2015年10月30日発売予定Us:Trackデビュー作「恋×シンアイ彼女」の体験版をプレイしました~。
恋×シンアイ彼女 概要
この作品は、春から3つの学校が統合した『御影ヶ丘学園』に通う小説家希望の文芸部部長・國見洸太郎が、2人の女の子と再会するところから始まる初恋をテーマにした恋愛劇です。
特に変わった部分はなく、普通の日常系って感じですね。選択肢は多目ですが、それほど難しくはない・・・かな?
ちなみに、体験版のメインシナリオ部分は4月までが共通で、それ以降は選んできた選択肢によって変わります。星奏&彩音、ゆい&凛香で分かれるっぽい?最後は4人のヒロインの個別ルートを少しだけ見られます。ただ、共通ルートでも後半は話が飛んでるので(文芸部存続の話が丸々抜けてます)、共通ルートはもう少し長いのかもしれないですね。
ちなみに個別ルートの方はシーンリプレイの方ですぐ見られますが、1度メインシナリオの方で見ていることが条件になるので、いきなり見られる・・・というわけではありませんw
恋×シンアイ彼女 体験版 あらすじ
春になり新学期。春から3つの学校が統合した『御影ヶ丘学園』に登校した主人公・國見洸太郎は、登校途中で5年前に転校した幼馴染・姫野星奏に似た女の子と目が合います。その子はかつて洸太郎がラブレターを渡して返事を貰えなかった幼馴染の面影があり、洸太郎は驚きますが気が付くとその女の子はいなくなっていました。
学校に着き、友人の貴志涼介と会い、一緒にクラス分けを確認すると・・・2人は同じクラスでした。それと同時に洸太郎は懐かしい幼馴染の名前を同じクラスで発見します。教室に向かうと自分の隣の席にはその幼馴染の星奏の姿がありました。反対側の席には前の学校の同級生だった新堂彩音がいましたが、このときの洸太郎は星奏との再会があったせいかその存在に気付いていませんでしたw
星奏と再会したことで、未だ初恋を引きずる洸太郎はますます過去に引っ張られるようになります。更に星奏が以前一緒に遊んでいた頃と同じように接してくるため、否応なしに意識してしまいます。一方、彩音の方は何か洸太郎に対して怒ってるらしく、話しかけてもそっけない態度を取られていたため、洸太郎は自分が何をしたのか見当もつかず困惑します。
ある日、生徒会から文芸部が呼び出されます。途中、花壇のところに小さい女の子がいましたが洸太郎に声をかけられると驚いて走り去ってしまいます。その後、生徒会室に行くと生徒会長の四條凛香から、学園統合にあたりクラブ再編する必要があり、実質部員1人の文芸部は他校の文芸部と統合されるか廃部になると言い渡されます。ただ、2日以内に部員を4人集めることとでひとまずの部室問題は解決すると言われ、洸太郎は部員集めをすることになります。
放課後ばったり会った星奏を何気なく誘ってみたところあっさりOKを貰います。翌日、星奏が正式に文芸部に入部。昼休みには彩音にも事情を話しますが、文芸部を残す理由を問われて答えに詰まる洸太郎。洸太郎が文芸部を残そうとした理由は、昔星奏と一緒に御影ヶ丘学園の文化祭に行ったときに彼女と「いつか入ってみたいね」と約束していたためでした。
翌日、洸太郎は初恋の相手が星奏であることを彩音に話し、それが文芸部を残すことと関係していると話します。彩音もまた、専門コースから進学コースに変更して、洸太郎に怒ってた理由を話します。そして、放課後になると彩音は洸太郎に「バカ」と書いた入部届を出し文芸部に入部します。
部員が集まらなければ廃部という状況の中、未だ部員が足りない文芸部でしたが、クラスメイトの涼介と志乃が準部員となることでひとまず部室から追い出されることはなくなり、その日は遅くまで洸太郎がいつも通っている喫茶店で歓迎会をして交流を深めていくのでした。
部室問題は当分の間回避した文芸部。しかし、新入生歓迎会で部員を募集しなければならなかったため、洸太郎が御影ヶ丘町をテーマにして小説を書くことにしますが、自分の住んでる街のことを何も知らないことに気付いた洸太郎は星奏の街案内も兼ねて休日に一緒に街を歩き回ることにします。そして、休日は2日とも星奏と一緒に行動し、図書館で街の歴史について調べた洸太郎はプロットを書きます。
プロットを読んだ文芸部員たち。彩音からはダメ出しがあったものの、概ね好評で映研部員でもある涼介は自分たちの映画に脚本として使えないかと映研の部長に相談しに行きます。洸太郎が脚本、彩音が衣装、星奏が作曲を担当するということで話がまとまります。それから脚本を書いたわけですが・・・何故か話が飛び、新入生歓迎会まで終わってますw その後はその時点で好感度が1番高いヒロインの個別ルート導入部分が見られます。
恋×シンアイ彼女 感想
エロゲに多い『とにかく個性的なキャラが賑やかに』っていうのではなく(まぁ1人賑やかなのがいるけどw)、なんだか落ち着いた雰囲気と言いますか、それぞれの初恋を巡っての甘酸っぱい感じのある青春日常系って感じです。すごく普通の恋愛模様を描いている・・・等身大って言えばいいのかな。そんな感じなので、所謂ラッキースケベとかそういうラブコメの定番っぽい展開はありません。
