有馬温泉
スタート地点から本日ゴールする落葉山533mを望む
六甲山(新日本百名山、日本三百名山)は、神戸市の市街地の西から北にかけて位置する山塊で、瀬戸内海国立公園指定されています。6日に有馬温泉から魚屋道を六甲山最高峰にのぼり、大展望を楽しんだ後、番匠屋畑尾根から有馬三山(湯槽谷山・灰形山・落葉山)を縦走して有馬温泉にくだりました。
鳥地獄
虫地獄
かつて,温泉が湧き炭酸ガスが発生し,これに近づいた鳥や虫が死んだため、
いつしか土地の人々は鳥地獄、虫地獄、炭酸地獄と呼んでいました、今は石の標識だけが残っています。
ここを過ぎて 魚屋道にはいり最高峰へ登ります。
「住吉道・六甲山頂上ニ至ル」
魚屋道(ととやみち)の由来は
神戸灘の深江浜近辺で獲れた魚を魚屋(トトヤ)さんが有馬へ運ぶために利用していたからだそうで
六甲山でもっとも古い登山道といわれています。
灰形山619m(ととや道から)
キブシ
湯槽谷山 801m
六甲最高峰360℃の大展望で いつもなら記念撮影をする順番待ちの人がいますが
外出自粛で回りに7~8人の静かな山頂です。
三田方面
沢山の電波塔が建つ摩耶山
お弁当を食べているのも1家族。その時に「学校が5月連休明けまでお休みになるそう」とパパの言葉に
「やったー!」と小学生の男の子二人の元気な声がひびきました。
いよいよい⁇ やっと⁈「緊急事態宣言」が迫ったと、この先の不安を覚えながら一人でお昼休憩がながくなりました。
登りの「ととや道」と違って下山ルートはアップダウンの繰り返しです
ゆっくりしすぎてお迎えの時間に遅れてしまいそうになり極楽茶屋あとへと車道を急ぎ足ですすみますが
予定していた以上に時間がかかりました。
小刻みにアップダウンを繰り返して
番匠屋畑尾根4等三角点を通過
階段が続く急登をのぼり
湯槽谷山 山頂
「ピーチュー・ピーチュー・ピーチュー・と」何回も繰り返す鳴き声をききながら一休み
癒されます。この前教えてもらったのに、鳥の名前が思い出せません
近くの枝にとまりました。黒いネクタイがみえたので多分「シジュウカラ」だと
おもうのですが(写真は撮れなかった)
急降下~急登で
灰形山山頂
長く下った後の最後の落葉山へは、
距離はないけれど痩せた岩尾根が続き、両側が切り立っているので、バランスを崩さないよう
気を付けてあるきました。
落葉山4等三角点
無事に温泉街におりると善福寺のしだれ桜が満開でした。
登山口迄夫に送迎してもらえたので 静かな中歩きごたえのある満足の山行が出来ました。