつつも、その脆弱さも見え隠れする。いずれにせよ、第二の冷戦が続いていくことは間違いなさそうだ。
本霊言では、他にも次のような多岐にわたる論点への言及があった。
- 独裁主義は民主主義の10倍強い!?
- 米韓軍事演習中止の裏に、中国の影!?
- 中朝会談で何が話されたのか?
- 米朝交渉は台湾をとるチャンス?
- 東南アジアの反中気運をどう見ているか?
- オバマよりトランプの方が与しやすい?
- 中国が描く対インド戦略とは?
- ロシアは脅威なのか?
「霊言現象」とは、あの世の霊存在の言葉を語り下ろす現象のこと。これは高度な悟りを開いた者に特有のものであり、「霊媒現象」(トランス状態になって意識を失い、霊が一方的にしゃべる現象)とは異なる。また、外国人の霊の霊言には、霊言現象を行う者の言語中枢から、必要な言葉を選び出し、日本語で語ることも可能である。
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大川隆法のスーパー霊能力 「霊言」とは何か
ここに紹介したのは霊言のごく一部です。詳しくは幸福の科学の施設で、ぜひご覧ください(下記参照)。
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http://map.happy-science.jp/まで。
【関連書籍】
幸福の科学出版 『守護霊インタビュー 習近平 世界支配へのシナリオ』 大川隆法著
https://www.irhpress.co.jp/products/detail.php?product_id=2054
幸福の科学出版 『米朝会談後の外交戦略 チャーチルの霊言』 大川隆法著
https://www.irhpress.co.jp/products/detail.php?product_id=2050
幸福の科学出版 『北朝鮮の実質ナンバー2 金与正の実像 守護霊インタビュー』 大川隆法著
https://www.irhpress.co.jp/products/detail.php?product_id=2049
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