10月15日は、まいまい京都のイベントで国の登録有形文化財に指定されている「革島医院」を見学しました。
11月1日から12日まで開催される"京都モダン建築祭"のプレイベントです。
大変な人気で最初の抽選はキャンセル待ちに、、、13時からの4回目が増設され秘蔵?の"えこひいき券"を発動?しての当選です。
革島医院は麩屋町通六角下ルにある革島医院は昭和11年(1936)に竣工した個人住宅兼開業医院です。
外観は銅板葺の円筒形の屋根に外壁はタイル張りとモルタルとの建物、正面南側にはハーフティンバーの洋館が印象的なモダン建築物です。
今回はツアー形式ではなく、スタッフの方から注意事項の説明の後に自由参観となっています。
建物の設計施工を請け負われた建築会社"あめりか屋"さんの社員をはじめスタッフの方々がおられ、質問に答えて頂けます。
外観は無論ですが、内部も医院当事のまま保存されていて、一階は受付や待合室、診療室、薬局、手術室などが残されています。
二階は入院患者の方の病室で"木"の温もりを感じます。
緑色のベルベットが敷かれたベッドは付き添いの方用だそうです。
そう言えば、昔は入院には家族が付き添って患者の身の回りの世話をしていました。
京都の市中に残る近代モダン建築、、、維持費が大変でしょうが、是非にも後世に残してもらいたい建物です。