~つれづれに~

♪ 歩くの大好き~山歩きで見た花 庭に咲く花のこと
 布・糸・針も大好き。 手作りのことなど・・・・・ 

雨飾山

2016-10-14 | 日記
13日 長野県北安曇郡小谷村と新潟県糸魚川市との県境にある ”360度の展望と 紅葉の美しい山”で知られる 雨飾山(あまかざりやま)
 前から登りたい山の一つで 紅葉の時期に合わせたツアーに参加しました。 が、紅葉も少し期待はずれ、雨の心配はないけれど 景色はガスで隠れたり現れたり かくれんぼのようで大パノラマはお預けです。


小谷村の雨飾高原キャンプ場から山頂を目指し 5時15分 ヘッドランプを付けてあるきはじめました。
 登山道には、1合目、2合目ではなくて 距離で400m毎、11箇所に「1/11」「2/11]と書かれた標識があります。
 
綺麗なブナ林 例年より色づきが遅いです。 (ブナ平で)

荒菅沢手前の展望所から雨飾山がみえました 

荒菅沢から 雨飾山 を見上げます 
                 

戸隠方面の山並

笹平から日本海が望めます 

笹平から見る雨飾山山頂 

「猫の耳」と呼ばれる二つの山頂で、双耳峰の南峰には標柱と二等三角点・山の神があり、 北峰には石仏が並んでいます

南峰山頂      北峰山頂


山頂からは360°の展望が望めるのですが この日はガスで真っ白!! 
あきらめてお昼ご飯を食べていると ガスの切れ間に 一瞬ですが次々と 西には、鹿島槍、五竜、白馬、雪倉、朝日と連なり 遠く槍が岳、南に高妻山、戸隠連峰が浮かびあがりました。つかの間ですが感動です。
雪化粧の白馬

山頂からの笹平 
  笹の中の登山道が少女の横顔を形とっている様に見える 笹平の登山道。「雨飾りの乙女」と称されていますが 少女の横顔に見えますか 

下山は 笹平まで戻り、糸魚川市の雨飾温泉へ長くて厳しい薬師尾根を下りました。
日本海側で積雪が多く群生するダケカンバも雪の重みに耐えています。 台風の影響か落葉しています


雪の多い薬師尾根は6~7月まで雪が残るので 6~7月に縦走すれば小谷側では夏の花、薬師尾根では春の花が楽しめる山。

標高が低い割には険しく 岩場の急斜面あり 晴天続きでもぬかるみの登山道が何箇所かあり、木の根、ガレ場と気の抜けない登山道の長い行程ですが もう一度登りたくなる 面白い山です。

山菜、岩魚、生わさびでいただく 信州牛、信州そばなど懐石料理に、源泉かけ流しの気持のよいお湯。山奥の山荘とは思えない旅館と 
雨もあがりそうになり あきらめかけていた 宿から少し離れた森の中の露天風呂にもはいりました。 小さな脱衣所しかない 入口に 「熊に注意」とあり、 熊に襲われ格闘されたたニュースの画面が思い出され お風呂に入っているときに 出てきたら どうすればいいの!!
にぎやかに 怖さも忘れておしゃべりの花が咲きました。
  画像は 雨飾荘のHPより引用しました


 前日の雨 (高い山は初冠雪)も上がり 25名全員無事に歩き終えた楽しい山旅ができたことに 感謝します。

帰りに立ち寄った フォッサマグナ 糸魚川温泉ひすいの湯の 大きな湯の花はびっくり!、てのひらですくってみると、ぷるぷるゼリーのようだった。

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