徳島県鳴門市にある「大塚国際美術館」は世界の名画複製品を一堂に展示しており 最近話題の美術館です。
この複製品は焼き物のため 直接手で触ることが出来るのが特徴で この「陶板名画」を制作している工場が信楽にあり
予約を入れて ショールームを見学させて頂きました。
その会社は「大塚オーミ陶業」で 大塚製薬を始めとする大塚グループ会社の一つで 昭和39年から陶板を制作され
大塚国際美術館は 大塚グループの創立75周年記念事業として設立された床面積約9,000坪の陶板名画美術館です。
到着すると 中々立派な工場です。
まずは ロビーで案内担当の方から説明を受けましたが そこにも加山又造氏作品の巨大陶板複製品が展示され・・・
展示ショールームには 誰でも知っている高名な作家の名画複製品が多数展示されています。
これは 平山郁夫氏の作品「仏教伝来」でした。
次は レオナルド・ダ・ビンチの「最後の晩餐」の修復前と修復後の複製品で 左側が修復後原画だそうです。
ピカソの作品も数点展示されていましたが 著作権の関係で撮影はNGでした。
こちらは 高松塚古墳の「飛鳥美人図」の複製品で 貴重な文化財遺産保存技術としても貢献しています。
また 三次元複製技術を用いた 国宝の壺や 高野山の弘法大師像も忠実に複製されています。
また テラコッタと呼ばれる建築装飾作品も 全国各地と建造物で実用化されているそうです。
最後は 信楽伝統産業会館に展示されていた 青色が魅力的なフェルメイルの「牛乳を注ぐ女」等の複製品です。
大塚オーミ陶業さんの陶板作品はいずれも 本物と見間違えるほど見事な出来栄えで 大満足!
早いうちに「大塚国際美術館」見学を計画したいと思いました。