京都つれづれなるままに

京都好きの旅日記。お寺、神社、グルメからスイーツまで!思いつくままに。

革島医院 一日限りの特別公開

2023年10月19日 08時50分00秒 | 日記
 10月15日は、まいまい京都のイベントで国の登録有形文化財に指定されている「革島医院」を見学しました。





11月1日から12日まで開催される"京都モダン建築祭"のプレイベントです。



大変な人気で最初の抽選はキャンセル待ちに、、、13時からの4回目が増設され秘蔵?の"えこひいき券"を発動?しての当選です。

革島医院は麩屋町通六角下ルにある革島医院は昭和11年(1936)に竣工した個人住宅兼開業医院です。

外観は銅板葺の円筒形の屋根に外壁はタイル張りとモルタルとの建物、正面南側にはハーフティンバーの洋館が印象的なモダン建築物です。









今回はツアー形式ではなく、スタッフの方から注意事項の説明の後に自由参観となっています。

建物の設計施工を請け負われた建築会社"あめりか屋"さんの社員をはじめスタッフの方々がおられ、質問に答えて頂けます。










外観は無論ですが、内部も医院当事のまま保存されていて、一階は受付や待合室、診療室、薬局、手術室などが残されています。









二階は入院患者の方の病室で"木"の温もりを感じます。
緑色のベルベットが敷かれたベッドは付き添いの方用だそうです。
そう言えば、昔は入院には家族が付き添って患者の身の回りの世話をしていました。

京都の市中に残る近代モダン建築、、、維持費が大変でしょうが、是非にも後世に残してもらいたい建物です。



パリーグ クライマックスファイナルステージ第1戦

2023年10月18日 18時02分00秒 | 日記
 10月18日は、京セラドーム大阪へ。



パリーグを3年連続して優勝したオリックスバッファローズ。
千葉ロッテを迎えてのファイナルステージ第1戦です。



ファンクラブゴールド会員先行販売の初日に購入しました。



特別始球式はなんとピッチャー能見篤史、バッター吉田正尚の豪華、豪華コンビ、、、
おふたりともNHKの解説をされるのでスーツで登場!



大事な初戦、、、山本由伸なので大丈夫だと思いますが、、、


丸久小山園 西洞院店

2023年10月18日 11時01分00秒 | 日記
 丸久小山園西洞院店は中京区西洞院通御池下ルにある老舗宇治茶老舗のひとつです。





江戸時代の元禄年間に茶に適した宇治小倉の里で茶の栽培と製造を手がけたのが始まりです。

現在でもその品種は高く評判され、裏千家や表千家をはじめ多くのお家元のお抹茶を作られています。





全国茶品評会で受賞した「天寿」と「千歳の誉」も販売されており、品質第一の茶づくりに徹しておられる老舗の茶舗です。





京町家の店内には、手前にお茶の販売、奥に茶房が設けられ、町家の中庭を眺めながら宇治茶とお菓子を頂く事が出来ます。









主菓子は三種類から選ぶ事ができ、この日は季節限定の"壺切茶"が出されました。



店内には茶室もあり、趣き溢れる店内です。

また、槇島工場では予約制で工場見学が出来ます。
500円のお買物券の購入が必要ですが、実質無料です。

直営店はここ西洞院店と京都高島屋、JR京都伊勢丹にありますが、茶房を併設されているのは西洞院店だけです。



興福寺 南円堂内陣公開

2023年10月18日 07時40分00秒 | 日記
 10月17日は、奈良興福寺南円堂へ。





西国三十三所九番札所としてよく知られている興福寺南円堂ですが内部は非公開で「大般若転読法要」が行われる10月17日のみ内部が公開されます。

奈良時代弘仁4年(813)、藤原冬嗣が父・内麻呂の追善の為に建立された八角形のお堂です。
何度か火災で消失し、現在の建物は江戸時代寛保元年(1771)に再建された建物です。




八角形の須弥壇には、ご本尊・不空羂索観音菩薩坐像がお祀りされています。
仏師・康慶による造立で、像高は3mを超える堂々たる観音さまです。(鎌倉時代・国宝)



ご本尊さまを守護する為に四方には四天王立像が配置されています。
(康慶作・鎌倉時代・国宝)



また、ご本尊さまの左右には法相六祖坐像がそれぞれ三体づつお祀りされています。
(康慶作・鎌倉時代・国宝)

お堂内はまさに国宝ワールドです。
一体一体、観賞しているだけでもため息が出るほどの写実性です。

20名程の人数で入堂するので長い時間いるのが出来ないのが残念ですが、こそっと堂内を二周しました。

これだけの国宝仏が観賞出来て拝観料は毎年変わらず300円です。
(物価高の今日、1000円の価値は充分にあると思います。)

なお、堂内は撮影禁止なので頂いた南円堂由緒書を掲載させて頂きました。





西本願寺伝道院 夜座(よるの法話)

2023年10月17日 08時01分17秒 | 日記
 10月5日の最終は西本願寺の伝道院での夜座(よるざ)に初めて参加しました。



夜座(やざ)と言えば、禅宗の夜に行う坐禅の事を言いますが、西本願寺伝道院での夜座(よるざ)は夜間に行われる法話の事を言います。



一階のホールで本願寺派のご住職の法話と伝道員と呼ばれる若手の僧侶の方の体験談をお話されました。





西本願寺伝道院は仏具店が並ぶ門前町にあり、赤いレンガが特徴的な建物です。

生命保険会社の社屋として明治45年(1912)に建てられ、その後、銀行や診療所なでを経て、現在は若い僧侶の教育施設として活用されています。








教育施設としては贅沢ですね。
設計は東京帝国大学教授の伊藤忠太、施工は竹中工務店による建物です。

レンガ造りで、インドイスラム様式のドーム、イギリス建築をイメージしたレンガ壁など様々な建築様式を取り入れた建物です。

国指定の重要文化財で通常、内部は非公開です。

この日も一階のみでの夜座(よるざ)で二階やその他の部屋への入室も出来ませんでした。
(西本願寺の施設のガードは硬いです。)



先日に伺った西洞院通にあるジェシタニ京都。



同じく西洞院通にある薮内家。

掲載の内部写真はネットからお借りしました。