絵本原画のコンクールで入選した作品を紹介する「ボローニャ国際絵本原画展(ボローニャ展)」が西宮市立大谷記念美術館で開催中です。
早く着いたので開館まで 水と緑のお庭を散策して お花や水琴窟の澄んだ音に癒されました
「午後の日」-岡本太郎
日本人4人を含む32カ国・地域の78作家の作品は
その国の特徴が表現されていたり、どこからこんな発想が湧くんだろうと考えさせられたり、数ある技法に驚いたり、とても楽しい時間でした。
入選者 矢部雅子さん考案の自分が王様になったことを想像し、その国の旗を制作するという
ワークショップキットの作品「私の国の旗」
絵本もいろいろ展示されていて、手に取って読むこともできるので 何冊か読みました
その中で 面白かったのが
好き放題に生き、欲しいものをすべて手に入れてきた海賊が殺され、海に投げ出されるところから始まります。
海の生き物たちが、海賊から宝石や服や、爪や目をとって着飾っていく面白い発想。
最初は「渡さない」と抵抗している海賊だったが、ものがとられていくたびに、考え方が変化して
なぜか怖さや悲しさが穏やかに美しいイメージに変わるラストでした
庭園と絵本、思いのままのしずかな時間を過ごせました
誘ってくれた娘に感謝。ランチタイムも楽しかった(*‘∀‘)