昨日、湯沢市にある建築物を2カ所観てきました。
一つは白井晟一の設計の「湯沢酒造会館」です。
表題の画像の建物です。この建物が白井晨一氏の作品であるのが一目でわかる特徴は次の画像にあります。
玄関上部のバルコニーとそこに施された丸穴状の面格子です。
この面格子のデザインは白井作品には採用されている特徴的な様式です。
今は取り壊されてしまった「旧雄勝町役場庁舎」のバルコニーにもありました。
また、群馬県にある「旧松井田町役場」にも採用されていました。
丸穴のデザインを採用したのには白井氏なりのこだわりがあったのでしょう。
さて、次に向かったのは同じ湯沢市内にある「雄勝郡会議事堂記念館」です。
パンフレットを頂いてきましたのでそれを見て頂きます。。
木造2階建ての瀟洒な建築でした。パンフレットに寄れば、明治24(1891)年に竣工されたとあります。
とても古い建物ですが、秋田県の有形文化財に指定されている事もあり、保存の状態はとても良好でした。
現在は一般にも公開されていて、内部を見学することが出来ます。
建物の1階には議長室や事務室などがあり、2階は議場の造りになっていました。
2階に上がる階段や議場の造作には簡素ながらも装飾が施されています。
階段の幅木部分には透かしの彫り込みがあります。
また、議場の傍聴者と議会席を仕切る部分にはアーチ形状の下がり壁が設けられています。
これ等は簡素ながら、この建物に相応しい雰囲気となっていると感じました。
この建物はドイツ人の設計になるものとの事でしたが、設計者の氏名はわかっていないそうです。
建物全体で36カ所の窓があるそうですが、そこには全て鎧戸が付けられています。
冬季の降雪を考慮した設計であると思われます。
鎧戸のガラリの隙間から差し込む光の具合が、また得も言われぬ雰囲気を醸し出しております。
この度の2カ所の写真はあえて雰囲気を感じてもらえるように、白黒の画像で撮ってみました。
雰囲気を感じてもらえれば幸いです。
古い建物を保存・管理することは大変なことと思います。それらに携わる方々に感謝申し上げたいと思います。
一つは白井晟一の設計の「湯沢酒造会館」です。
表題の画像の建物です。この建物が白井晨一氏の作品であるのが一目でわかる特徴は次の画像にあります。
玄関上部のバルコニーとそこに施された丸穴状の面格子です。
この面格子のデザインは白井作品には採用されている特徴的な様式です。
今は取り壊されてしまった「旧雄勝町役場庁舎」のバルコニーにもありました。
また、群馬県にある「旧松井田町役場」にも採用されていました。
丸穴のデザインを採用したのには白井氏なりのこだわりがあったのでしょう。
さて、次に向かったのは同じ湯沢市内にある「雄勝郡会議事堂記念館」です。
パンフレットを頂いてきましたのでそれを見て頂きます。。
木造2階建ての瀟洒な建築でした。パンフレットに寄れば、明治24(1891)年に竣工されたとあります。
とても古い建物ですが、秋田県の有形文化財に指定されている事もあり、保存の状態はとても良好でした。
現在は一般にも公開されていて、内部を見学することが出来ます。
建物の1階には議長室や事務室などがあり、2階は議場の造りになっていました。
2階に上がる階段や議場の造作には簡素ながらも装飾が施されています。
階段の幅木部分には透かしの彫り込みがあります。
また、議場の傍聴者と議会席を仕切る部分にはアーチ形状の下がり壁が設けられています。
これ等は簡素ながら、この建物に相応しい雰囲気となっていると感じました。
この建物はドイツ人の設計になるものとの事でしたが、設計者の氏名はわかっていないそうです。
建物全体で36カ所の窓があるそうですが、そこには全て鎧戸が付けられています。
冬季の降雪を考慮した設計であると思われます。
鎧戸のガラリの隙間から差し込む光の具合が、また得も言われぬ雰囲気を醸し出しております。
この度の2カ所の写真はあえて雰囲気を感じてもらえるように、白黒の画像で撮ってみました。
雰囲気を感じてもらえれば幸いです。
古い建物を保存・管理することは大変なことと思います。それらに携わる方々に感謝申し上げたいと思います。
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