~つれづれに~

♪ 歩くの大好き~山歩きで見た花 庭に咲く花のこと
 布・糸・針も大好き。 手作りのことなど・・・・・ 

四国遍路-土佐の国-9 27番神峯寺

2024-09-17 | 日記

唐の浜から27番神峯寺~神峯神社~海と空の展望公園~唐の浜ピストン

27番神峯寺は「まっ縦」と呼ばれる急勾配の山道の山頂付近に位置し土佐の国の「関所寺」です

関所寺は四国四県にひとつずつあって

*阿波の国⋰19番立江寺      *伊予の国⋰60番横峰寺 *讃岐の国⋰66番雲辺寺

「悪人は境内に立ち入ることができない」

邪悪な心を持つ者や行いが悪い者が関所寺に入ると弘法大師が仏罰を下すといわれています。

 

唐の浜津波避難タワーの前を通り10分ほど行くと よさこい秘話の由来がかかれていました

~♪土佐の高知のはりまや橋で坊さ~んかんざし買うを見た~♪

「僧の純信と駆け落ちして捕えられたお馬さんが 追放されてここ神峯の旅籠で奉公していた・・・」

神峯神社鳥居をくぐって参道をすすみます

稲田の景色の中、舗装道をくねくねと歩くので 覚悟していた「へんろ転がし」

というほどでもないです

一本道で丁石も設置されているので迷う心配はありません

ここから山道へ入ります

標石かな?  所々に出てきます

お寺に着いてこの日、初めて歩きのお遍路さんに出合いその方から

縦に「同行二人」と刻まれていると教えてもらいました

帰り道にじっくり見て「なるほどー」

お寺の仁王門と神社の鳥居がせめぎ合ってる!

27番神峯寺仁王門

金剛力士像 カラフルでおしゃれ(*‘∀‘)

あらゆる不浄を炎で浄化することから、今では「トイレの神さま」としても信仰されている

27番 竹林山地蔵院 神峯寺

手水舎・「神峯の水」・水子地蔵

土佐の名水:神峯の水、病気平癒の御利益があるそうです

お水をありがたく頂きました

冷たくてまろやか おいしかったです

みちびき大師像と本堂

経堂と仏足跡

本堂

地蔵堂

炎の赤が目をひく不動明王像 に見守られて大師堂へ

大師堂

大師堂の左側に 「弘法大師の誕生から入定までの軌跡を記した年表」が貼られていました

さらに石段を登って

神峯神社

燈明巌

上から見る 神峯神社

山頂まで道が続いていたので海と空の展望公園へと足を延ばしました

らくらくコース200m、とゆっくりコース300mと道が分かれていて

迷いましたが、らくらくの道は入口が荒れていたのでゆっくりコースへ!

思っていたより急な上り、整備されてはいるけれど、何か出てきそうな山の中の道、

辿り着いたところは綺麗に整備された静かな広場。車でも来れますがだれもいません。

展望がないので展望タワーの螺旋階段を登ると

この景色が見られます

室戸岬方面

足摺岬方面

誰にも会わずに同じ道を戻って 納経を済ませ

神峯寺で頂いた記念カード

往路を下り終えるとくろしお鉄道御免奈半利線を走る電車がみえました

歩きをメインに電車、バス、車、巡行船などを利用した遍路、無事に88札所打ち終わりました。

いたる所で地域の方々からの接待で食べ物や道案内、励ましの言葉を頂き感謝の気持ちでいっぱいです

通学の生徒さんの「こんにちわ」「大変ですね」「頑張ってください」の爽やかな声にも元気をいただきました

歩く道すがら見た田んぼの風景は 田植え前からはじまり、今は刈り取りが始まっています
鬱蒼とした山道、峠道、広がる砂浜と青い海
何百段の階段を登っての参拝

歩き遍路は海外からの方が多く
宿、すれ違い時に言葉が通じなくても 伝わるものがあり、たのしかった。
毎日楽しく歩けること、このように丈夫に育ててくれた
亡き両親に感謝する旅でもありました

つたないブログを読んでくださる皆さんにも後押しされ続けられました

皆さまありがとうございます

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四国遍路-土佐の国-9 25番津照寺・26番金剛頂寺

2024-09-17 | 日記

第25番 宝珠山真言院 津照寺

海で働く人の無事と豊漁を祈願して延命地蔵が安置され

地元では「津寺(つでら)」と呼ばれ親しまれている。

室戸港からすぐのところに山門があり、山門をくぐってかなり急な石段を登ります

山門と鐘楼門

写経大師尊像

石段の途中にある鮮やかな色合いの鐘楼門。別名「仏の灯台」とも呼ばれているようです。

門から見る景色が素晴らしく一服し、鐘を衝くのを忘れました( 一一)

石段の石

本堂

大師堂

津照寺で頂いたカード

中務茂兵 衛さんは道標石 二百三十七基建立

巡拝回数280回で生き仏と言われる

第26番 龍頭山光明院 金剛頂寺

24番札所最御崎寺が「東寺」と呼ばれるのに対し「西寺」と呼ばれています

厄除け階段  男坂、女坂

23番札所薬王寺と同じで、一段ずつ小銭を置いて厄払い。

仁王門

大師像と歌碑

《法性の 室戸といへど わがすめば 

有為の波風 よせぬ日ぞなき 空海》

稚児大師尊像

修行大師像はほとんどのお寺で見かけますが、子供のお大師像は初めてのように思います

奥にヤッコソウの自生地

鯨の霊を供養する碑

本堂

弘法大師と天狗が問答したという場所に建っている

大師堂

 「一粒万倍の釜」大師がお米を炊いたところ万倍にも増えて飢えた人を助けた

赤茶けて底がぬけている

がん封じの椿

室戸岬

金剛頂寺で頂いたカード

          ・・四国遍路-土佐の国-9 27番へ続く・・

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