いつの間にか今年もあと二日。
今年は6年ぶりにフルマラソンを走りました。
5年に1度走っていたので 本当は去年に走りたかったのですが
還暦旅行のセントアンドリュースがあまりににも大きな位置づけだったので 今年になりました。
といっても、スローランナーの私 走らないといけない、でも無理・・・、
心の中での問答の繰り返しでした。
ところがいつの間にか 主人が
「大阪も神戸も申し込んだし」
ということで 大阪は二人とも落選、神戸は私だけが当選。
ものすごい勇気を振り絞って 主人の沿道サポートで走ることにしました。
今までも もう年だなあとか
思うようにいかなくなったなあとか
何か前向きになれないとか
ふと、気が付けば後退していく自分の気持ちを
5年ごとのフルマラソンは 前向きにしてくれてきたように思います。
ものすごく遅くても 自分なりのゴールにたどり着くこと
その喜びが次の5年をまた前向きにさせてくれていたと思います。
結果ネットタイムは5時間43分58秒で相変わらずスローながらもなんとか完走。
神戸の沿道の皆さんの声援も温かく
足がきつくなった35㎞からは
何度も見知らぬ沿道の方にエアーサロンパスをかけてもらいました。
手に持って立っていてくださるのです。
そして
「ここで完敗より、美味しい乾杯!!」
とかのユーモアに満ちた励ましのプラカード
私にとっては 大きな励みでした。
完走しないとおいしいビールが飲めない!!
そしてもう一つの励ましは
朝日新聞に載っていた有森裕子さんの前日のレセプションでの言葉
「6時間59分59秒まであきらめないで」
速い人だけがその喜びを味わえるのではないということです。
どんな人間にも数々のドラマがある。
神戸マラソン走って本当に良かったと思います。
大会関係者やたくさんのボランティアの方
こんな自分にも声援をくださった沿道の方
そして42㎞ずっと連絡取りながらサポートしてくれた主人に感謝。
この5年後に走れるかどうかは????ですが
一年一年、一生懸命歩いていきたいと思います。