子供の頃 よく見かけた「ガマの穂」を久しぶりに見かけました。
「因幡の白兎」の神話では 薬草としての効果が書かれており、サメに皮を剥がれた白兎が
ガマの穂綿に包まり 傷を治したとされています。
調べてみますと、確かに花粉に薬効成分が含まれているようです。
近くの池の こんなところで生育していますが 残念ながら「穂」の数は少ないです。
若い芽は、茹でて野菜のように食べることも出来るようですが、その他に「ウナギ」に纏わる話も!
「土用の丑の日」によく食べられる ウナギのかば焼き は、昔はウナギをぶつ切りにして、
「串焼き」にしていたようですが、その色と形が「ガマ(蒲)の穂」に似ているので「蒲焼」と呼ばれる
ようになったとの説もあります。 そう言われて見てみると、確かに似ていませんか?
また、この姿から白兎が包まって傷を癒したとされる「ガマの真綿」は連想しがたいのですが、
成熟した穂を手でしごくと 中から真綿のようなものが現れるようですよ。
「You Tube」に「ガマの穂、大破裂!」というタイトルで投稿されています。