おとろ日記

サンデー毎日な日々の生活を綴っています

大修復を終えて甦った国宝の三重塔!・・・薬師寺東塔 平成の大修復

2020年01月15日 08時26分46秒 | お出かけ

 西ノ京に所在する「薬師寺」は 世界遺産にも登録された大寺院で 奈良観光では外せないスポットなのです。
境内には 東西に一対の三重塔があり この地域のシンボルにもなっています。

 この内 薬師寺で唯一創建当時(1300年前)の姿を残し現存する「東塔」が2009年から10年以上かけて
耐震化を伴う大修理が行われ その間塔全体が覆い隠されていたのですが 漸く修理を終え覆いが取り外されました。
 落慶法要は4月~5月にかけて行われるようですが それに先駆け 様子見に訪れました。 

 駐車場に近い南門より入場しましたが すぐ近くに小さな神社が有り「孫太郎稲荷神社」と言います。

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 南門の外から塀越しに 二つの塔が はっきりと確認できました。
まずは1981年に復元された「西塔」で 色鮮やかな造りとなっています。

 

 一方 甦った「東塔」はこんな感じで やはり1300年の歴史を感じさせる重厚な造りです。

 

 門の向こうには 美しい仏さまで人気の国宝「薬師三尊像」が祀られている金「金堂」が・・・

 

 その向こうには 重要文化財「弥勒三尊像」等が祀られている巨大な「大講堂」が・・・

 

 境内のあちこちから 二つの塔を同時に眺めることができます。
これは 金堂の背面からの景観です。

 

こちらは 中門の回廊越しの眺めです。

 

 境内から外れても 田園の向こうに 二つの塔が・・・

 

 再度「東塔」を じっくり観察!

 

 新しく再興された華やかな西塔や伽藍も それなりに美しいのですが・・・

 やはり ここでの主役は 建設当時の姿をそのままに残す「東塔」で 二つの塔が揃ってこその薬師寺ですね。

 5月1日から翌年の1月17日までは 東塔の内部が一般公開されるそうですので 楽しみです。

 

 

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