お遍路 四国八十八ヶ所めぐりの体験ツアーに参加
信仰心や修行のためだけではなく、健康のため、ストレス解消のため等々…
人生に潤いを求めて四国遍路へ訪れる方が増えているそうで
2024年は4年に一度のご縁年。
逆に巡ると3周分の功徳があると言われるうるう年のお遍路旅の
体験ツアーのパンフレットを見て申し込みました。
バス車内で先達さんから、お遍路とは・・・から始まり
遍路用品、心得、札所参拝手順、読経方法などをおそわり、
順打ちでは結願となる88番から巡りました
第88番札所 医王山 遍照光院 大窪寺
開基:行基 創建:養老元年(717)
「山門」
胎蔵ヶ峰を背景にして建つ「本堂・阿弥陀堂」
「本堂」 本尊:薬師如来 真言:おん ころころ せんだり まとうぎ そわか
「大師堂」
「弘法大師像」
第87番札所 補陀落山 観音院 長尾寺
開基:行基 創建天平11年(739)
「山門」
山門の前に2基ある 「経幢」(元冠の役出征将兵の霊を慰める為に建てられた(国重文)
楠(香川の保存木指定)
甘納豆入りのおはぎをうっています
本堂を中心に護摩堂・大師堂
「本堂と大師堂」
本尊:聖観世音菩薩 真言:おん あろりきゃ そわか
地蔵像脇に静御前の剃髪塚
義経の側室静御前が得度、剃髪したお寺と知りました
第86番札所 補陀洛山 志度寺(ふだらくさん しどじ)
開基:藤原不比等 創建:推古33年(625)
「仁王門」(国指定重要文化財)
仁王像(運慶作)
五重の塔
「本堂」
本尊:十一面観世音菩薩 真言:おん まか きゃろにきゃ そわか
大師堂
焔魔堂
「奪衣婆堂」
志度寺の縁起には、子の出世のために命を投じた海女の悲しい伝説が伝えられていて
当時は「死渡(しど)道場」という名であったそうです
海女の墓は様々な形の石が積み上げられた珍しい形のお墓でした
最初の88番大窪寺では本堂と大師堂での参拝作法、読経に戸惑いましたが
徐々に慣れて、寺のさまざまな伝説、歴史に触れながら色々学んだ巡拝でした
*志度寺のすぐ前に常楽寺があり、ここに平賀源内のお墓がありました