ヒマジンの独白録(美術、読書、写真、ときには錯覚)

田舎オジサンの書くブログです。様々な分野で目に付いた事柄を書いていこうと思っています。

「有朋自遠方来 不亦楽 」

2012年11月04日 17時06分52秒 | 秋田県のくらしと歴史
10月31日に旧い友人たちがが訪ねてきました。
北東北の紅葉を見るのは初めてとの事で秋田県の中央部に位置する角館(かくのだて)に案内しました。角館はみちのくの小京都として知られる観光名所です。
桜の咲く春には多くの観光客で賑わいますが、秋の紅葉もまた見事なものと聞いていました。
佐竹藩の分家(佐竹北家)があり、藩の高級家臣の住居が当時のままの姿で保存されている通りがあります。
武家屋敷通りと呼ばれ角館の中でも最も見物客で賑わうところです。
我々が訪れた時ははあいにくの悪天候でみぞれ交じりの雨模様で気温も低く見物には不適な天候でしたが、それでも団体のツアー客に混じり見物をしてみました。
武家屋敷通りの両側の屋敷には枝垂れ桜が植えられています。
その桜の葉が黄色く色付き屋敷の塀の黒い色との調和がなんとも言えず見事でした。

さて、来秋した31日の夜には再会を祝してのささやかな酒宴です。秋田のB級グルメのホルモン焼きを肴に、今を去ること45年も前の事柄を思い出したり、当時の友人の消息などで大いに盛り上がりました。
翌、1日には白神山地にある十二湖の紅葉を楽しみ、夜にはまたもや酒宴です。
秋田の季節料理の店できりたんぽやはたはた、いぶりがっこなどを食しその日も前日と同じような話題で盛り上がりました。

人の記憶というのは不思議なもので、旧い話をしているうちに、45年前の今頃何をしていたかなどを、鮮明に思い起こすことがあるものです。ずうっと忘れていた友の名前が突然浮かんできたり、ある出来事の帰り道に新宿の西口の場末の食堂で何を食ったのかなども思い起こされてきました。

新幹線で次の予定地の北上まで行くというので2日の日は角館に寄り盛岡まで送っていきました。
とにかく、楽しい3日間でした。訪ねてくれた友人達に感謝しなければなりません。

角館の紅葉は色付き具合は少し早いように見えましたが中々のものです。



桜の紅葉は黄色でもみじのような鮮烈な紅色にはなりません。北東北の自然林は広葉樹が主な樹木です。
その紅葉は燃えるような紅色には色付きませんが、穏やかな黄の色は東北の人々の気質に合う色に見えます。

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