それは一見すると地味な印象になるんですけど、エロゲではなく恋愛小説を読んでいる時みたいにっていうと大げさかもしれませんが、少しずつ物語に引き込まれていく感じが良かったですね。体験版にしては結構長めなんですけど、気が付いたら終わってました。まぁ最後は宣伝も何もなく唐突にメニュー画面に戻るので「あれ?終わり?」って感じでしたがw ちなみに宣伝はゲーム終了時に見られます。
ただ、2大ヒロインとの再会から始まっている物語だったせいか、それぞれの過去が主軸になっていて(星奏視点の話はありませんでしたが)、妙に回想シーンが多くて作中の話は大して進んでないんですよね。ただ文芸部が再出発しましたっていうだけで。話が飛んでいるのかどうか分からないけど、映研との共同出展の話もいつの間にか終わってるしw 星奏や彩音との思い出の回想シーンで終わってる感じです。星奏のシーンリプレイなんかは過去編だけで終わってるしw
それと、初恋がテーマというだけあって、主人公の初恋の相手である星奏と主人公と親しくて主人公に対して初恋をした彩音はメインシナリオにガッチリ食い込んでる感じですが、ゆい&凛香はゲストヒロインっぽい感じなんですよね。それがちょっと気になりますが(共通ルートの途中の分岐でゆい&凛香がメインになりますが、それまでずっと星奏と彩音のことに触れてただけに、それはそれでなんか違和感があったw)、まぁ星奏と彩音の2人に焦点を当てればテーマとしてしっくりくるかな。あと・・・主人公がヘタレかもしれません。それは個別ルートに入ってから判断したいと思いますが、その片鱗を見せているという点は気に留めておいた方がいいかもしれませんw
この後の展開の話になりますが、個人的には主人公のヘタレさから三角関係がこじれなければ良いなって思いました。そこだけ気になります。三角関係ってあんまり良いイメージがないのでw 彩音編のシーンを見た感じでは星奏はこっそり失恋するって感じに見受けられるので大丈夫なのかなとは思いますが・・・。
ヒロインの印象ですが、先ずは姫野星奏。再会系幼馴染。マイペースでちょっと天然入ってる女の子。とてもゆるくてふわふわしてる感じですぐ懐いてくるので一見チョロそうに見えるけど、マイペース過ぎて逆に何を考えているのかちょっと分からないところがあるかなw 何も考えてないかもしれないけどw でも、いつも一緒にいて、いつも笑顔なところが良いですね。ほっこりする。癒し系かな。まぁぶっちゃけると、モロ私の好みw
続いて新堂彩音。ツンデレです。もうそれしか言うことはない(爆) 主人公のことを意識してるけど素直になれない、そんな感じ。スタイルは抜群に良い。見ていてニヨニヨする子ではあるw
3人目は小鞠ゆい。ロリっ子枠。妹の友達というポジションで主人公に惚れているのがすぐ分かるくらい反応が素直な女の子。とにかく可愛いw ただひたすら愛でていたい感じ。父親の気分になれそうな後輩ヒロインですねw 主人公が鈍感すぎるせいか会話がかみあってなく、あいちゃんが空回りしているところは応援したくなるかな。星奏とは違う意味でほっこりする癒し系w
最後は四條凛香。巨乳枠。星奏や彩音も大きいけど、1番はこの人でしょうw 三校統合により色々気苦労が絶えない生徒会長。クールで柔軟な考えが出来る大人な雰囲気のある先輩。しかし、ちょっと人をからかうのが好きな困ったい一面を見せるときがありますね。Sっ気なのかなw
サブキャラとして女性キャラは他にもいますが・・・気になったのは、やはり実妹の菜子ちゃん!世話焼き好きで兄のボケに付き合う柔軟性もあるしっかり者の妹。しかもツインテールでたぶんブラコンw 妹に欲しいと思いましたw あとは、あいちゃんの姉の愛美さんですね~。落ち着いた雰囲気のお姉さんなのでちょっと甘えてみたいですw この2人のルートはないのでしょうかw
とにかく、星奏ですね~。ゆるふわなところが非常に私好みですw ツンデレな彩音も良かったですね。おっぱいも大きいしw ゆいちゃんは見てて和むというか応援したくなる頑張り屋さんなところが可愛くて良かったです。まぁつまり、ヒロインは割と良い印象でした。サブキャラの菜子ちゃんや愛美さんも好みですし!
あとは、音楽も結構良いと思います。作品の雰囲気に合った落ち着いた曲が多かったかな。オープニングテーマも結構好き。まぁ結論から言うと、共通ルートの雰囲気は割と好きだったので、製品版が楽しみです!・・・特典はもちろん星奏でw まぁ実は早期予約キャンペーンが通販でも適用されてたので1個だけ抑えておいたんですけどね(爆)
「恋×シンアイ彼女」の製品版のあらすじ・感想はコチラ↓
【新堂彩音編】【四條凛香編】【小鞠ゆい編】【姫野星奏編】
「恋×シンアイ彼女」の公式サイトはコチラから↓
やはり、星奏が1番好きだなぁ(*´Д`*)