毎年子供の日には 萬葉植物園内で「雅楽会」が催されます。
春日大社に伝承される王朝の雅楽「管絃」及び「舞楽」が 水に浮かぶ浮舞台で奉納されるのです。
管絃では「笙」や「篳篥」や「楽琵琶」といった珍しい古典楽器が演奏されます。
舞楽では子供の日にちなんだ 小学生による舞や・・・
古楽保存会の方々による舞も奉納されます。
カラス天狗のような面を着けた舞もありました。
周りはツツジや藤が綺麗に咲き誇り 水に浮かんだ趣ある舞台とも相まって・・・
優雅な一時を楽しむことが出来ました。
藤の開花情報に合わせて 今年も春日大社へと！
大社には有名な「砂ずりの藤」があり 丁度見頃になっていました。
これを見て 期待を高めて藤の園である「萬葉植物園」へと向かいました。
この藤園には 約２０種類２００本もの藤が植えられており 早咲きから遅咲きまで順次開花していきます。
園内に入ると 今まさに満開状態で「ジャコウ藤」の芳醇な香りに包まれていました。
珍しい種類の「黒龍」や長く垂れた優雅な「九尺」等 見渡す限り花だらけでした。
例年より美しいように思われ 今年は藤の当たり年かも！
おまけは 新緑と春日大社のコラボ！
さすがゴールデンウィークで 天候も良かったので それなりの人出がありましたが・・・
今年の藤の花には大満足でした。
金剛山の山野草 今年は少し開花が遅れているものの それなりに咲いていました。
また 遅れている分 例年なら終わっている花も咲き残っていたり・・・
まずは花木からで ロープウェイ山頂駅周辺の「山桜」はまだまだ良い感じ！
「シャクナゲ」も綺麗に咲いていました。
続いて山野草ですが 印象に残ったものをいくつか紹介します。
終わっているかなと思っていた好きな「カタクリ」もまだ咲いていてくれました。 ラッキー！
他の青い花では 「エンゴサク？」！
白い花では 葉の形が家紋ににている「ミヤマカタバミ」！
「シロバナネコノメソウ？」！
「ミヤマハコベ」！
黄色い花もいくつか咲いていましたが 「フウロケマン」！
他には 「ハルトラノオ」！
まだ蕾ですが「エンレイソウ」！
また 花ではありませんが 登山道には倒木が狭い道をふさいでいる こんな場所も・・・
さわやかな風が吹く絶好の登山日和ではありましたが 沢下りは年々きつくなってきています。
あと数年は 体を鍛えて頑張らねば！
金剛山登山の楽しみの一つは 野鳥の観察なのです。
山中には何箇所か餌場が設けられているようですが 今回は葛城神社近くの餌場で待つことにしました。
餌台に餌を置いて カメラを向けてしばらく待っていると 色々な鳥が近くまで来てくれるのですが・・・
鳩以外は中々餌台に乗ってくれません。
小一時間待ったところで やっと「ヒガラ」が乗ってくれました。
樹上にとまった鳥達は 私のコンパクトカメラでは焦点が合わず ピンボケ写真しか撮れません。
そこで 同行のＯさん登場！
さすが写真の師匠だけあって 上手に撮ってくれましたので 写真を借用して紹介します。
まずは「カケス」
「ヤマガラ」
「シジュウガラ」
「ゴジュウカラ」
最後は私のピンボケ写真で 名前はわからないのですが こんな鳥も！
他にも ピーナッツを乗せたＵさんの手の上や帽子に止まった鳥もいたのですが シャッターチャンスを逃してしまいました。 残念！！
ここの野鳥はかなり人馴れしていて いつ来ても集まってくれそうですよ。
今年も 山野草好き仲間と新緑の「金剛山」をハイキング！
お目当ては この時期しか見られない「ニリンソウの群生」の観賞でした。
群生地は山の中腹の谷間にあるのですが 今回は登りはロープウェイを利用しました。
今年は開花が遅れているとの事で どうかな？という気持ちもあったのですが・・・
目的の「カトラ谷」に到着すると 満開一歩手前ではあるものの 斜面一面真っ白な花畑が広がっていました。
中には 薄っすらとピンク色が混じった花も見られました。 中々可愛い！
おまけは 今回はあきらめていたところ 下山終点近くでやっと見つけた「イチリンソウ」です。
ニリンソウによく似ていますが 葉の形が違うのと 花は少し大きいのが見分けるポイントです。
当金剛山散策ではニリンソウ以外にも 多くの山野草 野鳥との出会いがありました。
追って報告します。
いつもの散歩道の川沿いにも様々な草花が咲いてきました。
その中には栽培種が紛れ込んだと思われるものも多く これが中々可愛い花なのです。
まずは白い「シラー」が咲いていました。
続いて 我家の庭でも見かけたような「スノーフレーク」でしょうか？
次は「ハナニラ」！
小さな花ですが「ノジシャ」の群生です。
いずれも小さい花ですが 自然の中に咲いていると中々趣がありますね。
見つけると 散歩の楽しみも増しますよ。
