盆の送り火としては 関西では京都の五山送り火が有名ですが 奈良でも「大文字焼き」が毎年8月15日に行われています。
京都のように色々な形は無いのですが 若草山の南にある高円山の中腹に 大の字が浮かび上がります。
この行事 終戦記念日に 戦没者の慰霊と世界平和を祈るために 1961年より毎年実施されています。
ビューポイントとしては 奈良らしい建物である 大仏殿 浮見堂 朱雀門等を手前に見れる場所が定番なのですが 混みます。
そこで 散歩コースでもある近くの公園の高台から見ることにし 虫よけ器具を腰につけ 懐中電灯を手に いざ出発!
ところが 到着すると 見学者の姿はなく 私一人だけでした。
8時になると 遠くの山に火が入り始めました。
火床の数は 煩悩に合わせ108個あり 字の大きさは最も長い2画目が164mもあるそうです。
で 写真を撮っているこの場所はというと 昼間はこんな感じの公園です。
約6km先に 大文字焼きの点火場所があります。
重装備で出かけたので 蒸し暑くはありましたが 良く見えて満足!
高台まで登らないと見えませんが 混むこともなく 見学の穴場ではないでしょうか。