ヒマジンの独白録(美術、読書、写真、ときには錯覚)

田舎オジサンの書くブログです。様々な分野で目に付いた事柄を書いていこうと思っています。

寺山修司についての映画が秋に封切られる。

2017年06月04日 16時58分41秒 | 映画
その映画の題名は「あしたはどっちだ、 寺山修司」というものです。

予告編がありましたので紹介しましょう。
この映画の制作者は相原 英雄さんという人で、1954年生まれの方だそうです。
寺山修司にぞっこんほれ込んで、一度は寺山についての映画を作ってみたいと思っていたそうです。
寺山修司が持っていたエネルギーの秘密を、どのように描いたのかが気になります。

この映画の封切りは秋からとの事ですが、秋田ではまず観ることは出来ないでしょう。
寺山修司の故郷の青森のどこかでは必ず上映されるでしょうから、遠征して見ることにしましょうか。

三沢市の寺山修司記念館では「寺山修司とマンガ」の企画展が10月1日まで開かれているとの事。
ぼくらが若いころに刊行されていた月刊ガロというマンガ誌で活躍していたマンガ作家たちと寺山との関わりをコラボレーションしたもの、と展覧会のコピーにありました。これも観てみたいですね。
そして、さらにすごいのは、寺山修司記念館20周年記念として、以下のイベントが企画されているとの事。
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平成29年度テラヤマ・アートロード
街なか演劇事業
幻想市街劇
『田園に死す』三沢篇

2017年8月6日(日)
13時〜19時(予定)

青森県三沢市各所(青森)
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その案内チラシがありましたのリンクしておきます。

かって、1970年代に「天井桟敷」が新宿や杉並で幻想市街劇を敢行したそうだが、その時と今では状況があまりに違い過ぎていませんか?
今、この実験演劇を敢行する意味はどこにあるのか?
これの現場に立ち会って実際に眼にしてみたい気もしますね。

さて、寺山修司に関しては、以前にこのブログでも取り上げたことがあります。
その時は三沢市の「寺山修司記念館」での森山大道氏の写真展を観たことを記事にしました。
興味を持たれた方は以下のリンクをどうぞ覗いてみてください。

こちらにあります


<追記>

この映画のタイトル(あしたはどっちだ)は、「あしたのジョー」のアニメの主題歌の歌詞の中にありました。
寺山氏が歌詞を書き、尾藤イサオが歌っていたのでした。
動画がありましたので、張り付けておきます。

ここで個人的なことを言えば、1970年前後のあの時は毎日が「あしたはどっちだ」というように右往左往の日々を過ごしていたような気がします。




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