ヒマジンの独白録(美術、読書、写真、ときには錯覚)

田舎オジサンの書くブログです。様々な分野で目に付いた事柄を書いていこうと思っています。

人の「取り扱い説明書」はあるのか?

2017年01月23日 14時13分26秒 | 日記
取り扱い説明書とは物を使用したりする時に、その物の使用方法やら禁止事項、注意点などを説明したものですね。

「物」の取り扱いについての「説明書」があるのなら、「人」についての取り扱い説明書はありうるのか?
人も意思活動を行う物体と考えれば、それに対する「取り扱い説明書」があってもおかしくないだろう、と考えたわけです。

物を販売する会社などで販売マニュアルがあって、その中に顧客に対応する事項の取り決めがあったりすると、それは一種の「応対説明書」なわけで広い意味で人に対する「取り扱い説明書」といえるかもしれませんね。
また、「亭主操縦マニュアル」や「嫁操縦マニュアル」なんかもありそうですね。
また、病気で医者に診てもらったりするときには、病院によっては、こんな患者にはこのように接しなさい、などのマニュアルがあるかもしれません。

さて、そんな特定の分野ではなく、一般的な「対人取り扱い説明書」なるものはありうるのでしょうか。
一般的な対人関係においての人との対応は無数と言ってよいほどの関係があるかと思われます。

例えば、友人や恋人と映画を観に行くとしましょう。
どちらかが好きな映画が相手も好きだとはかぎりませんね。
自分が観たい映画が必ずしも相手も見たいわけでもないことだってあり得ます。
また、食べ物についてもおなじ事が言えますね。
夫が納豆が好きなのだが妻が好きでないために、家ではほとんど納豆を食べたことがないという人がいるかもしれません。
そうゆう嗜好や色の好みなどの違いは、実は埋められない溝のようなもので、どちらかが歩み寄るかしない限り、解決できない課題でもあるわけです。

そのような対人関係のマニュアル、即ち「人取り扱い説明書」があれば、色んな時に便利だな、と考えることはありませんか。
心理学の分野ではありそうな気もします。
仮に、心理学上でそれらに関する知識があったとしても、いざ実際の社会生活で即実践に役立つかと言えばそうでもないような気がします。

大体、人との出会いは「一期一会」なのですから、行き当たりばったりが実は面白いのでしょう。
偶然に出会った人との交友が人生の楽しみの一つと考えた方が、良いのでしょうね。

そうゆうわけで、「人取り扱い説明書」などはないほうが良いとの、結論でした。













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