年が明けて初めて 初詣も兼て奈良公園に出向きました。
1月28日からは春節が始まり中国から多くの観光客が来られると思われますので その前を狙っての訪問でした。
まずは「春日大社」参道に設置されている「石燈籠」からですが 苔やノキシノブが付着した様子が良い感じです。
これまで気付かなかった 基部に鹿がデザインされている石燈籠も見つけました。
春日大社の回廊に差し掛かると 神官と思われる方々が並んで階段から上がってこられるのに遭遇しました。
あとで調べてみると 毎月21日は旬祭が行われ神職による講話も聴けるそうです。
若草山の裾野に並ぶお店の軒先には まだ小正月の「餅花」が残っていました。
その後「東大寺二月堂」に向かいましたが 途中にある「手向山八幡宮」も覗いてみました。
この八幡宮は マスコットといえる「相対鳩」が石燈籠に張り付けられ 向かい合った鳩が「ハートマーク」を形成しています。
このユニークな鳩は当神社の神紋で 応神天皇が国内を平定する際に道案内をしたのが鳩であったという故事から来ているそうです。
お水取り(修二会)の際には多くの見学者がお参りされる「東大寺二月堂」もこの時期は参拝客もまばらでした。
その他 散策中に出会った印象的な景色としては 木の間から太陽光が差し込む趣ある瞬間も・・・
また 数少ない花の中で「蝋梅」が咲いていました。
公園内を散策してみて 春節前に加えて寒さ厳しい時期でもあり 今は一番観光客が少ない時期なのでしょうね。
その分 春日大社や東大寺をゆったりと巡ることが出来ました。