我が家の庭にはフキが生えてきます。生えてくるというのは、いつの頃に誰がフキを庭に植えたのかが分からないからです。恐らくは先祖の誰かが植えたものでしょう。ミズフキという種類のようです。このフキの特徴は山野に自生するフキと違い太くなりません。山野に自生するいわゆる「ヤマブキ」は茎も太く立派ですが、いざ食用にしようと思えば繊維が硬くそして苦味も強くあまり美味しい物ではありません。その点、我が家の「ミズフキ」は繊維は柔らかです。食べると美味いのですが欠点もあります。それは調理人がフキの皮を剥くのに大変な手間がかかる事です。
庭に生えてくるフキは年々他の植物の生存領域に進入して行きます。庭に父親が植えたバラがあるのですが、2年ほど前からバラの領域にフキが進入してくるようになりました。
このようにバラの根元まで侵入してきています。フキは多年草で地下茎で増えます。地上に出てきたフキを刈り取ってもまた来年にはさらに広い範囲で芽を出してきます。ですからフキの繁茂を防ぐには地下茎そのもを地面からから取り除かなければなりません。バラの根を傷つけないようにクワで土を起こし地下茎を取り除く面倒な作業をいつかはしないと、ばらを育てているのかフキを育てているのかが分からないことになってしまいます。
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