岩社と甑岩
ご神体の「甑岩」
「越木岩」という字も使われますが、「甑(こしき)」に似ているので「甑岩(こしきいわ)」と言われるようになった。
「甑」というのは酒造りのお米を蒸したり、麻布の材料にする麻の茎を蒸したりする道具のことです。一度に沢山蒸すので、ものすごい蒸気を噴き出します。 「甑岩」はそのような形をしたとても大きな岩です。高さが12メートル、まわりは大人が手で繋いで30人分もあります
境内一帯、大阪城の石垣を築く際に鍋島藩・池田藩の砕石地であり、付近に残石があります。このご神体にも矢穴の跡(三角の石)と
池田藩の刻印が残っています。
≪ノミを打つたびに火花が散り、割れんとする岩の間より鶏鳴し真白な煙が立ちのぼり、
その霊気に石工達は岩もろとも転げ落ち倒れ臥した。如何にしても甑岩は運び出せなかったと言い伝えられている
-----神社パンフレットより---≫
東面一部分が変‼️石垣みたい。かえって調べたら 阪神淡路大震災でくずれて補強されていた。
大坂城の残石 左)鍋島藩・右)池田藩の刻印がある
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土社:地鎮の神様、大地主(おおとこぬし)大神をお祀りしています。
六甲山社:六甲山を拝み山の神を鎮め祭る
雨乞社
国土を干ばつから守り大地を潤してくださる貴船大神・龍神をお祀りしています。
北の磐座(きたのいわくら)
神前に進んだ際に、日が射すと願い事が叶うとも云われている
遥拝所
伊勢神宮・宮中三殿(皇居にある賢所、皇霊殿、神殿各社)を遥拝できます。
県の天然記念物に指定されている社叢は今、自生する藪椿がみごとです
白い椿も